【コロナ・花粉対策に適した家ってどんな家?】
換気ができる家
コロナ禍の中ですが、冬になり風邪も大流行していますね。
インフルエンザも出てくるこの季節。
対策として「換気をするように」と言われていますが…。
ただ、冬に窓を開けて換気をするのは寒くて辛いのが正直な感想です。
しかも、窓開け換気でどれぐらい換気が出来ているのか?
どれぐらい窓を開けっ放しにしておけばいいのか?
目安が分からない方も多いと思います。
では、換気が出来る家とはどんな家でしょうか?
換気ができる家や風通しが良い家とは?
家づくりで色々なハウスメーカーや工務店選びをしていると、
「風通しが良い家」や「換気が出来る家」などと謳われているお家もありますが、
窓を開ければ本当に換気ができるのでしょうか?
窓を開けて換気ができる条件は、次の2つが満たされている場合です。
(1)風が通る道が家の中にできていること。
当たり前ですが、家の片側の窓を開けるだけでは風は通りません。
両側の窓を開けることによって、風の流れ(風の通り道)ができないと換気はできません。
(2)風があること
家の両側の窓を開けても風が通るとは断言できません。
なぜなら、無風時は風そのものが通らないからです。
では、換気扇をつけっぱなしにしていたら換気ができるのでしょうか?
残念ですが、換気扇はその周辺の空気を吸っているだけで部屋全体の空気の流れは作ってくれません。
あえて言えば、換気扇の対角線上の窓を開けば換気はできるかもしれません。
それも微々たるものでしょうが…。
換気ができる家では一年中しっかり換気ができるの?
では、条件さえ整えば1年中換気ができるのでしょうか?
年々暑くなるといわれる猛暑の時期は?ジメジメした梅雨の時期は?
寒い真冬の時期は?花粉の時期は?
特に花粉は色んな種類がとんでいますので、年中症状に苦しんでいる方もいらっしゃいます。
一般的に気候が良いシーズンとしては、4~5月、9月下旬~11月上旬の100日強があげられますが、
上のような窓を開けることができない(窓を開けたくない)時期を差し引いたら、
一体年間で何日窓を開けて、かつ快適に過ごす日があるのでしょうか?
そう考えると、窓を開けて快適に過ごせる日の方が圧倒的に少ないですよね。
換気ができる家にPM2.5や花粉は入らないの?
では、窓を閉め切れば、黄砂やPM2.5、花粉は部屋には入らないのでしょうか?
実はここで関係するのが家の気密性なんです。
気密性が悪い=隙間が多い家は、その家の隙間から汚れた空気が入る可能性があります。
これから家の建築を考えている人へは換気のできる家がおすすめです。
これから近い将来家を建築することをお考えの方には、
「高気密高断熱」住宅を選ぶ事を私たちはおすすめします。
PM2.5や花粉症で家でもマスクを外せない方でもお家では
目がかゆくならず、くしゃみもない。
花粉症だったことを忘れて過ごせる…そんな夢のような暮らしができます。
バッチリ気密工事が行えている高気密高断熱住宅であれば、
隙間から花粉・PM2.5も入ってこない。
また、換気システムを設置し24時間、常に計画的に換気を行うことで
窓を閉めたままでも十分に換気が行えます!
しっかりと気密がとれている高気密高断熱住宅を建てることで、
窓は閉めたまま…だから「換気をすると寒い」という悩みが無くなります。
※しっかりとした気密については…高性能住宅を建てる際の注意点と一緒に、次回お話させていただきます。
いかがでしたでしょうか?
コロナだけでなく、インフルエンザなどのウィルスや風邪が流行る今だからこそ、
お家の気密について考えていかなければいけないと思います。