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2025.07.29
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自然素材の家は高い?価格の目安とコスパの考え方【岡山注文住宅コラムVol.124】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
「自然素材の家って、なんだか高そう…」「無垢材や漆喰の壁に憧れるけど、コスト面が心配」と感じていませんか?確かに、自然素材の家は価格が高く感じられることがあります。しかし、その理由を正しく理解し、長期的な視点で比較することで、価格以上の価値がある選択だと気づく方が多くいらっしゃいます。
この記事では、「自然素材が高い」と感じる理由と、実はお得になるポイント、住んでからのリアルな感想、そして長期的コストについて詳しくご紹介します。
自然素材の家に興味はあるけれど迷っている方、子育て世代や健康を気遣うご家族、理想の住まいを長く大切に使いたいと考える方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
自然素材の家はなぜ「高い」と感じるのか?
自然素材の家は、多くの人にとって「高い」と感じられるかもしれません。その背景には、使用する材料や施工方法における明確な理由があります。
素材そのものが高価で希少
自然素材は、自然界から採取された本物の素材です。大量生産された合板やビニールクロスと異なり、品質管理や調湿・乾燥工程に時間と手間がかかります。
施工に熟練の職人技が求められる
自然素材はその特性上、伸縮や反り、湿度による変化があるため、施工には経験豊富な職人の技術が不可欠です。漆喰壁を塗る際も、クロスのように貼るだけでは済まず、下地処理や塗りの厚みを均一にする技術が必要です。
メーカー品と違い、大量供給・短納期ができない
工業製品と異なり、自然素材はロットごとに質感や色味が異なります。そのため、建材の調達から施工までに一定の調整期間が必要で、工期も長めになることがあります。結果として全体のコストが高くなってしまう傾向があります。
自然素材の家が“実はお得”な理由
「初期費用が高い」というイメージだけでは、自然素材の家の本当の価値を見落としてしまうことがあります。ここでは、長期的なコストや健康面の視点から見た“お得さ”を解説します。
長寿命でメンテナンス費用が抑えられる
無垢の床材は、表面に傷がついてもやすり掛けで再生可能です。一方、合板フローリングは表面が剥がれると全面張替えとなり、費用と手間がかかります。自然素材は経年劣化ではなく「経年美化」を楽しむ素材であり、張替えや修復の頻度が少なく済みます。
健康を守る空気環境をつくる
自然素材は化学物質を含まず、ホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)の発散が極めて少ないことが特長です。たとえば、漆喰や珪藻土は調湿機能が高く、カビの発生を抑え、空気を清浄化する働きもあります。
光熱費を抑えられる高断熱性と調湿性
自然素材は断熱性・調湿性に優れているため、エアコンの使用頻度が下がり、光熱費を抑えることができます。特にSANKOの家では、HEAT20 G3レベルの断熱性能と自然素材の相乗効果で、夏涼しく冬あたたかい住環境を実現しています。年間で10万円の節約につながるご家庭もあります。
自然素材の家に住む方のリアルな声
アレルギー体質の子どもにも安心
自然素材の家を建てられたご家族の方からは、「以前はアレルギー症状が出やすかった子どもが、引っ越してからは落ち着いている」とのお声をいただきました。
ビニールクロスや合板フローリングに含まれる化学物質が原因となるシックハウス症候群は、実は目に見えない住環境リスクのひとつ。自然素材は化学物質の放出が少なく、空気の質も高いため、敏感な体質の方に選ばれています。
住むほどに「空気の違い」を実感
自然素材の家を建てたご夫婦は、「家に帰ったときの空気が澄んでいて気持ちがいい」と語ってくださいました。特に、漆喰の壁は消臭・抗菌効果もあるため、室内の空気をクリーンに保つ効果が期待できます。
建てた後に差が出る!自然素材の家の維持費・健康・快適性の真実
自然素材の家では、目先の価格以外にも注視すべきコストがあります。ここでは、それぞれの視点から検討すべき点を紹介します。
メンテナンスコスト|自然素材で維持費を抑える
自然素材の家は、使い始めてからの手入れが楽なのが大きな魅力です。たとえば、ビニールクロスの壁は年数が経つと継ぎ目が目立ったり、剥がれたりすることがあり、定期的な張り替えが必要になります。一方で、漆喰などの自然素材は、表面が傷んでも部分的な補修が可能で、見た目にもなじみやすいため、手をかけずに長く美しさを保てます。
床材についても、合板フローリングは表面の化粧材が剥がれると修復が難しいのに対し、無垢材の床は削ったり、オイルで手入れすることで再生できる素材です。経年によって味わいが増していくため、「古くなる」のではなく「育っていく」という感覚で暮らせます。
さらに、自然素材は静電気を帯びにくく、ホコリが付きにくいという特徴も。日々の掃除の手間が減るという、見落とされがちなメリットもあるのです。
健康コスト|室内環境の良さは医療費を減らす
住環境の質は、健康状態に直結します。化学物質を含む建材を使った住宅では、頭痛・鼻炎・アトピーなどの症状が出る場合があります。自然素材の家は、こうした健康リスクを軽減するため、医療費や通院回数の減少につながるというご家族の声も多くあります。
結果として、健康に関わる目に見えないコストも抑えることができるのです。
快適性コスト|心地よさに感じる価値
自然素材の家は、住まう人にとっての「心地よさ」をつくる力があります。たとえば、無垢材の床は夏でもベタつかず、冬でもほんのり温かく感じられます。漆喰やモイスの壁は湿度を調整し、空気が乾燥しすぎたり、ジメジメしたりしにくい室内環境を保ってくれます。
こうした快適さは、毎日当たり前のように過ごす暮らしの質に直結するものです。設備に頼って調整する快適さとは違い、自然素材が持つ力で“自然に快適”な状態が続くことは、大きな魅力です。
一方で、価格だけを優先して建材を選ぶと、あとから冷暖房の効きづらさや結露、乾燥といったストレスに悩まされることもあります。それらを補う設備費やエネルギーコストも、「快適性にかかるコスト」の一部だと考えると、自然素材に投資する価値は十分にあるといえるでしょう。
まとめ
「自然素材の家=高い」と思われがちですが、その価値を正しく理解すると、むしろ“賢い選択”であることが見えてきます。
短期的な価格だけで判断せず、住み続ける中でのコストや家族の安心・安全という視点から選ぶことで、自然素材の家の“価値”を実感できるはずです。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの涼しく快適で、居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてください。