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家づくりコラム

2025.07.12

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家族構成に合わせた注文住宅の間取り|将来まで長く快適に暮らせる家づくりのコツ【岡山注文住宅コラムVol.108】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「家族構成に合った間取りってどう決めればいいの?」

「将来子どもが増えたときにも対応できる間取りは?」

注文住宅を検討し始めると、多くのご家族がこのようなお悩みに直面します。

家族構成は家庭ごとに異なり、最適な間取りの正解も一つではありません。

 

この記事では、家族の人数やライフスタイルに応じたおすすめ間取り例から、将来を見越した設計の考え方、間取りを検討する際のポイントや注意点まで、幅広く丁寧に解説します。

この記事を読むことで、家族全員が長く快適に暮らせる理想の間取りを見つけるヒントが得られます。

これから新築住宅を建てる予定のご家族や、子育て世帯、二世帯住宅を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

家族構成に応じたおすすめの間取り例

二人暮らしにおすすめの間取り

夫婦2人の暮らしにおすすめなのは、

2LDKまたは1LDK+フリースペースの間取りです。

LDKは15帖以上あるとゆとりがあり、将来的なライフスタイルの変化にも対応しやすくなります。

収納はウォークインクローゼットを1か所に集約することで、片付けやすく、掃除の手間も減らせます。筆者の体験では、リビング横の一角にワークスペースを設けたことで、リモートワークも快適に行える空間となりました。

将来、子どもを迎えることを見越して、1室余裕を持たせておく設計が安心です。

三人暮らし(子ども1人)におすすめの間取り

お子様が1人いるご家庭には、

3LDKの間取りがバランス良くおすすめです。

LDKは16〜18帖程度を確保し、家族団らんの時間をゆったり過ごせる空間にしましょう。

子ども部屋は4.5~6帖ほどで十分。子どもが小さいうちは遊び場として使い、将来学習スペースへと役割を変えられるよう、造作カウンターの設置も有効です。

さらに、洗濯動線や収納動線を短くまとめることで、家事負担を軽減できます。

四人暮らし(子ども2人)におすすめの間取り

お子様が2人の家庭では、3LDK~4LDKの間取りが定番です。

子ども部屋は2室、どちらも同じ広さにすることで平等性を保ち、トラブルの予防にもつながります。

また、LDKの広さは18帖以上あると快適。

共用のファミリークローゼットを設けると、全員の衣類が一か所にまとまり、朝の支度がスムーズです。

三~四人暮らしにおすすめしたいSANKOの間取り

SANKOの規格住宅「HARE」の中で人気の高いRプランの間取りは、特に三~四人暮らしのご家族にご好評をいただいております。

8帖の寝室+4.5帖の子供部屋が2部屋あり、書斎コーナーは建具をつけて籠れるような空間にしたり、納戸としても使えます。

1階の和室お子様の遊びスペース客間将来的な寝室としても使えて便利です。

三世代・二世帯暮らしにおすすめの間取り

親世代と同居する三世代・二世帯住宅では、プライバシーと共有空間のバランスが重要です。

完全分離型の二世帯住宅では、それぞれの生活リズムを尊重でき、ストレスが少なくなります。

例えば、1階に親世代の寝室とLDK、2階に子世代のプライベート空間というゾーニングにすることで、生活の干渉を最小限にできます。

浴室やキッチンを共有する場合でも、洗面台を2か所設けるなど、混雑を避ける工夫が求められます。

 

 

家族構成やライフスタイルの変化に対応するためには

注文住宅は、家族の今の暮らしだけでなく、10年後、20年後の未来まで見据えた住まいであるべきです。

家族構成やライフスタイルは年月とともに必ず変化します。

その変化に柔軟に対応できる間取りを計画しておくことが、後悔しない家づくりのポイントです。

子育て期から老後まで、間取りは可変性がカギ

子どもが小さいうちは、遊び場や家族で過ごす広いリビングが重宝されますが、成長とともに勉強部屋や個室が必要になります。

さらに子どもが巣立った後には、その部屋が空き部屋になることもあります。

たとえば、当初は兄弟2人の共有部屋として設計していたスペースを、お子様が成長したタイミングで間仕切りを活用し、それぞれのプライベート空間を確保。将来的に2部屋に分けられるよう可変的な間取りにすることができます。

