外断熱

スタッフブログ

2021.06.07

太陽光発電システムって実際どうなの?

太陽光パネルを乗せる予定はありますか?

太陽光発電システム。これから家を建てる方もそうでない方も気になりますね。

特にこれから家を建てる予定の方は、乗せるかそうでないか悩まれている方も多いのではないでしょうか。

売電価格は年々下がっています。

2019年2020年2021年
26円21円19円
※1kwh当たり、消費税等相当額込み ※中国電力の買取価格

その中で、本当に太陽光パネルを乗せるメリットがあるのでしょうか?

そもそも、建築を考えている工務店やハウスメーカーで乗せることを勧められなかったなど、様々な方がいらっしゃると思います。

その中で、太陽光パネルを乗せることのメリットやデメリットが具体的に分かる方は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。

今回は太陽光発電システムについて、一緒に勉強していきましょう。

太陽光パネルを乗せることについて

太陽光パネルを乗せるためには何が必要になると思いますか?

当然、屋根が必要になりますね。

ではその屋根の材質はどんなものが良いのか、考えたことはありますか?

前回お話ししたように、屋根の材質も様々な種類があります。

太陽光パネルを乗せるのには丈夫で、屋根材自身が軽いものであることが必要です。

丈夫であることは言わずもがな、太陽光パネルの重さに耐えられるためです。

屋根材自身が軽いものである必要は、家への負担に関係しています。

仮に瓦屋根にするとなると、太陽光パネルと瓦の重さで家自体には1000㎏超の負荷がかかってしまいます。

もちろん家ですからそれなりの重量に耐えられる構造を取ってはいますが、あまり重いものが上にくると、躯体にかかる負荷はもちろんのこと重心が高くなってしまうので、耐震性が低くなってしまいます。

このように、太陽光発電システムと屋根材の関係は切っても切れないものなのです。

太陽光パネルを乗せようかどうしようか、迷っている方は是非参考にしてみてください。

太陽光発電システムを乗せるメリット・デメリット

太陽光パネルを乗せることのメリットは何だと思いますか?

売電できること・・・・とお考えの方も多いと思います。

もちろん、それもメリットの一つです。

しかし太陽光パネルを乗せるメリットはそれだけではありません。

・太陽光パネルを乗せるメリット

まず、日中発電した電気を使用することで電気代を抑えることができます。

蓄電池を使用すれば、日中溜めた電気を夜間使うこともできます。

また電気代自体も高騰傾向にあるので、自家発電ができた方がより経済的です。

上にあげた蓄電池も、太陽光発電の普及に伴って価格が少しずつ下がると予想されています。

更に電気自動車もこれから増え、いつかガソリン車は無くなるだろうと言われています。

この電気自動車に日中発電した電力を溜めておいて、夜間に使用したり普通に自動車の走行に使用することもできます。

発電する→使う→余った分を売る、といったサイクルです。

特に岡山は晴れの日が他県に比べ多いので、メリットは大きいです。

これからの時代、電気は買うのではなく自給自足が求められてきています。

国として、世界として再生可能エネルギーを唱える声が大きくなっているのです。

・太陽光パネルを乗せるデメリット

ずばり、初期費用が掛かってしまう事です。

どのメーカーのパネルを使うか、どのくらい乗せるのかによりますが、太陽光パネルを乗せる工事は100万円を超える金額になります。

決して安い買い物ではありません。

建てようとしているお家が、この太陽光発電システムのデメリットを補えるかどうか?というところを注目してみてくださいね。

ゼロエネルギー住宅(ZEH)

昨今騒がれているゼロエネルギー住宅。

この「ゼロエネルギー」とは太陽光発電量と住宅設備で使用している電力(冷暖房、換気、照明、給湯)=一次エネルギーとの差し引きが0になるということ。

国が定めたゼロエネルギー住宅の基準

でも、家で使っている電力は本当にそれだけですか?

PCやスマホの充電、テレビ、洗濯機、冷蔵庫・・・数えてみれば山ほどあります。

それらの分は?・・・このゼロエネルギー住宅では考えられていません。

もちろんガスを使用している場合はこれにガス代も入ってきます。

単純にゼロエネルギー住宅と言っても、考えないといけないことは沢山ありますね。

太陽光発電システムにまつわるアレやコレ

ここまで太陽光パネルを置くことのメリットデメリットや、ZEHについてお話ししました。

ここで皆さん気になっていることがあるのではないでしょうか・・・?

