News・Blog

家づくりコラム

Menu

Menu

2026.11.05

NEW

床や家具に小さな穴と粉…それ、キクイムシかも?【設計お役立ち情報 Vol.61】


岡山市、倉敷市を中心に高性能住宅の家づくりをしているSANKOの松村です。

 

 

 

フローリングやカウンターに、針で突いたような小さな穴。
その下に、細かい木くずのような粉が落ちている。
そんなことはありませんか?

 

 

 

もしかすると、キクイムシかもしれません。
乾燥した木材を食べる小さな甲虫で、住宅では「ヒラタキクイムシ」がよく知られています。
体長は3〜8mmほど、茶褐色の細長い姿をしています。

 

 

 

キクイムシは、木材に卵を産みつけます。
孵った幼虫は、約10ヶ月ものあいだ木の内部を食べながら成長し、成虫になると木に穴を開けて外へ出てきます。
この直径1〜2mmほどの丸い穴が、私たちが目にする穴の正体。粉は、幼虫が食べた木のかす(木粉)です。

成虫が出てくるのは**4〜8月ごろ(特に5〜6月)**が多く、穴や粉に気づくのもこの時期が中心です。
なお、冬に暖房で暖かくなった室内では、2〜3月ごろに出ることもあります。

卵や幼虫は木材の内部に隠れているので、見た目では事前に分かりません。
普通の木材に見えても、中に入っていることがあるのです。

 

 

 

 

 見つけたときの対処について

 

成虫の寿命は3〜5週間と短いのですが、木の中にはまだ幼虫がいることが多く、放置すると被害が広がることがあります。
といっても、慌てなくて大丈夫です。

キクイムシ用のスプレー(エアゾール式)を、穴から注入します。
細長いノズルがついたものなら、木の内部まで薬剤が届きやすくなります。

ただし、1回で終わらないこともあります。
月に1回ほどのペースで、様子を見ながら繰り返してみてください。
使うときは、説明書をよく読み、換気をして、火気や可燃物の近くでは使わないようにしましょう。

 

 

 

 

SANKOの家は、無垢材や天然漆喰など、自然素材を標準で使っています。
自然のものだからこそ、木に虫が出る可能性はゼロとは言えません。
でも、あらかじめ知っておけば、慌てずに落ち着いて対応できます。

松村