現場密着ブログ＃02

こんにちは！SANKOの栗本です。

前回に続き、今回も現場見学レポートです。

これから定期的に現場へ足を運び、実際の施工現場で学んだことや感じたことをブログで発信していければと思っています。

現場でしかわからない気づきや職人さんたちのこだわりを皆さんにお伝えできればと思います。

一つ目の現場では階段の側板を制作していました。

鑿（ノミ）を使って細かな部分まで丁寧に加工されていました。

今回は鑿研ぎを体験させてもらいました。

大工さんに手順を教わりながら挑戦したのですが、思った以上に難しく苦戦しました。

鑿を研ぐ際のポイントは角度をキープして研ぐこと。

角度が少しでもずれるとうまく研げません。

大工さんからは

・頭の位置は動かさず、手だけを動かして調整する

・押すときに力を入れる

・一定のリズムで研ぐ

など細かくアドバイスをいただきました。

やってみましたが、うまく研げず…

ガタガタが残ってしまいました。

大工として働く以上、道具のメンテナンスは欠かせません。

今回の体験をきっかけに少しずつ上達していきたいと思います。

続いて訪れた現場では階段の取り付け作業が行われていました。

階段は板を順番に組み立てていくイメージですが、実際の作業はとても繊細です。

段板をはめ込み、合わなければ外して鉋（カンナ）や鑿で微調整。

この微調整が本当に細かく、少しずつ削っては確認し、また削って合わせるという繰り返し。

段板一つ取り付けるのにかなりの時間と丁寧さが必要だなと感じました。

階段の掛け方のついて教えてもらいました。

段板をいれて蹴込み板を入れる。その後に楔（くさび）を入れます。

楔は段板が動かないように支える重要な役割を持っています。

↓楔

階段のつくりを知ることができ勉強になりました。

今回の現場見学では大工さんの丁寧な施工を実際に見ることができてよかったです。

これからも現場で学んだことを発信していきたいと思います。

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