Q.太陽光パネルは何年で買い替え?(パネルの寿命)

A.太陽電池については、半永久的に発電することが可能です。

えっ!と驚く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現在の太陽光電池は耐久性がグンと上がり、半永久的に発電することができます。

30年前に設置された太陽光パネルが今も現役で動いている所もあります。

もちろん、経年による発電量の低下はありますが・・・。

また、発電した電気の直流を交流に変換(家庭で使えるように)するパワーコンディショナーは10年~15年程で交換する必要があります。

Q.太陽光パネルはどんなメンテナンスが必要?

A.メンテナンスは特に必要ありません。

昔は1年目、5年目、9年目と定期点検が必須となっていました。

しかし機器の性能も向上し必須ではなくなりました。

メンテナンス自体は必要ありませんが、毎月1度は発電シミュレーションと発電モニターで発電量の差異を確認するのが良いでしょう。

シミュレーションと比べて3割以上少ない場合は不具合が発生している可能性も考えられます。

もちろん、天候の影響も考えられますので必ずしも不具合というわけではありませんが、気になった場合はお家を建てた会社へ問い合わせてみてください。

Q.売電価格が下がっているのにつける価値あるの?

A.もちろんあります。

上でもお話ししましたが、電気代の高騰や将来の蓄電池(電気自動車)導入のために、太陽光発電の導入はもはや必須とも言えます。

今現在ではなく、これからの事を考えると太陽光パネルの設置を強くお勧めしています。

いかがでしたか?

太陽光発電システムにまつわるアレコレ、少しでも解決できていれば嬉しいです。

より詳しい話をご希望の方は、ぜひSANKOが主催する太陽光のセミナーにお越しください。

イベントの情報は随時更新しています。

考えるのは住んだ後の事

SANKOでは太陽光パネルを乗せることを推奨しています。

それはSANKOの家の性能の良さからです。

気密換気のお話の時にも挙げたように、気密が良ければ換気の効率が良く、気密と断熱が良ければ冷暖房の効率が良いです。

冷暖房の効率が良いという事は、お家を過ごしやすい温度にすることにそう大したエネルギーを使う必要がない、という事に繋がります。

換気についても同じことが言えます。

SANKOが標準として使用しているのは第三種換気システムです。

第一種と違って排気のみに電力を使用しますので、大きなエネルギーは使っていません。

それは偏に、SANKOの家の気密が良く給気にエネルギーを使う必要がないからです。

それだけ効率のいい家だからこそ、「太陽光発電システム」は生きてくるのです。

SANKOの家のほとんどはオール電化のため、生活で使用するものすべてを電力で賄っています。

一次エネルギーで使用する電力が少なく、かつ発電も行っていますので日中は太陽光パネルで発電した電力を使用しています。

更に蓄電池を使用すれば、夜間にもその電力を使うことができます。

余剰分はもちろん売電に回すことができますね。

そうすると、電力会社から買っている電力量よりも売っている電力量が上回ったり、イーブンの状態になります。

つまり、完全に電気代が0になるのです。

太陽光発電を乗せた一般的な住宅で、仮に月11,000円の電気代を支払っているとしましょう。

そうすると年間で132,000円。この先50年暮らすと実に6,600,000円を電気代に費やすことになるのです。

片や電気代に600万以上を支払うお家。

片や電気代が全くかからないお家。

この二つの家の違いはいったい何なのでしょうか?

それは、上に挙げたような気密や断熱性能の良さだったり、効率的な換気や冷暖房等による差なのです。

これが本当の意味での「ゼロエネルギー住宅」というものではないでしょうか?

SANKOでは、こうした「住む前にかかるお金」ではなく、「住んだ後にかかるお金」について考慮した家づくりをしているのです。

※2020年1月にお引き渡しをしたSANKO OB様の実例 ※1年間の売買電力の収支結果

真のゼロエネルギー住宅を見に来てください!

