NewsBlog

家づくりコラム

Menu

Menu

2026.05.14

NEW

傷も色変わりも「味」になる。 無垢材の経年美化【設計お役立ち情報 Vol.54】

 

「無垢の床、憧れるけど傷が心配で…」という声をよくいただきます。

確かに無垢材は、物をぶつけたり引っ掻いたりすると、傷や凹みがつきやすいです 。

でも、それは無垢材の「弱点」ではなく、「育つ素材」である証拠でもあります。

 

 

無垢材は年月が経つにつれ、色が深く豊かに変化していきます。

たとえばヒノキは最初クリーム色ですが、徐々に飴色に。 ナラやチークは使い込むほど落ち着いた艶が生まれます。

子どもが走り回った跡、家具を動かした細かな傷——それがすべて「その家の歴史」として床に刻まれていく

そう考えると、傷への見方が少し変わりませんか?

 

 

もちろん、実用的なケアも大切です。深い傷は紙やすりで研磨して補修することもできます。凹み箇所は水分と熱で元に戻すこともできます。

 

合板フローリングは傷ついたら基本的に交換ですが、無垢材は補修しながら長く使えます。 メンテナンス性という点では、長い目で見ると無垢のほうが優れているとも言えます。

 

 

SANKOでは無垢材の床を標準仕様としています。 樹種はカバ桜・クルミ・オーク等々からお選びいただけます。 それぞれ硬さ・色み・肌触りが異なるので、ライフスタイルや好みに合わせてご提案しています。

「10年後、どんな色になるか楽しみ」と言っていただけるお客様が多いです。 家は建てた瞬間が完成ではなく、住むほどに深みが増していく—— そんな家づくりを大切にしています。

素材は、時間をかけて正直に答えを出してくれます。それが自然素材の魅力だと思っています。

 

 

松村