大学進学後にはその一部をワークスペースとして再利用するなど長く無駄なく使える設計が実現できます。

多目的スペースを取り入れると変化に強い

将来の生活スタイルに合わせやすくするために、あえて「用途を決めすぎない」スペースを取り入れる方法もあります。

たとえば、

  • 2階ホールを少し広めに取り、子どもが小さいうちは遊び場に。後にフリースペースや勉強コーナーとして活用。
  • リビングの一角に小上がりの和室を設けておき、普段は昼寝や遊び場として。親が泊まりに来た際には寝室としても使用。
  • 1階に設けた納戸を、将来は書斎や介護スペースに変更可能にしておく。

使い方が固定されていない空間が、暮らしの自由度を高めてくれます。

 

一時的な変化にも柔軟に対応する間取り

家族構成の変化は、常に長期的なものとは限りません。

たとえば以下のような一時的なケースにも備えると、より安心です。

  • 親の介護が必要になり、一時的に同居することになった
  • 大学生の子どもが一人暮らしから戻ってくる
  • 来客や帰省のため、臨時の寝室が必要になる

こうした事態に対応するために、リビング横に和室や多目的スペースを設けておくと、生活空間を圧迫することなく臨時対応が可能になります。

SANKOの家では、1階にフレキシブルな和室を提案することが多く、「普段は開放してリビングの延長として使い、必要なときだけ客間や寝室として使う」といった活用事例が多く見られます。

変化に対応できる家は資産価値も保てる

将来、住み替えや売却、賃貸に出す可能性がある場合でも、柔軟な間取り設計がされている家は市場価値が落ちにくいというメリットもあります。

  • 子ども部屋が仕切りで増減できる
  • 水回りが1階に集約されていて老後も安心
  • 広さのバランスが良く、間取りの変更がしやすい

こうしたポイントを押さえて設計することで、「ずっと住みやすい家」であるだけでなく、「ずっと選ばれる家」になります。

SANKOの家では、HEAT20 G3ランク相当の断熱性能に加え、将来の可変性も踏まえた設計提案を行っております。高性能でありながら、家族の変化に寄り添う、そんな住まいづくりをお手伝いしています。

間取りを考える時のポイント

生活動線を意識する

間取りの満足度を大きく左右するのが「生活動線」です。

キッチンから洗濯機、物干しスペースへの動線がスムーズだと、家事の時間がぐっと短縮されます。

洗濯→干す→畳む→収納の一連の流れを1階で完結できるよう設計すると、家事の手間が軽減されます。

 

 

収納は家族の人数に合わせて設計する

家族が多くなるほど、物も増えます。適切な場所に適切な量の収納を確保することで、家が散らかりにくくなります。

特に玄関やリビングの近くには、大容量の収納を設けると便利です。

シューズクロークやパントリーは人気の収納アイデアの一つです。

 

将来の変化に対応できるよう設計する

将来的に子どもが巣立ったり、介護が必要になったりすることも視野に入れ、間取りの可変性を高めておくと安心です。

広い空間をあとから仕切れるような設計を検討すると、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

間取りを考える時の注意点

家族の意見をまとめる

注文住宅は家族全員の暮らしの場です。

夫婦で意見が食い違ったり、子ども部屋の配置を巡ってトラブルになったりするケースも少なくありません。

間取りを決める前に、全員の希望を「やりたいことリスト」に書き出して優先順位をつけることが大切です。

採光・通風も間取りに大きく影響する

家族構成ばかりを重視して間取りを組むと、光の入り方や風通しが犠牲になる場合があります。

プライベート空間だけでなく、家全体の空気の流れにも気を配る必要があります。

高気密高断熱のSANKOの家では窓を開けずに計画的な換気が可能で、各居室で換気が完結する設計となっています。

まとめ

ここまで、家族の人数やライフスタイルに応じた間取りの考え方をご紹介してきました。

家族構成に合った間取りは、今だけでなく将来の暮らしも見据えて計画することが大切です。

また、生活動線や収納、家族の希望をバランスよく反映させることで、長く快適に住み続けられる家が完成します。

SANKOの家では、断熱性能・気密性能に優れた高性能住宅をベースに、それぞれのご家族にぴったりの間取りをご提案しています。

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。

HEAT20 G3ランクの快適で、居心地の良い空間です。

高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。