ここまでいろんなお話をしましたが、実際文字で書いてあると「そうかも?」と思ったり「本当に?」と疑ってしまったりすると思います。

これに限っては体感するよりありません。

SANKOではこの家が標準仕様です。

一歩足を踏み入れるだけで分かるSANKOの家の快適さを是非体感しに来てくださいね。

ご予約は下記のリンクから受け付けています。

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その性能を体感しにお越しください。

2021.05.18

屋根や外壁の材料は何にしようか?

屋根には何が使われているイメージがありますか?

突然ですが、屋根の材料は何があると思いますか? 瓦?それとも茅葺屋根のイメージですか?

よく見かける、何の材料か分からないけど屋根と言えば・・・というようなものですか?

屋根材と言っても種類は様々です。

瓦、スレート、ガルバリウム鋼板、アスファルトシングルなどなど・・・聞きなれない言葉やあまり目にしたことのない(と思っている)材料も多いですね。

瓦も粘土製かコンクリート製かで分かれますし、スレートとはカラーベストやコロニアルとも呼ばれているセメント製の屋根です。

アスファルトシングルとはグラスファイバーの素材をアスファルトに浸し含ませ、またコーティングして表面を砂粒で着色する屋根です。

軽くて加工しやすい特色を持ち、カナダやアメリカで一般的に使われています。

ちなみにSANKOの家で使用している屋根材は「ガルバリウム鋼板」です。

そう言うと、SANKOの家に来たことがある方にはパッと想像がつくと思います。

今回は、なかでも主に使われている粘土瓦、スレート、ガルバリウム鋼板についてお話します。


屋根材を詳しく見てみよう

上でたくさんの屋根材を挙げてみましたが、日本国内で一般的に使われているのは粘土瓦やスレートになります。

ガルバリウム鋼板も最近よく見かけるようになってきました。

では、それぞれの特徴とメリット・デメリットを見てみましょう。

・粘土瓦

その名の通り、粘土で形作られ焼成された瓦です。

ツルっとした見た目で、ご実家の屋根はこれだった!という方も多いのではないでしょうか。

一口に瓦と言っても釉薬瓦(釉薬という薬でコーティングし、防水性やツルっとした見た目を作り出しています)や素焼き瓦(コーティングなしの本当に素焼き)などといった二種類に大別されます。

更に使われている土や焼成温度によって特性が変わったり、流通している地域別に名前が違ったりなどなど実はたくさんの種類があるのが瓦です。

また、上の物(和瓦)と違って洋瓦というものもあり、これは形状が和瓦と違っている点が特徴です。

今新しくするお家で屋根をオシャレな瓦にしたい・・・と思われている方のイメージする瓦は恐らく洋瓦の混在葺き(いろんな色の瓦を混ぜて乗せる)かと思われます。

このように、瓦と言っても本当にいろんなものがあります。

・スレート

スレートとはセメントに繊維素材を混ぜ、薄い板状に加工した屋根材です。

今日本で最も普及率の高い材はこの屋根材になります。

・ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板とは、その名の通りガルバリウムという合金でメッキされた鉄板の事です。

実はこのガルバリウム鋼板の中身は鉄なのです。

以下にそれぞれのメリット・デメリットを纏めてみました。

屋根材を選ぶ際の参考にしてみてください。

屋根材の種類メリットデメリット
・もちが良く寿命が長い
・火に強い
・価格が高い
・重い
スレート・安価に施工できる
・デザイン性が高い
・小まめなメンテナンスが必要 
・塗装メンテナンス一回にかかる費用が高い
ガルバリウム鋼板・軽くて強く、耐震性に優れる
・コストパフォーマンスが高い
・金属製のため錆びる
・施工に専門的な知識が必要  

太陽光パネルとの相性

太陽光パネルを乗せるために必要なのは「屋根材の軽さ」です。

なぜかというと、太陽光パネルは非常に重たいので、それに耐えられる力が家自体に必要になるからです。

屋根材自体は耐えられても、家本体がそれに耐えられなければいけません。

そのため、重い瓦などの上に重い太陽光パネルを置いてしまうと耐震性に影響が出てしまいます

太陽光パネルを設置したいと考えている方は瓦ではなく、スレートやガルバリウム鋼板を使用する方が良いでしょう。


屋根と同じくらい大事なのは外壁材

外壁材は道を歩いていたり車に乗っていたりしていても見える部分なので、いろんなものが使われているのを見たことがあるかと思います。

例えば、タイルやサイディング、ガルバリウム鋼板です。

サイディングとは窯業・金属・樹脂・木質といった4つの種類に分けられます。

窯業サイディングが日本ではメインで使われていますが、これはセメントと木質繊維を主な材料としています。

ちなみにSANKOではガルバリウム鋼板を使っています。

では、詳しく見てみましょう。

・タイル

タイル壁は見た目にも華やかで、様々なものがあります。

パネル状に作られているサイディングやガルバリウムと違って、独特の雰囲気があるのが特徴です。

・窯業系サイディング

サイディングと言えば窯業系!と言うほど日本国内での普及率が高く、多くの家で使われている外壁になります。

特に建売住宅などはほぼサイディングと言えるでしょう。

・ガルバリウム鋼板

これは屋根材でご紹介したものと同じものを使用します。

例えばSANKOでは、屋根も外壁も全てガルバリウム鋼板で覆うため、ボックス型のシンプルな外見が特徴です。

外壁材で使用するにあたってのデメリットを挙げるとするならばデザイン性の低さがありますが、こちらは正直植栽や外構をするならばシンプルであった方がごちゃごちゃしてしまうより良いでしょう。

スッキリしたクールな外観がお好みの方にはお勧めの材です。

続けてそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

外壁材メリットデメリット
タイル・デザイン性が非常に高い
・メンテナンスのスパンが長い
・仕上がりは施工者の腕による
・初期費用が非常に高い
窯業サイディング・デザイン性が高い
・施工者を選ばない
・メンテナンスに係る金額が高い
・張替の金額が非常に高い
ガルバリウム鋼板・シンプルなデザイン
・外構や植栽が映える
・デザイン性が低い

何を選ぶのが正解なの?

いろいろご紹介しましたが、屋根も外壁も結局どれを使うのが正解なのでしょうか。

これは、今までの記事でも毎度お話していましたが、家を建てる方が「何を重視するのか」によります。

デザインや工法、価格、耐久性、耐震性等々・・・何を重視するかによってその選び方は変わってきますので、大まかな方向性を決めたうえで施工業者へ相談してみてください。

その時何があなたにとって正解なのか、プロと一緒に導いてもらうのが良いです。


どうしてSANKOでは屋根も外壁もガルバリウム鋼板が標準なの?

SANKOでは「外断熱工法」にこだわっています。

この工法は外側に断熱材を貼るので、更にその外側に貼る外壁が重たいものであった場合家に負担がかかりすぎてしまうのです。

家にかかる負担が大きければ大きいほど、長持ちさせることができません。

では外断熱をしなければ良いのでは…と思いますか?

私たちSANKOは家自体の事はもちろん、その家に住む方がいかに快適で健康的に暮らしてもらえるのか?という事を一番に考えて施工しています。

そうして試行錯誤した結果、たどり着いた答えが「外断熱工法」なのです。

住む方の事を一番に考えると、この工法が一番最適なのです。

そして住む方が家に合わせるのではなく、住む方に家を合わせる。

そのためにメンテナンスも楽でリフォームをする必要のないガルバリウム鋼板を採用しています。

軽くて丈夫で、価格もそこまで高くなくメンテナンスが楽。

ガルバリウム鋼板は、家にも住む方にも優しい素材なのです。


おまけ~シラスそとん壁~

シラスそとん壁とは火山灰から作られたぬりかべの一種です。

一度塗ってしまえば塗り直す必要が無く、多少汚れてしまってもスチーム洗浄機などで洗い流してしまえます。

超自然素材なので、余計な薬品や化学物質が入っておらず非常に健康的です。

それでいて防水にも優れているので、雨が染み込んでくる心配もありません。

最近シラスそとん壁を採用されるお施主様が増えてきました。

見た目もガルバやサイディングなどとも違った優しい雰囲気があります。

唯一、デメリットがあるとすれば初期費用が高価なところでしょうか。

他の外壁材に比べると100万円単位で変わってしまうこともあります。

しかし、メンテナンスフリーであることを考えれば必要経費とも捉えられるかもしれませんね。


ガルバリウム鋼板の外観を見に来てみてください!

