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2025.09.23
リビングと繋がるワークコーナーが増えている理由【岡山注文住宅コラムVol.141】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
近年、家づくりの相談の中で「リビングの一角にワークコーナーを設けたい」というご要望をいただくことが増えてきました。リモートワークや子どもの学習スペース、趣味や家事スペースとしても活用できるため、多くのご家族が気になるテーマではないでしょうか。
この記事では、ワークコーナーの基本的な特徴や、リビングとつながるワークコーナーが増えている理由、メリットとデメリット、さらに快適に使うための工夫について詳しくご紹介します。
「ワークコーナーを設けるべきか迷っている」「家族が過ごすリビングとどうつなげるべきか悩んでいる」という方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
ワークコーナーとは?リビングに広がる新しい空間の形
ワークコーナーとは、リビングやダイニングの一角に設ける小さな作業スペースのことです。机や棚を備え付け、パソコン作業や読書、子どもの宿題などに利用できます。従来の「書斎」と異なり、個室化せずに家族のいる空間と緩やかにつながっている点が特徴です。
実際に家づくりをされたご家族からは「リビングで過ごす子どもと同じ空間で仕事ができる」「料理をしながら子どもの学習を見守れる」という声が多く寄せられています。個室の書斎にこもるのではなく、家族と適度に距離を保ちながら集中できることが、現代のライフスタイルに合っているのです。
リビングとつながるワークコーナーが増えている理由
リビングとつながるワークコーナーが注目されている背景には、社会や家庭の変化があります。
リモートワークの普及
テレワークが一般化したことで、自宅で快適に仕事をする場所が求められるようになりました。リビングとつながるワークコーナーは、家族とのコミュニケーションを保ちながらも仕事に集中できる絶妙なバランスを実現します。
子どもの学習環境の変化
近年は、子どもが家で過ごす時間の中で学習だけでなく、オンライン授業やタブレット学習、さらには創作活動や調べ学習など活動内容が多様化しています。リビングとつながるワークコーナーがあれば、親が見守りながらデジタル機器を安心して使わせることができます。学習だけでなく生活全般をサポートする拠点として活躍するのです。
家事との両立
家事をする親にとって、キッチンやリビングから見える位置にワークコーナーがあることで、子どもの様子を確認しながら作業が可能です。短時間での家計簿入力やネット検索など、ちょっとした作業にも便利です。
ワークコーナーを設けるメリット
家族とのつながりを保ちながら作業できる
完全な個室ではなくリビングの一角にあるため、子どもや家族の気配を感じながら作業ができます。小さな子どもがいる家庭では、安心感が大きなメリットになります。
限られたスペースを有効活用できる
限られた面積を効率よく使いながらも、使い勝手やデザインにこだわることで「小さな空間を暮らしの質を高める場所」に変えられます。特に階段下はデッドスペースになりがちですが、ワークコーナーとして活用すれば在宅ワークや勉強に便利な場所に変わります。コンパクトながらも机と照明を設けるだけで集中できる環境が整い、暮らしの質を高める有効な空間利用が可能です。
多目的に活用できる
仕事用だけでなく、子どもの勉強、家計管理、裁縫やDIYなど趣味のスペースとしても利用可能です。ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に使えることが大きな強みです。
家事効率が上がる
料理や洗濯をしながらでも、家族の様子を確認しつつ作業できます。短い隙間時間の活用につながり、日常の効率が高まります。
ワークコーナーを設けるデメリット
集中しにくい可能性がある
リビングとつながっているため、テレビの音や子どもの声が気になる場合があります。特に長時間のリモート会議には工夫が必要です。
プライバシーが確保しにくい
書類やパソコン画面が家族に見えてしまうため、プライバシー性は個室の書斎より低くなります。業務内容によっては不向きなケースもあります。
散らかりやすい
教材や書類を置いたままにできる反面、整理整頓ができていないと生活感が強く出てしまいます。収納の工夫が欠かせません。
音と光の影響
リビングの照明やテレビの光が視界に入り、集中力をそぐことがあります。適切な間仕切りや照明計画が必要です。
快適なワークコーナーをつくるための工夫
収納を充実させる
文房具やパソコン周辺機器をすぐに片付けられる収納を設けることで、リビングの美観を損なわずに使えます。
照明とコンセントを最適化する
スタンドライトだけでなく、ダウンライトや間接照明を取り入れることで、長時間の作業でも目が疲れにくくなります。コンセントはノートPCやプリンター用に複数口を確保することが重要です。
半個室化で集中力を高める
腰壁やガラスパーテーションで仕切ると、リビングの一部でありながら集中しやすい環境になります。
家族の動線を考慮する
通路やリビングの中心に配置すると落ち着かないため、壁際や角に配置するのが理想です。実際に使う場面をシミュレーションして設計することが大切です。
まとめ
ワークコーナーは、リビングとつながることで家族とのつながりを感じながら集中できる、現代の暮らしに合った空間です。リモートワークや学習スペース、趣味や家事スペースとして多目的に活用できる一方で、集中しにくさや整理整頓の課題もあります。収納や照明、間仕切りの工夫で快適な空間を実現できるでしょう。
家族ごとに使い方はさまざまです。これから新築住宅を検討されている方は、ご家族に合ったスタイルをぜひ取り入れてみてください。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。