外断熱

新着情報

2021.04.19

接着剤って家づくりでも使うの?

家を建てる際に使われている接着剤についてご存じですか?

意外と知らない接着剤のコト

接着剤。そう聞いてどんなものを想像しますか?

木工用ボンド?瞬間接着剤?糊のようなもの?

手芸に使ったり工作に使ったりと、接着剤の用途や種類は様々です。

家づくりでも、接着剤を使用する事があります。

今回はその「家づくりで使用する接着剤」についてお話します。


そもそも接着剤とは?

家づくりで使用する接着剤は「構造用接着剤」と呼ばれ、主に家の構造部分(柱や壁、小屋組、土台、筋交い、床版、屋根版など)に使用される高強度の接着剤のことを指します。

壁紙で使用する接着剤は「非構造用接着剤」と呼び、上の構造用接着剤とは区別されており、主に壁紙やタイル、家具などに使用されます。

使われている薬品も様々なものがありますが、その中でも家づくりでよく使われるいくつかの接着剤についてご紹介します。

・レゾルシノール系接着剤

レゾルシノール系接着剤とは正確にはレゾルシノール樹脂系接着剤というものです。

レゾルシノールとホルマリンを主原料とする接着剤で、硬化速度が他の接着剤に比べて速く、また常温でも硬化するため、集成材などで主に使われています。

・フェノール樹脂系接着剤

これはフェノールとホルマリンを主原料とする接着剤で、常温接着用と加熱接着用があります。

LVL(集成材の一種)や合板に主に使われており、耐水性・耐熱性に優れ、接着性能も高い接着剤です。

・ウレタン樹脂系接着剤

イソシアネート系原料、ポリエーテル・ポリエステル系原料を主成分とした接着剤です。

1液タイプ(薬品はこれだけ)は水分と反応して硬化するものが多く、2液タイプ(2つの薬品を反応させて使用する)はポリオール成分とイソシアネート成分を反応させます。

主にフローリングを貼る際に使われ、耐熱性・密着性があります。

 

他にもたくさんの種類の接着剤があります。

ほとんどが薬品を使用して作るものになります。

気になる方は是非調べてみてください。


接着剤はどこで使われているの?

皆さんは集成材という言葉を聞いたことがありますか?

集成材とは読んで字のごとく、木材を寄せ集めて一本の柱を成した材の事です。

LVLもそうですがこの集成材、実際に見たことがある方なら分かると思いますが、ホッチキスや釘などで留めてあるものではありません。

実は、この材は接着剤を使用して貼りあわされているのです。

他にも床板を貼る際に使用したり、断熱材を貼る際に一部使用したりします。

接着剤を全く使わず家づくりをするのはなかなか難しく、どんな家でも一部分で必ず使用するものになります。

キッチンやユニットバスなどの住宅設備でも接着剤は使われています。

意識して見てみると、必要最低限だけでもいろんなところで接着剤は使われているのです。


接着剤は使ってはいけないのか?

接着剤は様々な薬品によって作られています。

それらは決して体に良いものではありません。

では、接着剤は使ってはいけないのでしょうか?

いいえ、どんなものにも接着剤は使われています。

私たちの生活において、接着剤を全く使わず生きることは不可能です。

重要なのは、その割合なのです。

上で挙げたような集成材は、接着剤こそ使用していますがその強度は非常に高く、また一本の木ではなく貼り合わせの木材なので、無垢材のように湿気や温度によって収縮し、捻じれてしまう事はありません

また、揺れに対しても無垢材では耐えられない揺れに集成材は耐えることができます。

このように、デメリットばかりではないのです。

しかし、だからと言って家の全ての構造材を集成材や合板で済ませてしまっていいのでしょうか?

壁紙を貼る時も、床を貼る時も、家の枠を作る時も、常に接着剤が使用されている…。

想像してみてください。

それは全てが接着剤で覆われた家と何ら変わりないのです。

接着剤は薬品によって作られます。

経年により揮発し、空気中にその成分が逃げていきます。

そうなるとどうなるでしょうか?

壁も床も天井も、全てが接着剤を使用している空間では、その揮発した成分は逃げ場が無く、そして私たちの体の中に入り込むのです。

その結果がシックハウス症候群です。

一時社会的な問題になったこの病気は、いろんな人が苦しめられました。

家を建てたあなただけではなく、その子供にまでも。

一時よりも収まったとはいえ、全く無くなったわけではありません。

気づいていないだけであなたが敏感だったら?子供が敏感だったら?年老いた親が敏感だったら?

苦しむのは、あなただけではありません。

とは言え、上で述べたように全く接着剤を使わないという事は非常に難しく、実現し難いものです。

大事なのは、割合。バランス。

どうしても構造上大切なところは集成材を使い、普段の生活で触れるところは自然素材を使う

絶対に壁紙を使わないと家が壊れるわけではありません。

絶対に集成材だけを使わないと家が崩れるわけではありません。

この先何十年も暮らしていく自分たちと家族の健康を考えれば、どちらが良いかは明白でしょう。


SANKOでも接着剤を使います

私たちSANKOの家も接着剤を使用します。

集成材も使用します。

でもそれは家の耐震性や構造等を考慮したうえで、必要最低限の物だけ。

全てを無垢材で賄うこともできますが、無垢材には無垢材の個性があります。

必ずしも無垢材だけを使うことが善ではないのです。

使わなければいけないところは使うけれど、使う必要が無いところは絶対に使わない。

材料の適材適所をきちんと考えて施工しています。

それは例えば、ビニールクロスを一切使わず全棟漆喰塗りを標準にするだとか、合板フローリングを使用せず全棟無垢フローリングを標準仕様にするだとか、そういったSANKOの健康に対する徹底したこだわりに表れています。

また、SANKOの家は非常に気密が良いので常に換気が行えています。

室内の空気が滞留することが無いので、仮に使用した接着剤から有害物質が揮発しても健康的に暮らすことができるのです。

常に計画された換気による新鮮な空気や、自然素材の快適さを感じられるモデルハウスへのご予約は以下のURLからお願いいたします。

完全注文住宅兼社長宅のモデルハウスのご予約はこちら。

お問い合わせフォーム

規格型住宅「HARE-晴-」 Hプランのモデルハウスのご予約はこちら。

HAREモデル予約フォーム

 

また、2021年5月9日(日)には完成してしまうと隠れてしまう構造の部分を見ていただける、「気密・構造見学会」を行います。

実際に建てている家の構造について大工さんからのお話や、気密測定を行います。

限定3名様で募集していますので、お早めにご予約ください。

気密・構造見学会の詳細な情報はこちら

2021.04.16

【大人気】気密・構造見学会


開催日:5月9日(日)10時~12時

場所:岡山市北区(詳細な場所はご予約後お知らせします)

定員:3組様

ご予約方法:お問い合わせ
tel(086)235-5333

 

全国トップクラスの気密性能を誇るSANKOですが
その性能を実現するには、大工さんの技術力が欠かせません。

家づくりは設計や営業スタッフと打ち合わせをして注文するだけで終わりではありません。
実際に家をつくるのは棟梁です。
高性能住宅を建てるのであれば、性能の数値は棟梁の腕にかかっています。
気密工事を行うのは棟梁なので、その工事によってC値の数値が変わってきます。

SANKOの家は毎回気密測定会に加えて、
現場の施工をしているSANKO棟梁から構造についての話を聞けます。

家には沢山の木材や金物が使われていますが、それらの意味や必要性…など
面白い話や興味深い話が沢山聞けます。

棟梁とお話する事や気密を測っている様子を見る機会も
普段は体験できないと思います。

高気密高断熱の家をご検討中の方は是非、ご参加下さい。

【高気密高断熱の家の知識ブログ↓】
これから家を建てる人に知ってほしい「気密の良い家ってどんな家?」
今知りたい!断熱性能のアレやコレ

2021.04.12

床材に注目してみよう!

床材についてちゃんと考えたことがありますか?