最近は割とガルバの外壁を見かけるようになりました。

カラーバリエーションも結構豊富なので、色によっては見た目の印象や雰囲気が違ってきます。

すっきりとしていて飽きがこない、ガルバリウムの外観。

SANKOではモデルハウスも施工例も、ほとんどがガルバリウムです。(一部しらすそとん壁のお家もあります)

完成見学会や、モデルハウスの見学へぜひお越しください。

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2021.05.10

窓に種類があるの、知ってました?

意外と知らない窓のアレコレ

突然ですが、今のお住いの窓はどんな窓ですか?

アルミのサッシ樹脂のサッシ?そもそもこの2つの違いって何?

最近よく聞くトリプルガラスとは?ガラスが3枚?どういうこと????

そんな方のために、今日は窓についてお話しします。


窓の種類について

窓にはいくつか種類があります。

それは引違い窓や横すべり窓といった「開き方」の違いではなく、窓の枠に使われている材料の違いです。

古い家でよく見られる「アルミサッシ」

その名の通りアルミを使ったサッシで、金属感のある光沢を有したものは目にする機会も多いのではないでしょうか。

最近よく聞く「樹脂サッシ」

こちらもその名の通り樹脂で作られたサッシで、熱伝導率が低いため家づくりをする人たちの間でも大注目されています。

主流になりつつある「アルミ樹脂複合サッシ」

外側がアルミ、内側が樹脂でできたサッシで、アルミの持つ「耐候性」と樹脂の持つ「断熱性」を併せ持ったサッシです。

断熱性能が抜群の「木製サッシ」

その名の通り木材でできているため、見た目にもあたたかなサッシです。

また、窓はガラスを取り付けていますがこの取り付ける窓ガラスの枚数によっても変わっています。

今回はこの中でも、「アルミサッシ」と「樹脂サッシ」に注目してみます。

では、具体的なところを見てみましょう。


アルミサッシと樹脂サッシの良いところ悪いところ

・アルミサッシ

アルミニウムは他の材に比べて耐久性が高く、腐食にも強いので多くの家づくりで使われています。

このサッシのメリット、デメリットについて挙げてみましょう。

・メリット

 アルミサッシは軽いため、開閉がしやすいです。

 窓を開ける機会の多い方には開けやすさ、閉めやすさは大事ですね。

 また、紫外線に強く耐久性が高いので錆びにくく、メンテナンスも楽です。

 他国に比べて日照率の高い日本では、紫外線に強いというのは最大のメリットになりますね。

・デメリット

 では、アルミサッシのデメリットを挙げてみましょう。

 まずアルミサッシは金属という事もあり、熱伝導率が非常に高いです。

 アルミ缶を想像してみてください。

 夏、アルミ缶に入った飲み物を手に取ると、缶自体もひんやりとしていますよね。

 そして、中身も当たり前に冷たいです。

 これは、アルミニウムに熱を伝えやすく錆びにくいという性質があるからです。

 この性質により、中身の品質を長期間保ってくれるのです。

 熱を伝えやすいという性質自体は、こういった飲料を入れるなどの目的であれば何の問題もないですよね。

 しかし、これが窓の問題になればどうでしょう?

 家の中を外と同じ温度に近づける要因になります。

 つまり、夏暑く冬寒い家に一歩近づくことになるのです。

 (窓は一つではないので、一歩どころではないですが・・・!)

では、続けて樹脂サッシのメリットデメリットを見てみましょう。

・樹脂サッシ

 樹脂サッシで使われている硬質塩化ビニル樹脂は、フライパンの取っ手やサランラップなどの身近なものから、額縁やお風呂のフタ、文房具やおもちゃ、果ては血液バッグなどにも使われているように、様々な用途や物で使用されています。

 まずはメリットから見ていきましょう。

・メリット

 樹脂サッシの最大のメリットは、やはりその断熱性能でしょう。

 家自体が省エネを謳っていても、窓からの熱逃げを許してしまえばそれは省エネではなくなります。

 樹脂サッシは、高い断熱性能を有し省エネ性に優れているサッシです。

・デメリット

 樹脂サッシのデメリットは強度が低い事です。

 厚みを出して強度を出して補っていますが、強さで勝るアルミに比べサッシとしては重たくなってしまいます。

 窓をよく開閉する人からしたら、あまり喜ばしくない特徴ですね。

~おまけ~

・アルミ樹脂複合サッシ

 これはアルミサッシを家の外側に、樹脂サッシを家の内側に置いたものです。

 複合サッシの内側は樹脂なので純粋なアルミサッシより断熱性はあるものの、外側はアルミなので樹脂サッシよりは劣ります。

 また外側はアルミなので耐久性があり雨や紫外線に強いのですが、内側は樹脂なので経年劣化がしやすいです。

 なので、二種類のサッシの良いところを併せ持つサッシではありますが、同時に悪いところも併せ持ってしまっているサッシなのです。

・木製サッシ

 最初にご紹介したように、木材で作られたサッシです。

 その高い断熱性能から、北欧の寒さが厳しい地域で主に使われているサッシです。

 ナチュラルな風合いで、デザイン的にも人気が高い窓です。

 ただアルミサッシや樹脂サッシに比べてやはり少し高額なため手が出しづらい事と、木材であるためメンテナンスが難しい点から気軽には導入できない事が難点ですね。

 性能やデザイン性を兼ね備えたハイブリットなサッシである分、デメリットも見過ごせない大きさなのが残念です…。

 


ガラスの枚数とは?

窓ガラスの枚数を気にしたことはありますか?

窓ガラスの枚数って何のこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

窓枠に収まっているガラスを1枚ではなく、2枚や3枚にすることによって断熱性能を上げることができます。(複層ガラス)

ガラスとガラスの間にアルゴンガスを注入したり真空にすることによってガラス間の空気の動きを少なくし、断熱性能を飛躍的に上げることができます。

またこの時「Low-Eガラス」というものを使用します。

Low-Eとは「Low Emissivity」の略で、日本語にすると「低放射」という意味です。

放射を低くする(下げる)という意味があり、ガラスにコーティングされたLow-E膜が太陽の熱や部屋を暖房で暖めた熱を吸収・反射します。

それによって夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を高める等、室内の快適性を高めているのです。

窓枠だけでなく、ガラスも断熱性を求められるようになっています。

ペアガラス自体は最近の話ではありませんが…それだけ古くから家の断熱性を高める動きがあったという事ですね。

アルミサッシと樹脂サッシ、どちらが良いの?

ではこの2つのサッシ、結局どちらを使えばよいのでしょうか?

その答えは、家を建てるご自身が何を重視するかによって決まります。

アルミサッシは熱伝導率が高いですが、安価で手に入れられます。

樹脂サッシは重たく開けにくいですが、高い断熱性を有しています。

家は高い買い物、一生に一度買うか買わないかというようなものです。

どこにお金をかけてどこを節約するのか、それは当然ですがご自身がどんな家を望まれているかによって変わってくるのです。

SANKOでトリプル樹脂サッシを選ぶ理由

私たちSANKOの家では工法や材料だけでなく、窓にもこだわりを持っています。

熱は開口部から逃げていく、というような事を聞いたことがありますか?

開口部とは窓や玄関ドアの事。

そしてそれはそのまま、室内の温度が窓の部分から逃げていくという事です。

なぜ窓から熱が逃げていくのでしょうか?

それは上にあげたようなサッシの材質やガラスの枚数などによって、断熱性能が段違いに変わるためです。

アルミサッシの1枚ガラスを使用した家とトリプルガラスの樹脂サッシを使用した家のどちらが断熱性能が高いと言えるでしょうか?

ここまで読んでくださった方なら、その答えは言うまでもないですよね。

上でも言いましたが、家は高い買い物です。

マイホームを求める方は少なからず、「暖かい家」を思い描いていると思います。

そんな家を実現するためには、省いていいものなど何一つありません

私たちは、性能という点において妥協することはありません。

たかが窓一つ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし窓は家に一つだけ付くものではありません。

寝室やリビング、トイレ、お風呂、ランドリースペース…。

様々なところに付くのが窓です。

それを全て断熱性能の低い窓を使っておいて、はたして本当に省エネ性の高い家と言えるでしょうか?

私たちは家を建てることではなく、その家に住む方が快適に幸せに暮らすことを目的に家づくりをしています。

いくら断熱材を厚く貼ったところで、窓から熱が出て行ってしまってはどうしようもないのです。

もちろん、トリプルガラスの樹脂サッシを使用することで窓そのものの重さは増します。

しかし、SANKOの家では窓を開けて暮らすことがほとんどありません

それは家自体が高い性能を持っているため、わざわざ窓を開けて換気をする必要が無いからです。

気密が良く、換気が計画的に行えているSANKOの家だからこそ実現できる暮らしです。

断熱材や壁ばかりを気にして、一番気にしないといけないところを疎かにせず、「なぜこだわっているのか?」に注目してください。

トリプル樹脂サッシを是非見に来てください

そうは言っても、目に見えない性能の事はなかなか信じられるものではありません。

そんな方は是非SANKOのモデルハウスへお越しください。

SANKOの家ではエクセルシャノンのトリプル樹脂サッシが標準装備です。

そのため金額を上乗せして性能の良い窓を付ける必要がありません。

実際に使用しているSANKOのモデルハウス。

ご予約は下記のリンクから受け付けています。

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2021.04.19

接着剤って家づくりでも使うの?

家を建てる際に使われている接着剤についてご存じですか?

意外と知らない接着剤のコト

接着剤。そう聞いてどんなものを想像しますか?

木工用ボンド?瞬間接着剤?糊のようなもの?

手芸に使ったり工作に使ったりと、接着剤の用途や種類は様々です。

家づくりでも、接着剤を使用する事があります。

今回はその「家づくりで使用する接着剤」についてお話します。


そもそも接着剤とは?

家づくりで使用する接着剤は「構造用接着剤」と呼ばれ、主に家の構造部分(柱や壁、小屋組、土台、筋交い、床版、屋根版など)に使用される高強度の接着剤のことを指します。

壁紙で使用する接着剤は「非構造用接着剤」と呼び、上の構造用接着剤とは区別されており、主に壁紙やタイル、家具などに使用されます。

使われている薬品も様々なものがありますが、その中でも家づくりでよく使われるいくつかの接着剤についてご紹介します。

・レゾルシノール系接着剤

レゾルシノール系接着剤とは正確にはレゾルシノール樹脂系接着剤というものです。

レゾルシノールとホルマリンを主原料とする接着剤で、硬化速度が他の接着剤に比べて速く、また常温でも硬化するため、集成材などで主に使われています。

・フェノール樹脂系接着剤

これはフェノールとホルマリンを主原料とする接着剤で、常温接着用と加熱接着用があります。

LVL(集成材の一種)や合板に主に使われており、耐水性・耐熱性に優れ、接着性能も高い接着剤です。

・ウレタン樹脂系接着剤

イソシアネート系原料、ポリエーテル・ポリエステル系原料を主成分とした接着剤です。

1液タイプ(薬品はこれだけ)は水分と反応して硬化するものが多く、2液タイプ(2つの薬品を反応させて使用する)はポリオール成分とイソシアネート成分を反応させます。

主にフローリングを貼る際に使われ、耐熱性・密着性があります。

 

他にもたくさんの種類の接着剤があります。

ほとんどが薬品を使用して作るものになります。

気になる方は是非調べてみてください。


接着剤はどこで使われているの?

皆さんは集成材という言葉を聞いたことがありますか?

集成材とは読んで字のごとく、木材を寄せ集めて一本の柱を成した材の事です。

LVLもそうですがこの集成材、実際に見たことがある方なら分かると思いますが、ホッチキスや釘などで留めてあるものではありません。

実は、この材は接着剤を使用して貼りあわされているのです。

他にも床板を貼る際に使用したり、断熱材を貼る際に一部使用したりします。

接着剤を全く使わず家づくりをするのはなかなか難しく、どんな家でも一部分で必ず使用するものになります。

キッチンやユニットバスなどの住宅設備でも接着剤は使われています。

意識して見てみると、必要最低限だけでもいろんなところで接着剤は使われているのです。


接着剤は使ってはいけないのか?

接着剤は様々な薬品によって作られています。

それらは決して体に良いものではありません。

では、接着剤は使ってはいけないのでしょうか?

いいえ、どんなものにも接着剤は使われています。

私たちの生活において、接着剤を全く使わず生きることは不可能です。

重要なのは、その割合なのです。

上で挙げたような集成材は、接着剤こそ使用していますがその強度は非常に高く、また一本の木ではなく貼り合わせの木材なので、無垢材のように湿気や温度によって収縮し、捻じれてしまう事はありません

また、揺れに対しても無垢材では耐えられない揺れに集成材は耐えることができます。

このように、デメリットばかりではないのです。

しかし、だからと言って家の全ての構造材を集成材や合板で済ませてしまっていいのでしょうか?

