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2025.09.07
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注文住宅の電気代を抑える|岡山の工務店が考える省エネ住宅【岡山注文住宅コラムVol.135】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、
健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
注文住宅を建てる際、「毎月の電気代が高くならないか」という不安を抱く方は多くいます。
特に近年は電気料金の値上げや、夏の猛暑・冬の厳しい寒さが影響し、冷暖房費が家計を圧迫しやすい状況です。
この記事では「注文住宅で電気代を抑える方法」をテーマに、電気代がかかりやすい住宅の特徴や、
電気代を抑えるためのポイント、間取りや設備の工夫について詳しく解説します。
また、注目されているZEH住宅のメリットや、実際に取り入れられるプラン例も紹介します。
この記事を読むことで、注文住宅で無理なく電気代を抑える具体的な方法を理解できます。
電気代を節約しながらも快適に暮らせる家づくりを知りたい方に役立つ内容です。
これから岡山で新築を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
電気代のかかる原因
注文住宅で電気代が高くなってしまう住宅には、共通した原因があります。
1.断熱性
壁や屋根の断熱が不十分だと、夏は冷房が効きにくく、冬は暖房が逃げやすくなります。
断熱性の低い住宅ではエアコンを長時間稼働させる必要があり、電気代が上昇します。
2.気密性
隙間が多い住宅は外気が侵入しやすく、冷暖房の効率が大きく下がります。
窓やドアの性能が低いと、特に冬場の暖房費が高額になる傾向があります。
3.間取り
広すぎる吹き抜けや廊下の多いプランは空間が大きくなり、冷暖房の効率が落ちます。
必要以上に広い空間は快適性を損ない、電気代の増加につながります。
最後に、照明や設備の選択も影響します。
白熱電球や旧式の電化製品を使う住宅は無駄な消費電力が多く、毎月の光熱費を押し上げてしまいます。
電気代を抑える3つのポイント
注文住宅で電気代を抑えるには、家づくりの段階から工夫が必要です。
まず断熱・気密性能を高めることが最重要です。
壁や天井の断熱材を厚くし、窓にはLow-E複層ガラスや樹脂サッシを採用することで、外気の影響を大幅に減らせます。
SANKOでは、「外×内のW断熱」を採用し、内断熱工法に比べ、断熱性を約4倍も高めます。
断熱性が向上すると、冷暖房の稼働時間が短縮され、電気代の節約につながります。
次に、方角を意識した設計です。
南側に大きな窓を設けることで冬は日射熱を取り込み、夏は庇やシェードで日差しを遮ります。
自然エネルギーを上手に活用することで、電気代を抑えつつ快適な室内環境を実現できます。
省エネ設備の採用も効果的です。
LED照明や高効率エアコン、省エネ家電は消費電力を抑え、年間を通して電気代を節約します。
電気代を抑える家づくりをするための設備とは?
SANKOの家では、毎月の電気代を抑えながら快適に暮らせるよう、省エネ性能の高い設備を積極的に導入しています。
特に断熱・気密性能の高い建物と最新設備を組み合わせることで、省エネ効果を最大限に発揮できる点が大きな特徴です。
床下エアコン・小屋裏エアコン
SANKOの家では、床下や小屋裏にエアコンを設置し、家全体を均一に空調する方式を採用しています。
これにより各部屋ごとにエアコンを稼働させる必要がなく、少ない電力で快適な温度を保つことが可能です。
従来のエアコンより効率が高く、冷暖房費の削減につながります。
エコキュート
お湯づくりには空気の熱を利用するエコキュートを採用。
従来の電気温水器と比べて電気代を約3分の1に削減できます。深夜電力を利用した効率的な運用も可能で、家計に優しい仕様です。
太陽光発電システム
屋根の形状や方位を考慮し、効率的に発電できる太陽光パネルを設置。
昼間の電気を自家消費し、余剰分を売電できるため、電気代の節約に直結します。
将来的な電気料金の上昇にも安心して備えられる設備です。
これらの設備と高断熱・高気密性能を組み合わせることで、
SANKOの家は年間を通じて電気代を抑えつつ、快適な住環境を実現しています。
実際のお客様からも「床下エアコン1台で冬でも家全体が暖かい」「光熱費が以前の半分になった」という声をいただいています。
これらの設備を組み合わせることで、年間を通して電気代を抑える家づくりが可能となります。
ZEHについて・・・
ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、
住宅で消費する一次エネルギー量を実質ゼロにすることを目指した住まいです。
ZEH住宅は、高断熱・高気密の性能を持ち、省エネ設備と太陽光発電を組み合わせてエネルギー収支をゼロに近づけます。
具体的には、断熱性能を強化し、LEDや高効率給湯器を導入することで消費エネルギーを削減。
そのうえで太陽光発電による創エネで不足分を補います。
ZEHのメリットは電気代の大幅な削減に加えて、光熱費の安定性です。
電気料金が上昇しても、自家発電を活用できるため家計への影響を抑えられます。
また、国の補助金制度を利用できる場合もあり、建築コストを抑えるチャンスがあります。
デメリットとしては初期投資がかかる点です。
しかし、長期的に見れば、電気代削減効果や資産価値の高さから十分に元を取れる住まいといえます。
間取りの工夫とプラン例
注文住宅で電気代を抑えるには、間取りの工夫が欠かせません。
- 南向きリビング冬は太陽の熱を取り込みやすく、自然な暖かさを確保できます。夏は庇で直射日光を遮る設計が効果的です。
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吹き抜けのバランス
大きすぎる吹き抜けは冷暖房効率を下げます。部分的に取り入れることで開放感と省エネを両立できます。
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回遊動線のある間取り
風通しが良く、エアコンに頼りすぎずに快適さを保てます。自然風を取り入れる設計は電気代削減に直結します。
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コンパクトな水回り動線
キッチン・浴室・洗面をまとめることで、給湯の配管を短くでき、給湯効率が向上します。
【注文住宅】電気代がお得になる間取り3選!家じゅうまるごと快適空間
SANKOの家のYouTubeでは、お家づくりで大事なポイントや注意点をプロの目線から分かりやすくお伝えしています!
ぜひご覧ください✨
まとめ
注文住宅で電気代を抑えるためには、断熱・気密性能の強化、自然エネルギーを活かした設計、省エネ設備の導入、そして間取りの工夫が重要です。
さらに、ZEHの考え方を取り入れることで、将来的な電気料金の上昇にも備えることができます。
SANKOの家では電気代を抑える工夫と同時に、家族が安心して暮らせる高性能な注文住宅を実現します。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの涼しく快適で、居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてください。