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家づくりコラム

2025.09.27

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高性能住宅の窓選び|トリプルガラス×樹脂サッシがおすすめな理由【岡山注文住宅コラムvol.142】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

家づくりを検討している多くの方が「どのような窓を選べば住まいが快適になるのか」と悩みます。

窓は光や風を取り込むだけでなく、断熱性や省エネ性、防音性、防犯性に大きな影響を与えます。

窓の選び方次第で室内環境が大きく変わるため、慎重に検討することが必要です。

この記事では、高性能な住宅に必要な窓の選び方をテーマに、トリプルガラスや樹脂サッシの特徴、メリット・デメリット、そして両者を組み合わせた際の効果について詳しく解説します。

この記事を読むと、断熱性能の高い窓の特徴、省エネ効果の具体的な数値、採用する際の注意点が分かります。家族の健康や暮らしやすさを大切にしたい方、光熱費の削減や結露の防止を考えている方はぜひ最後までご覧ください。

高性能な住宅にするために選ぶべき窓は?

高性能住宅をつくるためには、断熱性気密性を確保する窓を選ぶことが重要です。

壁や屋根に高性能な断熱材を採用しても、窓の性能が低ければ熱の出入りが大きくなります。

住宅の熱損失のうち、約50%が窓から生じるといわれています。

そのため、窓の性能が住宅全体の快適性を大きく左右します。

高性能な窓として注目されているのがトリプルガラス樹脂サッシです。

これらを組み合わせることで、冬の暖房効率を高め、夏の冷房効果を維持しやすくなります。

さらに結露のリスクを減らし、住まいの寿命を延ばす効果も期待できます。

トリプルガラスの特徴

トリプルガラスとは、3枚のガラスを組み合わせた窓です。

ガラスとガラスの間には空気層やアルゴンガス、クリプトンガスが充填されており、熱伝導を抑える仕組みになっています。

一般的な複層ガラス(二重ガラス)と比べて断熱性能が大幅に向上します。

ガラスの厚みや中空層の幅を調整することで、遮音性能も高まります。

交通量の多い道路沿いや鉄道の近くに建つ住宅でも、外部の騒音を効果的に軽減できます。

トリプルガラスのメリット・デメリット

メリット

トリプルガラスの大きなメリットは断熱性です。

二重ガラスと比べて熱の流出入をさらに抑えるため、冬の暖房費を削減できます。

例えば、北海道の寒冷地ではトリプルガラスを採用した住宅で年間光熱費が約20%削減された事例も報告されています。

また、遮音性能が高いため、外の騒音が室内に入りにくく、静かな住環境を確保できます。

さらに結露が起きにくいため、カビやダニの発生を防ぎ、健康的な室内環境を維持できます。

デメリット

一方で、トリプルガラスは重量が重くなりやすいため、大型の窓には不向きな場合があります。

重量が増えることで施工の難易度も高まり、コストが上がることもあります。

また、価格が二重ガラスよりも高いため、導入時の初期費用が大きくなります。

ただし、省エネ効果で長期的に光熱費を削減できるため、ライフサイクルコストを考えると十分に検討する価値があります。

樹脂サッシの特徴

樹脂サッシとは、窓枠部分を樹脂で製造したサッシです。

アルミサッシに比べて熱伝導率が約1000分の1と非常に低く、断熱性能が高いのが特徴です。

欧米の住宅では一般的に採用されており、日本でも高性能住宅の普及とともに注目されています。

また、樹脂は加工性が高いため、カラーバリエーションやデザインの選択肢が豊富です。

住宅の外観やインテリアに合わせたデザインを選べる点も魅力のひとつです。

樹脂サッシのメリット・デメリット

メリット

樹脂サッシのメリットは断熱性の高さです。

アルミサッシと比べて外気温の影響を受けにくいため、冬場に窓際が冷え込みにくくなります。

これにより、居室内の温度差が小さくなり、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。

さらに結露が発生しにくく、壁紙や家具の劣化を防ぐ効果があります。加えて、デザインの自由度が高く、窓の色や形を住宅全体の雰囲気に合わせて選べます。

デメリット

一方で、樹脂サッシはアルミサッシに比べて強度が劣るため、大型窓では変形やたわみが生じる可能性があります。

紫外線による劣化のリスクもあり、長期間使用すると色あせが発生することもあります。

また、価格はアルミサッシよりも高めであり、採用コストがかかります。

ただし、断熱性能による省エネ効果を考慮すると、長期的には十分なメリットがあります

トリプルガラス×樹脂サッシで断熱性能を高める

トリプルガラスと樹脂サッシを組み合わせることで、断熱性能を大幅に高められます。

HEAT20のG2やG3といった高水準の断熱基準をクリアする住宅では、この組み合わせが推奨されることが多くあります。

例えば、岡山県の冬は最低気温が0℃前後になる日も多く、夏は35℃を超える猛暑日が続きます。

トリプルガラスと樹脂サッシを採用した住宅では、外気温の影響を最小限に抑えられるため、冷暖房の効率が上がり、室内の温度が安定します。

さらに、結露のリスクを大幅に軽減できるため、住宅の耐久性を高める効果もあります。家族の健康を守りながら、快適な住環境を長期的に維持するためには、トリプルガラスと樹脂サッシの採用が有効です。

SANKOの家では、国内最高クラスの断熱性能を誇るエクセルシャノンの「シャノンウィンドNS50」を標準採用しています。

高い断熱性により、夏は涼しく冬は暖かい快適な室温を保つことができ、結露の発生も抑えられるため、長く清潔で快適な住まいを実現します。

また、スリムでシャープなフレームデザインと高機能ガラスの採用により、十分な採光を確保しながら、洗練された外観デザインも可能です。

SANKOの高気密高断熱住宅と組み合わせることで、省エネ性能も向上し、家全体の快適性と住み心地を高めています。

まとめ

高性能な住宅を実現するためには、窓の選び方が非常に重要です。

トリプルガラスは断熱性や遮音性に優れ、結露を防ぐ効果があります。樹脂サッシは断熱性能が高く、室内の温度差を小さくし、ヒートショックの予防につながります。

これらを組み合わせることで、外気の影響を受けにくい快適な空間をつくることが可能です。

SANKOの家では「トリプルガラス×樹脂サッシ」を標準仕様としているため、どの住まいでも高性能な窓を備えた暮らしを実現できます。

初期費用を抑えながらも、省エネ効果や住宅の耐久性を考えると、長期的なメリットは大きいといえます。

SANKOのモデルハウスでもトリプルガラス×樹脂サッシの窓をご体感いただけますので、
高性能住宅をご検討の方はぜひモデルハウスへお越しください。