壁紙を貼る時も、床を貼る時も、家の枠を作る時も、常に接着剤が使用されている…。

想像してみてください。

それは全てが接着剤で覆われた家と何ら変わりないのです。

接着剤は薬品によって作られます。

経年により揮発し、空気中にその成分が逃げていきます。

そうなるとどうなるでしょうか?

壁も床も天井も、全てが接着剤を使用している空間では、その揮発した成分は逃げ場が無く、そして私たちの体の中に入り込むのです。

その結果がシックハウス症候群です。

一時社会的な問題になったこの病気は、いろんな人が苦しめられました。

家を建てたあなただけではなく、その子供にまでも。

一時よりも収まったとはいえ、全く無くなったわけではありません。

気づいていないだけであなたが敏感だったら?子供が敏感だったら?年老いた親が敏感だったら?

苦しむのは、あなただけではありません。

とは言え、上で述べたように全く接着剤を使わないという事は非常に難しく、実現し難いものです。

大事なのは、割合。バランス。

どうしても構造上大切なところは集成材を使い、普段の生活で触れるところは自然素材を使う

絶対に壁紙を使わないと家が壊れるわけではありません。

絶対に集成材だけを使わないと家が崩れるわけではありません。

この先何十年も暮らしていく自分たちと家族の健康を考えれば、どちらが良いかは明白でしょう。


SANKOでも接着剤を使います

私たちSANKOの家も接着剤を使用します。

集成材も使用します。

でもそれは家の耐震性や構造等を考慮したうえで、必要最低限の物だけ。

全てを無垢材で賄うこともできますが、無垢材には無垢材の個性があります。

必ずしも無垢材だけを使うことが善ではないのです。

使わなければいけないところは使うけれど、使う必要が無いところは絶対に使わない。

材料の適材適所をきちんと考えて施工しています。

それは例えば、ビニールクロスを一切使わず全棟漆喰塗りを標準にするだとか、合板フローリングを使用せず全棟無垢フローリングを標準仕様にするだとか、そういったSANKOの健康に対する徹底したこだわりに表れています。

また、SANKOの家は非常に気密が良いので常に換気が行えています。

室内の空気が滞留することが無いので、仮に使用した接着剤から有害物質が揮発しても健康的に暮らすことができるのです。

常に計画された換気による新鮮な空気や、自然素材の快適さを感じられるモデルハウスへのご予約は以下のURLからお願いいたします。

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また、2021年5月9日(日)には完成してしまうと隠れてしまう構造の部分を見ていただける、「気密・構造見学会」を行います。

実際に建てている家の構造について大工さんからのお話や、気密測定を行います。

限定3名様で募集していますので、お早めにご予約ください。

気密・構造見学会の詳細な情報はこちら

2021.04.16

【大人気】気密・構造見学会


開催日:5月9日(日)10時~12時

場所:岡山市北区(詳細な場所はご予約後お知らせします)

定員:3組様

ご予約方法:お問い合わせ
tel(086)235-5333

 

全国トップクラスの気密性能を誇るSANKOですが
その性能を実現するには、大工さんの技術力が欠かせません。

家づくりは設計や営業スタッフと打ち合わせをして注文するだけで終わりではありません。
実際に家をつくるのは棟梁です。
高性能住宅を建てるのであれば、性能の数値は棟梁の腕にかかっています。
気密工事を行うのは棟梁なので、その工事によってC値の数値が変わってきます。

SANKOの家は毎回気密測定会に加えて、
現場の施工をしているSANKO棟梁から構造についての話を聞けます。

家には沢山の木材や金物が使われていますが、それらの意味や必要性…など
面白い話や興味深い話が沢山聞けます。

棟梁とお話する事や気密を測っている様子を見る機会も
普段は体験できないと思います。

高気密高断熱の家をご検討中の方は是非、ご参加下さい。

【高気密高断熱の家の知識ブログ↓】
これから家を建てる人に知ってほしい「気密の良い家ってどんな家?」
今知りたい!断熱性能のアレやコレ