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家づくりコラム

2025.07.31

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工務店の選び方|高性能住宅を建てるために押さえるべきポイント【岡山注文住宅コラムVol.126】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「工務店の選び方が分からない」「どこを比べれば良いの?」そんなお悩みはありませんか?注文住宅は、一生に一度の大きな買い物。後悔しないためには、比較すべきポイントを知ることが大切です。

この記事では、「気密測定(C値)」「HEAT20基準」「自然素材対応」「パッシブ設計」「施工事例の確認方法」といった視点から、性能重視で家づくりを検討されている方に向けて、信頼できる工務店の選び方をQ&A形式で分かりやすく解説します。

これから家を建てる方にとって、工務店選びの軸がはっきりし、自信を持って選べるようになります。特に「自然素材を使った健康住宅」や「高気密・高断熱の快適な住まい」を望むご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

Q:気密測定(C値)を行っている工務店を選ぶべき?

A:C値測定を実施している工務店は、施工の品質にも信頼がおけます

高性能住宅の快適さや省エネ性を左右する重要な指標が「C値(相当隙間面積)」です。C値とは、住宅全体でどれだけ隙間があるかを示す数値で、数値が小さいほど気密性が高くなります。

たとえば、SANKOの家では平均C値0.04㎠/㎡という国内トップクラスの数値を実現しています。これは、冬場の冷気が入らず暖かさを逃がさない、夏場は外気の湿気や熱気をシャットアウトできる快適な環境に直結します。

気密性の高い住宅は、計画換気(第1種換気)も適切に機能するため、室内の空気が清潔に保たれます。C値を測定していない工務店の場合、実際の気密性能が分からず、性能のばらつきが発生する可能性があります。

高気密高断熱を目指すなら、「気密測定を全棟実施しているか」は必ず確認しましょう。

Q:HEAT20 G2やG3などの断熱性能は、どれくらい重要?

A:これからの地球環境を見据えた家づくりには、G3基準の断熱性能が欠かせません

HEAT20は住宅の断熱性能を評価する指標で、G1・G2・G3と性能ランクが分かれています。中でもG3は、現時点での国内最高水準。真冬でも室内の温度が安定し、家じゅうどこにいても寒暖差の少ない快適な暮らしが実現できます。

SANKOでは、このG3基準を標準仕様としています。これからの地球環境の変化やエネルギー事情を見据えた選択です。高断熱・高気密の住まいは、冷暖房エネルギーを最小限に抑えられるため、将来の光熱費の高騰リスクやエネルギー制約にも柔軟に対応できます。

実際に、HEAT20 G3基準の住まいは、冬でも室温が15℃を下回らず、ヒートショックや体調不良の予防にもつながります。お子様や高齢の方にも安心な空間となるでしょう。

長く快適に暮らすためには、「今の気候」だけでなく「未来の環境」にも備えた性能が必要です。G3基準はその最前線といえます。

Q:自然素材に対応している工務店はどう選べばいい?

A:無垢材・漆喰・珪藻土を扱う経験や実績のある工務店を選ぶことが大切です

自然素材を使用した住宅は、空気がやわらかく、室内の湿度も自然に調整されるため、快適で健康的な暮らしを実現できます。たとえば、漆喰や珪藻土は調湿・消臭効果があり、アトピーや喘息の症状を和らげるご家族にも好評です。

一方で、施工には専門的な知識と技術が必要です。無垢材は反りや割れが起きやすく、珪藻土や漆喰も左官の腕前によって仕上がりが大きく左右されます。

自然素材をうまく活かすには、素材の選定から施工管理までを熟知した工務店を選ぶことが重要です。過去の施工事例や、お客様の声を確認しながら、素材に対するこだわりや考え方を聞いてみましょう。

Q:パッシブ設計や換気設計の知見がある工務店を選ぶべき?

A:自然の力を活かした設計ができる工務店は、光熱費を抑えながら快適な住まいを提供できます

パッシブ設計とは、太陽の熱や光、風などの自然エネルギーを最大限に活用する設計手法です。たとえば、冬は南側に大きな窓を設けて日射取得をし、夏は庇で日差しを遮るといった工夫がされます。

こうした設計には、土地の向きや立地条件に合わせた提案力が求められます。また、機械換気(第1種・第3種)の種類やレイアウトの考え方も工務店によって異なります。

換気計画がしっかりされていれば、室内の空気が常に新鮮に保たれ、結露やカビの発生リスクも軽減できます。C値と換気設計はセットで考える必要があるため、どちらにも強い工務店を選ぶのがおすすめです。

Q:施工事例を見るとき、どこに注目すればいい?

A:性能数値・素材・デザイン・暮らし方まで確認するのがポイントです

施工事例を見るときには、単に外観のデザインだけでなく、断熱性能や気密性、素材の使い方、実際の暮らし方まで確認することが大切です。

たとえば、無垢の床材を使った事例があれば、その経年変化やメンテナンス性についても確認しましょう。また、「この家のC値はいくつ?」「どんな換気システムを採用している?」といった視点も重要です。

可能であれば、完成見学会や構造見学会に参加し、実際の住空間を体感してみてください。特に冬場に訪れると、高性能住宅のあたたかさを実感できます。実際の住まい手の声が聞けるイベントがあれば、積極的に参加することをおすすめします。

まとめ|工務店の選び方で、家の快適さは大きく変わる

注文住宅の工務店選びは、デザインや価格だけでなく、「性能の裏付けがあるか」「自然素材への理解があるか」「設計力・施工力があるか」といった視点が重要です。

特に、気密測定を実施しているかどうか、HEAT20 G2・G3などの高断熱性能に対応しているか、自然素材の施工実績があるかなどは、後悔しない家づくりのための大切な判断材料になります。

ぜひこの記事で紹介したポイントを参考に、自分たちに合った工務店を見つけてください。

SANKOの家では、これらすべてを一貫してサポートし、「安心して暮らせる住まいづくり」をご提案しています。

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの涼しく快適で、居心地の良い空間です。


高性能住宅を是非ご体感に来てみてください。