意外と知らない「床材のすすめ」

一般的に床、と言われると木目のついた床を想像する方が多いのではないでしょうか。

靴を脱いで生活する私たち日本人では石の床はなかなか想像しにくいですよね。

一口に床材と言うと、フローリングだけではなく畳やカーペット、クッションフロアなどなど…様々なものがあります。

でも普通の家の中で廊下まで畳だったりカーペットだったり、なんてことはありませんよね。

今回は、基本的に床として使う「フローリング」についてお話します。


床の種類

上でもご紹介したように、通常廊下やLDK、居室などで使う床材はフローリングです。

このフローリングには「無垢フローリング」と「合板フローリング」の2種類があります。

最近は特に「無垢材の床」や「自然素材」なんて言葉を耳にする事がありますよね。

具体的にこの2つの違いについて気にしたことはありますか?

漠然と、高い安いといった金額のイメージや気持ちよさなどの印象を持っていませんか?

では、床材についてもう少し詳しく見ていきましょう。

・合板フローリング

合板フローリングは複合フローリングとも言われ、その名の通り複数の板を接着剤で貼り合わせて作る床材です。

重ねた合板の表面には、プリントシートなどの化粧材や天然木を薄くカットした突板(つきいた)を貼り付けています。

こうなると、必然的に接着剤の使用量が増えます

かつて世間を騒がせたシックハウス症候群は、ホルムアルデヒドなどの化学物質が部屋に充満することで発生します。

しかし、最近では接着剤も改良されその問題も少なくなりました。

また、各床材の色や模様が均一なため、床色に統一感が欲しい場合は合板フローリングが適しています。メンテナンスも楽で、時々ワックスなどをかけるだけでキレイに保つことができます。

ではそんな合板フローリングのメリット・デメリットを挙げてみましょう。

・メリット

まず第一に、豊富なバリエーションの中から選ぶことができる点です。

ビニールクロスの時にもお話しましたが、人工のものなので思い描く理想の部屋に近いものを選ぶことができます。

無垢材はどうしても均一の物は作れませんので、しっくい壁のようなどこまでも均一でまっ平な床を求めている方には合板フローリングの方がおすすめです。

また、大量生産品なので無垢材に比べて価格が低く、表面がコーティングされているので汚れにくいです。

そのため掃除がしやすく、何かこぼしたりしてもそこまで気にならないのが良い点ですね。

無垢材ではないので季節による収縮も無いので、木が動いたりすることもありません。

いつどんなシーズンでも施工が楽なので、どんな工務店・ハウスメーカーでも施工できます。

では、デメリットはどうでしょうか。

・デメリット

床が冷たいです。

床が冷たいです。(2回目)

無垢床と合板フローリングで迷われている方には声を大にして言いたいのですが、とにかく床が冷たいです。

夏はまだいいのですが、冬になると床が冷たすぎて震えがくるほど。

いくら部屋を暖かくしていても、足が冷たいだけで恐ろしいほど体が冷えるように感じます。

床暖房で対策できるのでは?と思うかもしれませんが、床暖房は専用の床材を使用する必要があります。

それが一般的な合板フローリングに比べて高価ですので、安価な合板フローリングを使用するメリットが少なくなります。

また、硬いので床に敷くと足が疲れやすく立ち仕事の家事では足が痛くなってしまいます。

ぺたぺたした床は肌触りが悪いわけではありませんが、あまり居心地が良いものでもなく床に座ったり寝そべったりする気にはあまりなれません。

夏は汗でべたついたり、濡れた足で歩くのも少し感触が嫌な感じがしますね。

結局、夏も冬も年中スリッパで過ごすことになるのです。

・・・私の体験談ですが。

有害物質にしても、以前よりマシになっただけでその問題がまったく無くなったわけではありません。

安価では安価なりに理由のある合板フローリング。

一度立ち止まって考えた方が良い材の一つです。

 

・無垢フローリング

一本の木から作られた床板で、貼り合わせたものではなく木の香りの強い材です。

節がある物もありますが、足触りは抜群に気持ちいいです。

感触や色合いは木材によって様々。選ぶ楽しさがあるのも嬉しいポイントです。

・メリット

昨今、木の心地よさを求めて無垢材を選択する人が増えてきました。

接着剤で貼り合わせるものと違って生の木を伐りだして使っていますので、木の柔らかさや香りを楽しむことができます。

何よりもその心地よさが一番のメリットと言えるでしょう。

また蓄熱する性質があるので、冬も暖かく裸足で歩き回れるほど。

経年による日焼けで少しずつ表情が変わるのも、生きた木ならではの飽きさせないポイントです。

意外とメンテナンスも楽で、床に何かこぼしたからと言ってすぐに染み込むものではなく、さっさと拭いてしまえば全く問題ありません。

まあ、床に水をこぼして放置しておいたら無垢床だろうが合板だろうが良くないのは当たり前ですが…。

紙のように一瞬で水分を吸い込むようなものではないので、焦らずいつも通りお掃除すれば大丈夫です。

自然素材の心地よさと快適さ、そして接着剤などを使わないので有害物質も出てこない。

暖かく、健康的に暮らしたい方にはうってつけの材です。

・デメリット

無垢床と言えど、良いところばかりではありません。

合板の床がなぜ安いかというと、天然の木を薄くスライスして貼り合わせることで大量生産できるからです。

しかし無垢床は一本の丸太から伐りだすため、大量生産できず必然的に価格が上がってきます。

無垢床は合板床に比べ高価なのがデメリットの一つです。

また、上でもお話ししたように無垢床は貼り合わせつなぎ合わせの人工物ではなく、天然の物、木そのものなのです。

木は生き物です。

季節によって収縮したり膨張したりします。収縮すると木と木の間に隙間ができます。

その隙間に埃やごみが入り込み・・・詰まります。

溝に入り込んだ埃との格闘は非常に大変です。しんどいです。

これらが無垢床のデメリットと言えるでしょう。


どちらの床が良いのでしょうか?

どんなものにもメリットやデメリットがあります。

それぞれの材が、家を建てるご自身にとってどんなメリット・デメリットがあるのか?

上で挙げたようなメリットやデメリットはご自身には許せるものか?

物事の優先順位は人それぞれです。

実際に建て、住むのはお施主様ですから最終的な判断はご自身の手に委ねられます。

その時何を優先するのか、一度考えてみてください。

とにかく安さを求める方で全てが均一でなければ生活に支障が出るほど落ち着かない…という方には合板フローリングがおススメです。

無垢床は同じものは作れないうえに木目がありますので、まっさらな床を好む方には合わないかもしれません。

とにかく快適で健康的な家を求める方には無垢フローリングがおススメです。

木の暖かさ、心地よさには何にも勝るものはありません。

暖かい家を求める方には合板フローリングは正直お勧めできません。


SANKOで無垢フローリングを選ぶ理由

私たちSANKOの家では全棟無垢床を採用しています。

それは上で述べたような無垢床の気持ちよさ、暖かさを住む人にご提供したいからです。

合板フローリングは確かに安価で手が届きやすいですが、何よりも冷たく、硬く、居心地が悪く…。

何のために家を建てるのか、今一度考えてみてください。

ただマイホームが欲しい、という気持ちだけではないはずです。

暖かい家に住みたい、帰ってくる家族がホッとできる家を作りたい、みんなが笑顔で過ごせる家がほしい・・・。

そんな希望をもって家を作るはずです。

合板フローリングのマンションやアパートに住んだことがある方は分かると思いますが、床は本当に冷たいですし硬いですし、何より裸足で歩き回るような気持ちになりません。

どれだけ暖房で部屋を暖めようとも部屋の上の方ばかりが暑くなって、下の方は冷えるのみ…。

「頭寒足熱」という言葉をご存じですか?

これは頭を冷やして足を温めろというものではなく、頭を温めすぎず足を冷やしすぎないという考えです。

足が冷たいと底冷えするような寒さを感じますし、頭が暑いとぼーっとしてしまいますよね。

家の中がこんな状態で、本当に帰りたいと思うものでしょうか?

