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2025.06.28
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高性能住宅×自然素材|健康的な暮らしをつくる家づくり【岡山注文住宅コラムVol.94】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
「子どもがアレルギー体質なので、家の空気環境が心配」
「夏や冬の温度差で家族が体調を崩さないか不安」
など、健康を第一に考える家づくりを検討している方が増えています。
この記事では、健康住宅とは何か、どんな特徴やメリットがあるのか、さらに注意点や補助金制度まで幅広く解説します。
家族全員が健康に過ごせる家づくりを目指す方、自然素材や断熱性能にこだわりたいご家族は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
健康住宅づくりで押さえたいポイント
健康住宅の基本は、「家族にとって何が健康か」を見極めることです。
例えば、アレルギー体質なら建材選び、寒暖差に弱い高齢の家族がいるなら断熱性が重要です。さらに、空気環境や調湿性能、換気設計にも着目する必要があります。
健康住宅ってどんな家?
健康住宅とは、住む人の健康に配慮し、化学物質の削減、快適な温熱環境、きれいな空気環境を実現した住宅です。
アレルギーやヒートショックなどの健康被害から家族を守るために、建材や構造、設備にこだわり抜いています。
なぜ化学物質は避けたほうがいいの?
建材や家具に使われる化学物質、特にホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)は、目や喉の刺激、頭痛、アレルギー症状の原因になります。長期間の曝露は、健康リスクを高める可能性もあります。
健康住宅では、これらの化学物質をできるだけ使わないように配慮されています。
健康住宅に取り入れたい4つの工夫
自然素材でつくるやさしい住まい
無垢材や漆喰など、化学物質を含まない自然素材は、アレルギー対策に効果的です。さらに調湿性にも優れており、室内を快適に保ちます。
たとえば無垢の床材は足ざわりがやわらかく、裸足でも心地よく過ごせます。
冬も夏も快適な断熱・気密性能
外気の影響を受けにくい高断熱・高気密の住宅は、夏は涼しく冬は暖かく保たれます。
HEAT20 G3レベルの性能であれば、エアコン1台でも全室が快適な温度に保たれ、光熱費も削減できます。
家の空気をきれいに保つ換気システム
換気システムを採用すれば、花粉やPM2.5もフィルターでカットしながら計画的に換気ができます。
室内に新鮮な空気を取り入れつつ、湿度やにおいも抑制できます。
一年中ここちよい室温をキープ
室内温度が一定に保たれると、身体にかかるストレスが軽減され、ヒートショックや熱中症のリスクも下がります。全館空調や断熱材の適切な施工がポイントです。
健康住宅で守れる、暮らしの安心
シックハウス症候群の予防
新建材に含まれる化学物質が原因で、頭痛や倦怠感、アレルギー症状が出るシックハウス症候群。
自然素材中心の住まいなら、そのリスクを軽減できます。
ヒートショックのリスクを減らす工夫
冬場の脱衣所やトイレの温度差が原因で急激な血圧変動を引き起こすヒートショックも、高断熱・高気密と適切な空調管理で予防が可能です。
アトピーの悪化を防ぐ室内環境づくり
湿気が多い家ではカビやダニが繁殖しやすく、アトピーを悪化させることも。調湿性の高い素材としっかりとした換気で、発症リスクを抑えられます。
花粉やホコリに負けない住まい
花粉やハウスダストなどのアレルゲンが室内に蓄積されないよう、フィルター付きの換気設備と素材選びが重要です。
室内を涼しく保ち、熱中症を予防
高断熱・遮熱性能が低い家では、夏の室温が危険レベルまで上がることも。外部遮蔽や断熱施工によって熱中症を防げます。
健康住宅で感じられるうれしい効果
いつでも気持ちよく暮らせる
温度・湿度が安定し、空気がきれいな室内環境は、毎日の暮らしを快適にします。
子育て世帯や高齢者のいる家庭には特におすすめです。
