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2025.06.21
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収納で暮らしが変わる!岡山の注文住宅で考えたい間取りと収納設計【岡山注文住宅コラムVol.87】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
注文住宅の計画が進む中で、多くの方が頭を悩ませるのが「収納」です。
暮らし始めてから「もっと収納を確保しておけばよかった…」と後悔するご家庭も少なくありません。
特に岡山のような車移動中心で、アウトドア用品や非常用グッズを常備する家庭では、暮らしに合った収納計画が欠かせません。
この記事では、注文住宅での収納の基本的な考え方や、岡山の暮らしに合った人気の収納アイデア、失敗しないためのポイント、そして実際の収納事例まで詳しくご紹介します。
この記事を読むと、自分たちのライフスタイルに合った収納の設計方法がわかり、住んでからの後悔を未然に防ぐヒントが見つかります。
「岡山で注文住宅を建てたい」「収納にこだわって家を建てたい」
とお考えのご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
注文住宅での収納の基本と考え方
なぜ収納が重要なのか?
家づくりにおいて、収納は「暮らしの質」を大きく左右します。
収納スペースが不足すると、物があふれて掃除がしにくくなったり、家族がストレスを感じたりする原因になります。
特に岡山県では、車での移動が多いため、ベビーカーやアウトドア用品、買い置き食材など、かさばる荷物が日常的に必要です。
これらをすっきりと片付けるためには、ライフスタイルに合った収納計画が欠かせません。
注文住宅だからこそ叶う「最適収納」
建売住宅では難しい、「家族にフィットした収納設計」が可能なのが注文住宅の強みです。
家族構成、荷物の量、趣味、生活リズムをふまえて、必要な場所に必要なだけの収納を配置できます。
例えば「帰宅後すぐに上着をしまいたい」なら玄関近くにコートクローク。「週末はキャンプに行く」なら外部からも出し入れできる土間収納など、暮らしに寄り添った収納が実現できます。
人気の注文住宅収納アイデア
注文住宅でよく採用されている人気収納を、6つご紹介します。
シューズクローク(土間収納)
玄関横に設置される土間タイプの収納です。
靴だけでなく、アウトドア用品・ゴルフバッグ・ベビーカーなど、屋外で使うアイテムの収納に便利です。
特に岡山ではキャンプや海水浴など外遊びの機会が多いため、玄関土間収納の需要が高まっています。
外から帰ってすぐに収納できるため、室内を汚す心配もありません。
パントリー(食品庫)
買い置きした食材やキッチン家電をすっきり収納できるのがパントリー。
冷蔵庫の近くやキッチンの背面に設けることが多く、買い物の頻度が少ないご家庭や大家族に重宝されます。
岡山のように車移動でまとめ買いをする家庭には、特にパントリーは欠かせません。
週末の買い出しで大量の食品をストックしても、収納場所に困らずスッキリと保てます。
ファミリークローゼット
家族全員分の衣類を一か所でまとめて管理できる収納スペースです。
洗濯動線を考えてランドリールームと隣接させることで、「洗う→干す→たたむ→しまう」が最短距離で完了します。
共働き世帯の多い岡山では、家事の効率化が求められているため、ファミリークローゼットの人気は非常に高くなっています。
階段下収納
デッドスペースになりがちな階段下を有効活用する収納です。
掃除機や季節家電など、使用頻度が低いものを収納するのに適しています。
天井高に制限がありますが、工夫次第で実用的な収納空間に変えられます。
壁面収納
リビングや寝室の壁面を使って、収納棚や造作家具を設けるスタイルです。
見せる収納としてインテリア性も高く、散らかりがちな小物もスッキリ片付きます。
テレビボードや本棚と一体化させることもでき、限られた面積を有効活用したい都市部の住宅にも向いています。
小屋裏収納(ロフト収納)
季節用品や思い出の品など、日常的には使わないものをしまっておける収納です。
居室に収納をつくりたくない場合や、収納力を増やしたいときに活躍します。
岡山では平屋人気も高まっており、平屋×ロフト収納という組み合わせで空間を最大限に活用するケースが増えています。
注文住宅の収納で失敗しないためのポイント
収納は、間取りの計画段階でしっかり考えておかないと、「暮らし始めてから不便を感じる」という失敗につながる重要な要素です。特に注文住宅は自由設計だからこそ、「どこに・どれだけ・どのように収納するか」を明確にしなければ、せっかくの家づくりが台無しになってしまうこともあります。
ここでは、実際によくある失敗例や、後悔しないための収納計画のコツを、具体的に4つの視点からご紹介します。
1. 使う場所の近くに収納を配置する(動線収納)
収納は“広さ”ではなく“配置”が命です。よくある失敗が「とりあえず収納スペースをたくさん確保したけど、必要な場所にない」というケース。
例えば、掃除機が1階の階段下収納にしかなく、2階の掃除が面倒になった…などです。
そこで大切なのが「動線収納」という考え方。収納は「物を使う場所の近く」に設けることで、片付けや取り出しがスムーズになります。
具体的には、
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玄関:コートや通勤バッグ、子どものランドセル
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リビング:おもちゃ、リモコン、書類類
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脱衣室:タオル、洗剤、下着類
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キッチン:ゴミ袋、ラップ、よく使う調味料
このように、それぞれの“暮らしの行動”と“収納するモノ”をセットで考えることで、暮らしやすさが一気にアップします。
2. 家族のライフスタイルと将来の変化を見据える
収納は“今”だけでなく“未来”も見越して計画することが大切です。