私たちはそんな家に帰りたいとは思いませんし、私たちがご提供する家でそんな思いをしてほしくありません。

誰にとっても絶対に安い買い物ではないマイホーム。

せっかく建てたのなら快適に過ごしてほしいです。

それは日々の生活だけでなく、メンテナンスの点でもそうです。

無垢床のデメリットで、「ゴミが詰まりやすい」と言いました。

SANKOの家では窓を開けずに暮らすので、そもそも家の中に埃がたまりにくいです。

また、これは塗装材による問題なのですが、無垢材にウレタン塗装を施すと無垢床の表面に静電気が発生しやすくなります。

静電気が発生すると埃が付きやすくなり、結果これが空気中の水分などを吸って固まり取りにくくなるのです。

SANKOで使っている床材にはウレタン塗装ではなくオイル塗装をしています。

オイル塗装では静電気が発生しないので埃も付きにくく、掃除機で簡単に埃が取れてしまいます。

こういったものを使うことで、様々な点でお施主様の「快適さ」を実現しているのです。


無垢床を体験してみよう

とは言え、どんなものでも実際に体験してみないと分からないものですよね。

SANKOの家は全棟自然素材による施工をしています。

モデルハウスも例外ではなく、無垢床を採用しています。

HAREモデルでは、標準仕様で使っていただける材を二種類ご用意しています。

超気密外断熱工法だからこそ生きる、無垢フローリング。

是非一度、この快適な空間を体験しに来てください。

完全注文住宅兼社長宅のモデルハウスのご予約はこちら。

お問い合わせフォーム

規格型住宅「HARE-晴-」 Hプランのモデルハウスのご予約はこちら。

HAREモデル予約フォーム

 

 

2021.04.05

知っていますか?内装材のアレコレ

内装材について気にしたことがありますか?

意外と知らない、壁の違い

壁。その一文字に様々な意味が込められるこの言葉、住宅においては文字通り風よけの役割を果たします。

しかし現代の家において壁とは、ただ風を防げさえすればいいというものではありません。

壁に求められるものは少しずつ変化しています。

風よけはもちろん、気密性、断熱性、防音性…。

でも、本当にそれだけでしょうか?

壁とは家が建ってから私たちが死ぬまで、一生付き合っていくもの。

今回はその壁の種類についてお話します。


壁の種類

家の中の壁には大きく分けて2種類あります。

「自然素材」のものか、「そうでない」ものか。

細かく挙げればたくさんあるので、その中でも代表的な2つをご紹介します。

・ビニールクロス

ビニールクロスはポリ塩化ビニール樹脂でできている壁紙です。
ポリ塩化ビニールをシート状にして、紙で裏打ちしてあります。

様々な模様の物や凹凸がある物もあり、非常にバリエーションに富んだ壁紙です。

このビニールクロスのメリットとデメリットを挙げてみましょう。

・メリット

ビニールクロスの最大のメリットはやはり、安価である点でしょう。シンプルで量産されているものならば施工費用を少しでも抑えることができます。

デザインが非常に豊富であるという点も魅力的です。何もない真っ白な空間で遊ぶより、壁紙一枚でデザインを出せるのであれば手軽で良いですね。

また、施工が楽という点もあります。

日本古来の土壁などは技術が必要なため、左官さんにしかできない仕事です。

しかし、ビニールクロスであれば誰でもでき、かつ工期を短くすることができます。

建てる側からしても、一件の工期を短く抑えられるのは施工棟数が増やせるのでありがたいことです。

お施主様も施工側も助かる材です。

手入れも楽で様々な機能を持つものもあるので、目的に合わせて貼ることができます。

・デメリット

いいことづくめなビニールクロスですが、もちろん欠点もあります。

まずビニールクロスは長持ちせず、15年程で(早い場合は10年程で)貼替の時期が来てしまいます。

黄ばんだり継ぎ目が剝がれてきたりするので、張り替えないという手もなかなか打てません。

また、独特の臭いがあるので敏感な人は苦手でしょうし、アレルギー物質も含まれていますのでアレルギー体質の方には少々辛いものです。

通気性や調湿性も無いのでカビやダニが発生しやすいので、お子様にもあまり良いとは言えないでしょう。

更に手入れが楽な分補修は難しいので、部分的な補修はまずできません。

最大のデメリットはホルムアルデヒドです。

シックハウス症候群という病気を聞いたことがあると思いますが、これはこのビニールクロスに使用されている塩化ビニルから発せられるものです。

この塩化ビニルから発生する有害物質はホルムアルデヒドだけではないので、これだけ抑えられていればいいというものでもないというのが難点です。

 

・漆喰(しっくい)

漆喰は水酸化カルシウムを主材料とした壁材です。

水酸化カルシウムとは消石灰に水を加えたもので、この消石灰は石灰岩や貝灰などから作られます。

そこに更に海藻(フノリ)や麻すさ(麻の繊維)を混ぜ合わせて作成します。

壁に貼っていくビニールクロスに比べて、こちらは壁に塗っていくものになります。

自然素材の物なので健康を気にされる方にはお勧めの材です。

では、こちらのメリットデメリットを見てみましょう。

・メリット

しっくい壁のメリットはまず調湿性です。

「呼吸する壁」と言われるほどで、湿度の高い状態だと余分な水分を吸い取り、逆に湿度が低くなると水分を放出します。

この性質は漆喰に空いた無数の穴によるもので、この多孔性により空気を吸ったり吐いたりするのでカビやダニが発生しにくく、お子様がいるご家庭や敏感なご夫婦にはこちらの方が健康的に暮らせるでしょう。

また漆喰は意外と燃えにくく、耐火性に優れるので不燃材料としても建築基準法で認められています。

更にこれは私たちもお客様からよく聞かれるのですが、お手入れが楽なのもメリットの一つです。

無垢床などもそうですが、漆喰などの自然素材はお手入れが難しいのでは?というお声をよくいただきます。

しかし皆さんが思っているよりもずっと漆喰は優秀です。

汚れにくく劣化しにくいので塗った当初のまま保たれます。

また、静電気を貯めこまない性質を持つため埃やごみが付きにくく、万が一汚れてしまったとしても上から薄く漆喰を塗ってしまえば全く問題ナシです。

・デメリット

そんな漆喰にもいくつかデメリットはあります。

まず、施工が難しい点。ビニールクロスの所でも記載しましたが、塗り壁は施工が難しく左官さんでないと塗ることができません。

また、塗るのに手間がかかるのでその分工期も長くなります。

ビニールクロスに比べて施工費も高いので、建築費用が高くなる傾向もあります。

丁寧な施工をすることによって防ぐことはできますが、ひび割れの心配もあります。

ただ、地震などの施工後の揺れによるひび割れはビニールクロスも漆喰も起こるので、そこまで心配する必要はありません。

そういう可能性もある、という事です。


ビニールクロスが広まっている理由

上にあげたように、ビニールクロスにも漆喰にもメリットデメリットがあります。

しかし現代ではビニールクロスの割合が圧倒的に多いです。

皆さんのお知り合いで新築を建てた方でもビニールクロスを貼っているお家はありませんか?

なぜ、ビニールクロスがこんなに使われているのでしょうか。

それはつまり、上記で挙げたようなメリットばかりが取り沙汰された結果でしょう。

デザインの種類が豊富で、施工も簡単。さらに安いとなればそれは誰もが魅力的に感じるでしょう。

そしてそれが広まった結果、シックハウス症候群が社会問題になるという結果を生んだわけです。

壁紙が絶対に悪いわけではありません。価格や施工費など、魅力的な点もたくさんあります。

しかしそのお家が本当の意味で住む人のためになるのか…今一度考えてみた方が良い問題かもしれませんね。


SANKOで漆喰を選ぶ理由

SANKOでは全棟漆喰を使用しており、ビニールクロス類の壁紙は一切使用していません。

その一番の理由は上記で挙げたような「健康に寄与する」面にあります。

壁紙の主原料は塩化ビニル。これは本来非常に硬いものです。

これに可塑剤というものを加えて、紙のように柔らかく仕上げるのです。

この可塑剤とは酸とアルコールから合成される化合物(一般にエステルといわれるもの)であり、更に細かく言えば酸では、フタル酸、トリメリット酸、アジピン酸などがあり、またアルコールではオクタノール、イソノナノール、高級混合アルコールなどといったものを主に使用します。

なんだか学生に戻るような気持ちですが、つまりそれだけの酸やアルコール類を様々に組み合わせて作る化合物なのです。

また、可塑剤は揮発するため目に見えないところでその物質が漂っている状態になります。

それだけのものが壁紙を作る際に使われており、かつそれを下地に貼り付けるために接着剤を用い…様々な薬品によって作り上げられる部屋。

しかもそれが室内の空気中に出てくる…文章で読むだけでもあまり体に良くなさそうといった印象を受けますね。

印象だけでなく、実際にそれが社会的な問題になったこともあるのですから…その影響は明らかです。

もちろん特に気にならない方もいますし、影響をあまり受けない方もいるかもしれません。

しかし自分がそうなのかそうでないのか、なんて分からないですよね。

幼い頃から感じていた体調の違和感が実は壁紙によるものだった…その可能性も否めません。

漆喰は飽くまで自然素材から作られる壁材で、その原料も石灰岩や貝殻、麻、漆喰の種類によっては藁や海藻を使ったりなどなど…古来から私たちの身近にあったもので作られています。

また、壁紙は15年~20年程度で張り替える必要がありますが、漆喰は一度塗ってしまえば張り替える必要はなく、さらに少々汚れてしまっても、住んでいる人の手で補修ができるので、業者へ外注する必要がありません。

全面漆喰を塗り直すというのであれば左官屋さんに入ってもらう必要があるかもしれませんが、普通に住んでいてその必要性があるかというと・・・滅多に無いでしょう。

そういった健康的な面や住んでからの手入れやリフォームの必要性等も考慮し、住んでいる方の負担が最小限になるような材を選んで家づくりをしています。

以上をふまえると、漆喰は非常に優秀な材と言えるでしょう。


漆喰を体感してみよう

SANKOでは壁も天井も全て漆喰塗りをしています。

モデルハウスでもその壁・天井を体感いただくことができます。

是非一度モデルハウスへご来場いただき、その漆喰の優秀さを知ってください。

漆喰と無垢材が織りなす快適な空気感をぜひ体感してください。

完全注文住宅兼社長宅のモデルハウスのご予約はこちら。

お問い合わせフォーム

規格型住宅「HARE-晴-」 Hプランのモデルハウスのご予約はこちら。

HAREモデル予約フォーム

 

 

2021.02.21

3月の完成見学会のお知らせ

→ 2021年3月6日(土)3月7日(日)
開催地:岡山市北区
性能値:C値0.04 UA値0.35

《見どころ》
・フルオーダーの注文住宅
・6畳の和室に床の間と仏間、収納があります。
・玄関を少し広げて家族用とお客様用玄関に分けています。
・家族みんなが暮らしやすい、回遊性のある家事楽動線
・大きな大きな吹き抜け
・本好きのお施主様のリクエストだった階段沿いの本棚が大迫力です。

✓グリーン化(ZEH)補助金取得物件

◎ご予約する際にはご希望の日時をお知らせ下さい。

6日(10時11時13時14時15時16時
7日(10時11時13時14時15時16時

ご予約方法について:

✓新規の方は必ずお問い合わせページからご予約下さい。
【お問い合わせページ】
(連絡の取れる電話番号とメールアドレスを記載して下さい)

✓2回目以降の方:お問い合わせページ以外にもメール、電話でも承ります。
ご予約の際は必ずお名前と連絡の取れるアドレスと電話番号を記入して下さい。

info@sankohousing.jp
(086)235-5333
【お問い合わせページ】

高性能住宅の建築を真剣にご検討している方限定です。