家の価値がずっと続く
自然素材や高性能仕様の住宅は、資産価値も下がりにくく、売却時にも有利です。
長く住めて、愛着が深まる
メンテナンス性が高く、建材も長持ちするため、世代を超えて住み継ぐことができます。

健康住宅のちょっと気になる点
初期費用が高くなることも
自然素材や高性能な断熱・気密構造、換気設備などを取り入れるため、一般的な住宅と比べて初期費用が高くなる傾向があります。
たとえば、無垢材の床材や漆喰の壁などは、合板やビニールクロスよりも2〜3倍のコストがかかることもあります。
しかし、長期的には医療費の軽減や光熱費の削減といった経済的なメリットも期待できます。
対応できる施工会社が限られる
健康住宅は、自然素材の扱いや高性能住宅の設計・施工に精通した知識と技術が求められるため、対応できる住宅会社が限られます。
施工経験の浅い会社に依頼すると、意図した性能が得られないリスクもあるため、信頼できる会社の選定が重要です。
また、限られた選択肢の中から選ぶことになるため、理想のデザインやスケジュールと折り合いをつける必要が出てくる場合もあります。
健康住宅を建てるなら信頼できる会社に相談を
健康住宅は、設計・施工に高度な知識と経験が必要です。
自然素材の扱いや高性能住宅のノウハウを持つ会社に依頼することで、安心して住まいづくりが進められます。SANKOの家では、多くの施工実績と科学的に裏付けられた健康住宅づくりを実現しています。
健康と省エネ、どちらもかなえる住まい
健康住宅の基本である高断熱・高気密仕様は、省エネ住宅としても優秀です。
少ないエネルギーで快適な環境を維持できるため、環境負荷も小さく、持続可能な暮らしを実現します。
YouTubeでも解説しておりますので、是非ご覧ください。
健康住宅にも使える補助金・減税制度
健康住宅は初期費用がかかる場合がありますが、国や自治体の補助金制度や減税制度をうまく活用することで、経済的な負担を軽減できます。以下では代表的な制度をご紹介します。
住宅ローン控除
住宅ローン控除は、住宅ローンの年末残高に応じて所得税や住民税の一部が控除される制度です。
省エネ性能の高い住宅であることが条件となるケースが多く、長期優良住宅や低炭素住宅などに該当すれば、控除期間や金額が拡大されることがあります。
例えば、長期優良住宅では最大13年間にわたり控除を受けることができ、年末ローン残高の0.7%が控除されます。
新築住宅を購入する際には必ずチェックしておきたい制度です。
認定住宅の所得税の特別控除
認定長期優良住宅や認定低炭素住宅など、所定の基準を満たした住宅を建築した場合、所得税の特別控除を受けられます。
控除額は最大65万円で以下の計算式で求められます。
標準的なかかり増し費用 (床面積1㎡あたり 45,300円)× 10 %
控除期間は、原則「居住年」の1年分です。これらの住宅は断熱性能や耐震性、劣化対策など、健康住宅としても理想的な性能を兼ね備えています。
子育てグリーン住宅支援事業
「子育てグリーン住宅支援事業」は、子育て世帯や若年夫婦世帯などを対象に、省エネ性能に優れた住宅の新築・購入を支援する補助金制度です。
2025年は新たに「GX志向型住宅」追加されました。
GX志向型住宅は最大160万円、長期優良住宅で最大80万円の補助が出るなど、負担を大きく軽減する内容となっています。
また、対象となる住宅は高い省エネ性能が求められるため、健康住宅との相性も非常に良好です。各年度の予算枠や申請期間に注意して、早めの情報収集・手続きをおすすめします。
まとめ
健康住宅は、快適さと安心感を両立する理想の住まいです。
自然素材や高性能な構造・設備にこだわることで、健康被害を防ぎ、長く快適に暮らせる家が実現します。
SANKOでは、無垢床、漆喰の壁、天井が標準仕様です。
ビニールクロスや合板フローリング、クッションフロアを使用していません。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの無垢床、漆喰壁の居心地の良い空間です。
夏の高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。