たとえば、今は幼い子どもが10年後には中学生になり、荷物の種類も増えてきます。また、将来的に両親との同居や在宅ワークが始まるかもしれません。
将来の暮らし方を考慮することで、後々のリフォーム費用を抑えることにもつながります。
3. 広さだけでなく「使いやすさ」を重視する
収納=広ければ良いと思われがちですが、実は「使いやすさ」が重要です。
例えば、奥行きが深すぎる収納は、奥に入れた物が取り出しにくく、“使わないデッドスペース”になってしまいます。
また、棚板の高さが固定されていて使いにくい、照明がなくて中が暗い、ということもよくあります。
使いやすい収納のポイント:
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奥行きは浅め(40〜60cm)で、手前の物も奥の物も見渡せる
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可動式の棚で、季節や物のサイズに応じて調整可能
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中に照明を設置することで探しやすさがアップ
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引き出し収納も活用して、重ねず整理整頓しやすく
収納の中も“見える化”することで、モノの管理がラクになり、家事ストレスの軽減にもつながります。
4. 見せる収納と隠す収納をバランスよく設計する
収納は「すべて隠す」よりも、「見せる部分」と「隠す部分」をバランス良く配置することで、空間にメリハリが生まれ、家全体が整って見えます。
たとえば、
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リビングではおしゃれな本や観葉植物を飾る“見せる棚”
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キッチンは生活感のある食材や調理器具を“隠す収納”
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子ども部屋ではよく使う学用品を“オープン収納”で自立を促す
こうした収納計画をすることで、暮らしやすさとデザイン性の両立が可能になります。
5. “しまう場所”だけでなく“戻す習慣”までを意識する
収納設計は、家族が「自然と片づけられる仕組み」をつくることが大切です。
どんなに立派な収納を作っても、「何をどこに戻せばいいかわからない」「子どもが届かない」といった問題があると、結局モノが出しっぱなしになります。
実際、あるお施主様から「子どもが自分で支度できるように、低い位置にカバン収納を作ったら、毎朝の準備が驚くほどスムーズになりました」という声をいただいたことがあります。
つまり、家族全員が“片付けしやすい動線”と“ルールが定着しやすい収納位置”をつくることが、快適な暮らしへの近道です。
岡山の暮らし方に合った収納アイデア
車移動が多い岡山では玄関収納が重要
岡山県では車を使った移動が多いため、車に乗る前後で使う物(エコバッグ、傘、レインコート、帽子など)をしまう場所が求められます。玄関土間収納や壁面収納にこうしたアイテムをまとめておくことで、出かける準備がスムーズになります。
アウトドア用品は専用スペースを設けて
岡山では渓流釣りやキャンプなど、自然を満喫するアクティビティが盛んです。そのため、テントや折りたたみチェアなどの収納に悩むケースが多いです。
SANKOの家では、勝手口近くや車庫と繋がった外収納スペースを提案することが多く、屋外に置きっぱなしにしないことで長持ちし、見た目もすっきりします。
災害時の備蓄品は家族で共有できる場所に
岡山県南部でも近年、大雨や地震などの災害リスクへの備えが求められています。非常用の水や食料、携帯トイレ、ガスボンベなどをまとめておける収納は、階段下収納やパントリーの一角に設けると便利です。
家族みんなが場所を把握できるようにすることが、防災意識を高める第一歩になります。
SANKOの収納実例
SANKOの家で実際に建てられた注文住宅の収納例をご紹介します。
実例1:アウトドア好き家族の広々土間収納(赤磐市・O様邸)
広々とした土間空間に、アウトドア用品の収納や自転車の壁掛け収納を設置しました。
自転車のメンテナンスもできるため、アウトドアが趣味のご家族が趣味を思う存分楽しむことができます。
実例2:ランドリースペース横のファミクロで家事ラクに(岡山市東区・T様邸)
洗面スペースと一体になったランドリースペースに隣接した2帖のファミクロ。
洗濯→干す→収納の流れがスムーズになります。造作のカウンターを設置し、楽に洗濯物を畳んだりアイロンがけできるのもいいですね。
実例3:ダイニング横の隠せる壁面収納で、スッキリとした空間(岡山市中区・K様邸)
LDKは人が集まるため、モノも自然と集まりやすい場所。
日々使うものや書類などごちゃごちゃと落ち着かない雰囲気になりがちですが、一か所にまとめておくことで、必要な時でもサッと取り出せます。扉をつけることでスッキリ隠せますね。
実例4:キッチン横の広々パントリーにたっぷり収納(岡山市南区・O様邸)
2.5帖のパントリーには買いだめした食品や日用品をたっぷり収納できます。
可動棚をつけることで、置きたい収納ボックスに合わせて高さを調節できますね。
まとめ
「注文住宅 収納」で検索される方の多くは、今後の暮らしを見据えて快適な住まいづくりを計画されていることと思います。
収納は、日々の暮らしの質を大きく左右する重要な要素です。
岡山ならではの生活スタイルに合わせた収納計画を立てることで、家族みんなが快適に暮らせる家が実現できます。
土間収納やパントリー、ファミリークローゼットといった人気の収納アイデアを取り入れ、自分たちだけの「使いやすい収納」を叶えてみませんか?
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
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高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。