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2025.12.13
パントリーで変わる暮らしの快適さ|注文住宅で後悔しないための完全ガイド【岡山注文住宅コラムvol.175】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
注文住宅の計画を進めているご家族の多くが「キッチン周りの収納が足りなくなるのでは?」という不安を抱えています。
特に、食材・日用品・キッチン家電が増えやすい現代では、効率的に収納を確保できるパントリーに注目が集まっています。

この記事では、パントリーの必要性、パントリーのメリットとデメリット、パントリーをつくる際のポイント、パントリーの施工例まで詳しく紹介します。
この記事を読むと、どのようなパントリーが生活を便利にするのか、注文住宅でどんな配置や広さを確保すべきかが分かります。
キッチンの使いやすさを重視し、家事効率を上げたいご家族はぜひ最後まで読んでみてください!
パントリーとは?パントリーの必要性
パントリーとは、食品や日用品、キッチン家電などをまとめて収納するスペースを指します。
従来は食品庫として使われることが多いパントリーですが、最近では「家事効率を高める収納スペース」として、多くの注文住宅で採用されています。

パントリーは、キッチンと生活動線を快適にするために必要性が非常に高い収納スペースです。
現代の暮らしでは、まとめ買い・非常食の備蓄・キッチン家電の増加などにより、収納が不足しやすい状況が生まれています。
キッチンに十分な収納がないままだと、調理スペースが狭くなり、片付けの手間が増えてしまいます。
例えば、週末に家族4人分の食材を買い込む場合、1週間分のストックを管理するには最低でも1〜1.5畳のパントリーがあると便利です。
また、ホットプレートやホームベーカリーなどのサイズが大きい家電もパントリーに置くことで、キッチンをすっきり見せることができます。
パントリーはただの収納スペースではなく、キッチンを快適に保つ仕組みとして必要性が高い設備です。
パントリーをつくるメリット
収納量が大幅に増える
パントリーをつくるメリットのひとつは、食品や日用品、キッチン家電などをまとめて収納できる点です。
1畳のパントリーでも、可動棚を設けることで一般的なキッチン収納の約1.5倍を確保できます。
収納量が増えると、普段使わない季節家電や、災害時の備蓄品も安心して管理できます。
キッチンの見た目がすっきりする
パントリーに物を集約することによって、キッチンカウンターに物が出しっぱなしにならず、生活感を抑えた空間づくりができます。
キッチンの上に物が少ないだけで、掃除がしやすくなり、毎日の家事が軽くなります。
特に共働き世帯では、片付けの手間が減ることで家事負担を減らす効果も得られます。
家事動線が整って効率が上がる
パントリーをキッチンのすぐそばに配置すると、買い物帰りにすぐ収納できるスムーズな動線が生まれます。
日用品のストックをすぐに取り出せるため、料理中のストレスも大きく減ります。
普段の家事動線を整えるだけで、1日あたり数分、1年で数十時間の時短につながります。

まとめ買いに対応できる
パントリーがある家では、コストコや業務スーパーなどでのまとめ買いにも対応できます。まとめ買いは節約にもつながるため、家計管理の面でもメリットがあります。
収納スペースに余裕があると、「特売のときに買っておけばよかった」という後悔も防げます。
パントリーをつくるデメリット
収納スペースの確保に面積が必要
パントリーをつくるためには、少なくとも0.5〜1畳ほどのスペースが必要になります。
そのため、建物の広さによっては別の空間を削らなければいけない可能性があります。
限られた土地の注文住宅では、間取り全体のバランスを考える必要があります。
動線設計を間違えると使いにくい
パントリーの位置が悪いと、かえって動線が長くなり使いにくくなります。
例えば、キッチンから離れ過ぎていると、必要なものを取りにいく頻度が増えてストレスを感じます。設計段階で家事動線を明確にしておく必要があります。
使い方次第で整理が大変になる
収納量が増えると、物を詰め込みすぎて管理が難しくなるデメリットがあります。
奥行きが深すぎる棚をつくると物が埋もれてしまい、賞味期限切れを見落としやすくなります。
収納量と管理しやすさのバランスが必要です。
コストがかかる場合がある
パントリー内に可動棚を設けたり、照明や換気設備を整えたりするとコストが上がることがあります。
注文住宅では、必要な設備と予算のバランスを考えた計画が重要です。
パントリーをつくる際のポイント
採用するパントリーの種類を決める
パントリーには、主に「ウォークイン型」「壁面収納型」「独立型」の3種類があります。
ウォークイン型は1〜2畳ほどで収納力が高く、家電も置けます。
壁面収納型は0.5畳程度で設置しやすいパントリーです。
独立型はキッチン横に小部屋として設けるタイプで、家事動線を整えやすい特徴があります。
家事動線を優先した位置に配置する
パントリーはキッチンのすぐ横、もしくは買い物帰りの動線上に配置すると便利です。玄関→パントリー→キッチンとつながる設計にすると、食品をそのまま収納できて時間の節約になります。
可動棚で無駄のない収納を実現する
パントリーは可動棚を採用することで、収納する物のサイズに合わせて使いやすさが向上します。缶詰、乾物、調味料、ペットボトルなど、高さや奥行きが違う物を効率良く並べられます。

換気・照明を忘れずに設置する
食品を収納するパントリーでは、湿気がこもりにくい換気設備が必要です。また、暗いと整理がしにくいため、棚全体を照らせる照明を設置することが大切です。
パントリーを採用した家の施工例
●アーチ型の入口が可愛らしいパントリー

●階段下スペースを活用したパントリー

●ワインセラーも置ける大容量パントリー

まとめ
パントリーは、食品や日用品を効率的に収納し、キッチンの快適さを大きく向上させる重要な設備です。
収納量の増加、家事動線の改善、キッチンの美しさを保つ効果などメリットが多く、現代の注文住宅では採用率が高まっています。
パントリーをつくる際は、種類・広さ・位置・動線・棚の設計を丁寧に計画することで、より快適な生活が実現します。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。
