SANKO(さんこうの家) 丹生まさのり です。
8/6日大阪で行われた勉強会「改正省エネ基準2013」について学びました。
基本的な国の意向は、
2013年 低炭素建造制度により基準改定。先進的エネルギーの評価基準を定める。
↓
2020年 すべての住宅・建築物の省エネ基準への適合義務化
↓
2030年 すべての住宅・建築物のゼロ・エネルギー化
今回の2013年改正内容は
1 地域区分が6区分⇒8区分へ
2 暖冷房負荷(Q値)基準 ⇒ 外皮平均熱貫流率基準へ
3 夏期日射取得係数基準 ⇒ 冷房平均日射熱取得率基準へ
4 外皮性能・設備性能等を加味した一次エネルギー消費量基準を新規追加
なぜ改正されたのか?と言うと今までは、
☆外皮断熱性や設備の性能を建物全体で一体的に評価できる基準になっておらず、建築主や購入者等が建物の省エネ性能を客観的に評価しにくかった。
☆住宅と建築物では省エネ性能を評価する指標や地域区分が異なる。
☆省エネ効果以外にも、太陽光発電の自家消費について積極的に評価する必要がある。
☆外皮の断熱性能のみを評価する基準となっており、省エネ効果の大きい冷暖房、給湯、照明設備などによる取り組みを評価できない。
と言った課題がありました。
そこで新たに指標として導入されたのが、一次エネルギー消費量。住宅もビルも、建物全体の省エネ性能を評価する基準に一本化し、総合的に評価できるようにしたわけです。
つまり、燃費の良さというモノサシができることで、住宅を比較検討しやすくなり、燃費優れた住宅を判別できる訳です。
私たちが手がける SANKO(さんこう)の家 では、2030年に国が移行したいと考える 「ゼロ・エネ住宅」が基本仕様となっております。
ですので、計算プログラムをつけるのと断熱性能計算を変えるだけで国の改正基準へ移行できそうです。(´▽`)
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岡山で太陽光発電と高気密外断熱の注文住宅を専門に手がける「SANKO(さんこう)の家」