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2025.06.30
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注文住宅に書斎を設けるべき?|後悔しないためのポイントと実例紹介【岡山注文住宅コラムVol.96】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
最近、「注文住宅に書斎を作りたい」と考える方が増えてきました。
テレワークや趣味の時間を充実させたいという声が背景にあります。
しかし一方で、「本当に必要なのか」「無駄にスペースをとってしまうのでは?」と悩むご家族も少なくありません。
この記事では、注文住宅に書斎を設けるメリット・デメリット、設置場所の選び方、使いやすくするためのポイント、実際の施工事例まで、幅広くご紹介していきます。
この記事を読むことで、書斎を取り入れるかどうかの判断材料が得られ、実際に設ける場合も後悔のない計画が立てられるようになります。
テレワークや読書、趣味の時間を大切にしたいご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
テレワークで増えたことで人気が高まっている書斎
2020年以降、働き方が大きく変わり、リモートワークが一般化しました。
その流れの中で、注文住宅における「書斎」の需要が一気に高まっています。
特に岡山県でも在宅勤務を継続している企業が増えており、「家の中に集中できる場所が欲しい」と考える方が増加。
国土交通省の調査では、2023年には注文住宅の約3割が「書斎スペース」を要望に含めているというデータもあります。
このように、生活スタイルの変化に応じて、書斎の必要性は今や「あると便利」から「なくては困る」空間へと変わってきているのです。
書斎の主な用途とは?
1. 在宅ワーク・リモート会議の仕事部屋として
働き方改革やテレワークの普及により、「家の中にオフィス環境を整えたい」というニーズが急増しました。
ZoomやTeamsなどのWeb会議に集中できる、静かで背景も整った空間が求められています。
Web会議用の背景壁紙や収納棚を造作で設けると実用的です。
2. 勉強・資格取得のための学習スペース
社会人の資格取得、子どもの受験勉強、通信講座など、自宅学習の場としても書斎は便利です。
リビングやダイニングでは集中できないという方にとって、専用の静かな空間は大きなメリットです。
3. 読書や趣味の時間を楽しむためのプライベート空間
本に囲まれて静かに読書をしたり、好きな音楽や映画を楽しんだり、PCゲームをしたりと、趣味を満喫する場所としても人気です。
とくに「家の中に“自分だけの居場所”が欲しい」というニーズに応えられるのが書斎の良さです。
4. 家計簿・事務作業・整理の場としての活用
毎月の家計管理や保険・書類関係の整理、学校からのプリントの管理など、ちょっとした事務作業にも最適です。
共働き家庭では「共有書斎」として夫婦で使う例も多くなっています。
5. 収納を兼ねたフリースペースとして
小さな書斎であっても、本棚や造作棚を設けることで、収納機能を持たせることができます。
季節家電や書類、子どもの作品など、リビングには置きたくないけれど必要なものを収める場所としても活躍します。
ライフステージに応じて変わる書斎の使い方
注文住宅の魅力は、将来の使い方の変化に柔軟に対応できる点です。例えば、
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子どもが小さい間は親の在宅ワークスペースとして
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成長したら、子どもの勉強部屋や自習スペースとして
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子どもが独立した後は、夫婦それぞれの趣味室や書庫として
このように、書斎は多目的に活用できるフレキシブルな空間なのです。
注文住宅で書斎を設けるメリット
1. 集中できる環境がつくれる
書斎は、家族の気配から離れ、静かな空間で集中できる場所として非常に有効です。
特にリモート会議中や資格勉強など、集中力が求められる場面で効果を発揮します。
2. 趣味や読書のスペースとして活用できる
仕事以外でも、趣味に没頭できる空間は心の豊かさに直結します。
音楽や手芸、読書、動画編集など、好きなことに使える贅沢な時間と場所になります。
3. 家の中の役割分担が明確になる
書斎があることで、LDKや寝室はリラックスのための空間に、書斎は仕事や作業の空間と分けられ、家全体の使い方が明確になります。
4. モノの管理がしやすくなる
書斎には書類や文房具など、特定の用途のモノが集まります。
リビングに散らかることが減り、家の中が整いやすくなるのもメリットのひとつです。
注文住宅で書斎を設けるデメリット
1. スペースの確保が必要
書斎をつくるには、2~3畳ほどのスペースが必要です。
土地や延床面積に制限がある場合、他の空間とのバランスをしっかり検討する必要があります。
2. 使用頻度に差が出ることも
初めは活用していても、在宅勤務が減ったり趣味が変わったりすると、使われなくなるケースもあります。
設計時には将来の使い道も考えておきたいところです。
3. 孤立感が出る可能性
個室型の書斎は家族とのコミュニケーションが取りづらくなるという声も。
特に小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。
4. 冷暖房効率や換気に注意
狭い空間は家によっては空気がこもったりすることも。
SANKOの家のように、高気密・高断熱で計画的な換気ができる住宅性能があると安心です。
書斎はどこに設ける?
書斎を設ける場所は、生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。実例写真とともにご紹介します。
1. 個室タイプ
完全に独立した部屋で、2~3畳の空間にデスクやカウンター・収納を備えるのが主流です。
仕事や作業に集中したい人におすすめです。
2. リビングの一角
リビングにカウンターや造作棚を設けた「オープン書斎」は、家族とつながりながら作業できるのが魅力。
子どもの宿題スペースにも活用できます。
3. 階段下や吹き抜け横
デッドスペースを有効活用するアイデアとして、階段下や廊下、ホールの一角などに書斎をつくる事例も増えています。
省スペースながら便利です。
4. 主寝室の隣やWICの一部
大人のプライベート空間として、寝室に併設するパターンも人気です。
夜間の作業にも便利で、静かな環境が確保できます。
使いやすい書斎にするためのポイント
1. コンセントや照明の位置に注意
パソコンや照明の使用が前提のため、コンセントの位置や数、照明計画はとても重要です。
昼間の自然光も考慮して窓の位置も工夫しましょう。
2. 空調や換気の確保
快適な書斎には、適度な換気と空調が不可欠です。
SANKOの家では断熱等級7相当の高性能な住宅仕様で、計画換気による快適な環境づくりが可能です。
3. 収納の工夫
本棚、書類収納、文具など、用途に応じた収納を設けることで、机の上が散らかりません。
オープン収納と隠す収納をバランスよく配置するとよいでしょう。
まとめ
注文住宅で書斎を設けるかどうかは、家族のライフスタイルによって変わりますが、在宅勤務や趣味時間の充実には非常に効果的です。メリット・デメリットをしっかりと把握し、使いやすい場所・レイアウト・性能を計画することで、暮らしがより豊かになります。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
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