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2026.02.21
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第三種換気システムとは|高気密高断熱住宅で選ばれる理由と注意点【岡山注文住宅コラムvol.190】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、岡山市中区、岡山市南区、岡山市東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
高気密高断熱住宅を検討するご家族の中には、第三種換気システムで本当に快適な室内環境を保てるのか、不安を感じる方も多くいらっしゃいます。
換気方式の選択は、室内の空気環境、光熱費、結露リスクに直結するため、慎重な判断が求められます。

この記事では、第三種換気システムの仕組み、メリットとデメリット、24時間換気システムの種類、高気密高断熱住宅との相性について詳しく解説します。
この記事を読むことで、第三種換気システムがどのような住宅に向いているのか、どのような注意点があるのかが明確になります。
高性能住宅で快適な暮らしを実現したいご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。
24時間換気システムの種類
住宅に採用される24時間換気システムは、大きく分けて第一種換気、第二種換気、第三種換気の3種類があります。
それぞれの方式には、給気と排気の方法に明確な違いがあります。
第一種換気システム

第一種換気システムは、給気と排気の両方を機械で制御する換気方式です。
室内に取り込む空気量と排出する空気量をバランス良く管理できます。
熱交換換気を組み合わせることで、冬場の暖気や夏場の冷気を逃しにくくできます。
設備費用とメンテナンス費用が高くなりやすい点が注意点です。
第二種換気システム

第二種換気システムは、給気を機械で行い、排気を自然に行う方式です。
室内が正圧になり、外部から汚れた空気が入りにくい特徴があります。
病院やクリーンルームなどで採用されるケースが多い方式です。
一般住宅では採用例が少ない換気方式です。
第三種換気システム

第三種換気システムは、排気を機械で行い、給気を自然に行う換気方式です。
住宅用換気システムとして、最も多く採用されています。
設備がシンプルで、導入コストを抑えやすい点が特徴です。
高気密住宅では、計画的な換気が実現しやすくなります。
第三種換気システムについて

第三種換気システムとは、排気を機械で行い、給気を自然に行う換気方式です。
排出された空気量に応じて、外壁に設けた給気口から外気が室内に入ります。
住宅全体の空気を計画的に入れ替えることを目的とした24時間換気システムです。
建築基準法では、住宅に1時間あたり0.5回以上の換気が義務付けられています。
第三種換気システムは、この基準を満たしやすい方式として多くの住宅で採用されています。
第三種換気システムのメリット
第三種換気システムには、コスト面・維持管理・住宅性能との相性という点で明確なメリットがあります。
それぞれのメリットを分けて整理します。
導入コストを抑えやすい
第三種換気システムは、排気用の換気扇と給気口で構成されます。
熱交換ユニットや複雑な機械設備が不要です。
設備点数が少ないため、初期費用を比較的低く抑えられます。
注文住宅で全体予算を重視するご家族に向いた換気方式です。
電気代がかかりにくい
第三種換気システムは、排気ファンのみが常時稼働します。
消費電力が小さいため、ランニングコストが抑えられます。
年間の電気代は数千円から1万円程度に収まるケースが多く見られます。
長期的な光熱費負担を軽減しやすい点は大きな安心材料です。
メンテナンスが簡単
第三種換気システムは、清掃や交換が必要な部品が少ない構造です。
定期的な給気口フィルターの清掃だけで、性能を維持しやすくなります。
専門的な知識がなくても管理しやすい点が特徴です。
共働き世帯や子育て世帯にも向いています。
第三種換気システムのデメリット
第三種換気システムには、様々な注意点があります。
デメリットも正しく理解することが重要です。
外気の影響を受けやすい
第三種換気システムは、外気をそのまま室内に取り込みます。
冬場は冷たい空気、夏場は暑い空気が流入します。
断熱性能が低い住宅では、室温のムラが生じやすくなります。
住宅性能全体とのバランスが重要です。
花粉やホコリ対策が必要
第三種換気システムは自然給気のため、花粉や粉じんが侵入しやすくなります。
フィルター付き給気口を採用することで対策が可能です。
フィルターの定期清掃を行うことで、空気環境を保てます。
メンテナンスを前提とした運用が必要です。
低気密住宅では性能を発揮しにくい
第三種換気システムは、気密性能が低い住宅では効果が低下します。
隙間が多い住宅では、給気口以外から空気が流入します。
計画換気が崩れ、換気量が不安定になります。
高気密施工が前提となる換気方式です。
高気密高断熱住宅と第三種換気システムの相性
高気密高断熱住宅では、第三種換気システムの特性が活かされやすくなります。
なぜ相性が良いのかを、要素ごとに整理します。
計画換気が成立しやすい
第三種換気システムは、排気量に応じて給気口から外気を取り込む方式です。
住宅の隙間が少ないほど、給気口以外から空気が入りにくくなります。
その結果、設計通りの換気経路が確保されます。
高気密高断熱住宅は、第三種換気システムの計画換気を成立させやすい住宅です。
第三種換気システムの弱点を補える
第三種換気システムは、外気をそのまま取り込む点が弱点です。
しかし、高断熱住宅では外気の温度変化が室内に伝わりにくくなります。
給気による寒さや暑さを感じにくくなります。
住宅性能が高いほど、第三種換気システムのデメリットは軽減されます。
結露リスクを抑えられる
高気密高断熱住宅では、室内外の温度差による結露が発生しにくくなります。
第三種換気システムにより、湿気を計画的に排出できます。
壁内や窓周辺の結露リスクが低減されます。
住宅の耐久性を保つうえでも、相性の良い組み合わせです。
空気質を安定させやすい
第三種換気システムを24時間稼働させることで、空気を常に入れ替えられます。
二酸化炭素や臭気、湿気を効率良く排出できます。
室内空気環境を安定させやすい点も相性の良さにつながります。
コストバランスが取れる
第三種換気システムは、設備費用を抑えられる換気方式です。
住宅性能と設備コストのバランスを取りやすくなります。
性能重視の家づくりにおいて、現実的な選択肢となります。
まとめ
第三種換気システムは、コストを抑えながら計画換気を実現できる換気方式です。
高気密高断熱住宅と組み合わせることで、快適性と省エネ性を高いレベルで両立できます。
換気方式は、住宅性能と施工品質を踏まえた選択が重要です。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの快適で、居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。