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2025.05.24
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ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット|新築で後悔しないためのポイント【岡山注文住宅コラムVol.71】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
「外壁材って結局どれがいいの?」「ガルバリウム鋼板ってよく聞くけど、実際どうなの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、注文住宅において近年人気を集めている外壁材「ガルバリウム鋼板」について、特徴・メリット・デメリット・施工事例まで、分かりやすくご紹介します。
この記事を読むことで、「ガルバリウム鋼板」の正しい知識が身につき、自分たちの暮らしに合った外壁選びのヒントが得られます。特に、長く快適に住めるマイホームを検討している方にとっては必見の内容です。
「スタイリッシュで長持ちする外壁が気になる」「メンテナンスの手間が少ない家にしたい」
そんなご家族はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
ガルバリウム鋼板ってどんな材?
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%を主成分とする特殊なメッキ鋼板です。
スチールの強度を持ちつつ、アルミの耐久性、亜鉛の防錆性能を兼ね備えたハイブリッド素材として、高い評価を得ています。
住宅の外壁材や屋根材として用いられることが多く、その登場以来、耐久性とデザイン性の高さから多くの住宅で採用されてきました。特に近年では、シンプルモダンやインダストリアルなデザインの家と相性が良く、注文住宅での選択肢として非常に人気です。
SANKOの家では、ガルバリウム鋼板を標準仕様として採用しています。
岡山の気候風土にマッチする優れた耐久性、そして暮らしを彩る洗練されたデザイン性。
その両方を兼ね備えたガルバリウム鋼板は、“見た目の美しさ”と“長く快適に暮らせる性能”を両立させたいご家族にぴったりの外壁材です。
ガルバリウム鋼板のメリット
1. 高い耐久性と防錆性
ガルバリウム鋼板の最大の特徴は、約25年〜30年といわれる長寿命です。
アルミと亜鉛の合金によるメッキ層が、雨や紫外線、風による劣化から建物をしっかり守ります。
実際、日本のように夏の湿度が高く、冬の寒暖差がある地域では、外壁の劣化が早まる傾向があります。
そういった環境でも、ガルバリウム鋼板は安定した性能を発揮し、長期にわたって美観と機能を保ちます。
2. 軽量で建物への負担が少ない
ガルバリウム鋼板の重さは、窯業系サイディングの約1/3。
軽量なため地震時の揺れによる負荷が少なく、耐震性を高めるという点でも有利です。建物全体の構造にも優しい素材といえます。
3. デザイン性が高い
フラットな質感やシャープな印象が、現代的な住宅デザインによく合います。
カラーや張り方もバリエーション豊富で様々な選択肢があります。
ガルバリウム鋼板のデメリット
1. 傷がつくと錆びやすくなる
ガルバリウム鋼板は、防錆性能が高いとはいえ、表面に深い傷が入るとそこから錆が広がるリスクがあります。
特に、台風時の飛来物や庭木の枝が当たることによって、細かい傷がつくこともあります。
施工後は、周囲の環境に注意することや、定期的な点検をすることが重要です。
2. 防音性能はやや劣る
金属素材であるため、窯業系サイディングと比べると遮音性が劣ります。特に、雨音が響きやすいという声もあります。
ただし、断熱材や構造の工夫によって、屋内での音の感じ方を大きく改善することは可能です。
SANKOの家では、気密性能・断熱性能に優れており、トリプルガラスの窓を採用しているため、雨の日でも音を気にせずに過ごせる静かな環境を実現しています。
3. 初期コストはやや高め
一般的に、ガルバリウム鋼板は窯業系サイディングよりも初期費用がやや高い傾向にあります。1㎡あたりの材料費で約6,000円〜10,000円程度とされ、デザイン性の高い製品ほど価格も上がります。
しかし、メンテナンス費用が少なく、再塗装のサイクルも長いため、長期的にはトータルコストを抑えることができるので、お得です。
ガルバリウム鋼板外壁の施工例
SANKOの家で採用したガルバリウム鋼板の中で、特に人気の高い5つのカラーをご紹介します。
1.ブラック
ブラックは定番のカラーで、スタイリッシュで洗練されたイメージがあり、かっこいい印象に仕上がります。
2.いぶし銀
最近特に採用率が高い人気のカラーで、ブラックとグレーの中間のような暗めの色味です。日光の当たり方によって見え方が変わってくるのもポイントです。
3.モスグリーン
柔らかで上品な印象のあるモスグリーン。周辺環境にも馴染み、特に女性から人気の高いカラーです。
4.アイボリー
すっきりと清潔感ある印象のアイボリー。玄関周りやお庭の鮮やかな花・緑の植栽が映えるカラーです。
5.シルバー
無機質なイメージを持たれる方が多いですが、玄関ドアやフェンス・門柱などで木目があるとカフェの様なおしゃれな印象に仕上がります。
ガルバリウム鋼板を長持ちさせるために
ガルバリウム鋼板の性能を最大限に活かすには、正しいメンテナンスが不可欠です。
1. 定期的に水をかける
半年に1回程度、水をかけることで表面の汚れを落とすことで長持ちしやすくなります。強すぎない優しい水圧でかけるのがポイントです。
2. 15年~20年を目安に塗装の検討を
ガルバリウム鋼板は再塗装のタイミングが長く、10年以上塗り替え不要ですが、塗膜の劣化を放置すると錆の原因になります。色褪せが気になり始めたら、塗替えを検討しましょう。
まとめ
ガルバリウム鋼板は、耐久性・デザイン性・メンテナンス性に優れた外壁材で、注文住宅にぴったりの素材です。軽量で地震に強く、個性を出しやすい外観を実現できる一方で、防音性や初期コストには注意が必要です。
適切なメンテナンスと施工を行うことで、長く快適な住まいを支えてくれる素材です。ぜひ、自分たちのライフスタイルに合った外壁選びの参考にしてみてください。
SANKOの家では、ガルバリウム鋼板を標準仕様として採用しています。
実際の質感や雰囲気は、写真やカタログだけでは伝わりにくいもの。
ぜひモデルハウスで、ガルバリウム外壁のスタイリッシュな質感と空間の心地よさを直接ご体感ください。
HEAT20 G3ランクの快適で、居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。