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家づくりコラム

2025.10.25

高気密高断熱住宅に吹き抜けは必要?寒さの不安を解消できる理由を解説【岡山注文住宅コラムvol.155】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「吹き抜けのある家は憧れるけれど、寒さや音が気になる」

「高気密高断熱住宅でも吹き抜けは問題ないのか知りたい」

そんな疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。

この記事では、吹き抜けのメリットとデメリット、高気密高断熱住宅における吹き抜けの相性、そして実際の施工例まで詳しく紹介します。

この記事を読むと、吹き抜けを採用するべきかどうか判断できるようになり、冷暖房効率や間取り全体への影響も理解できます。

吹き抜けのある開放的な住まいに興味があるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

高気密高断熱住宅に吹き抜けは必要?

従来の住宅では、吹き抜けは「冬に寒くなりやすい」と言われてきました。

しかし、高気密高断熱住宅における吹き抜けは、室内全体の空気が循環しやすく、温度差が生まれにくいという特徴があります。

断熱性能が低い住宅で発生しがちな問題が、高性能住宅で改善することができます。

吹き抜けと室温の関係

高気密高断熱住宅では、天井・壁・床に隙間が少なく、断熱材が適切に施工されています。

そのため、吹き抜け空間でも暖気や冷気が外に逃げにくく、温度が安定します。

SANKOの家は断熱等級7相当を実現し、専属大工による高精度な気密施工により、C値0.1以下を実現しています。

気密性能が高いと換気が計画的に行えて空気が効率的に循環するため、吹き抜けを通じて家全体の温度が均一に保たれます。
このレベルの住宅では、吹き抜けを設けても、冬の暖かさと夏の涼しさを維持しやすい構造になります。

吹き抜けを設けるメリット

開放感のあるリビングになる

吹き抜けを設けることで、天井の高さが増し、縦方向に広がりが生まれます。同じ床面積でも、視覚的な広さが大きく変わります。

リビングが家の中心になるご家族にとって、家族が集まるスペースに開放感があるということは、日々の暮らしの心地よさに直結します。

採光性が大きく高まる

吹き抜け部分に高所窓(ハイサイドライト)を設けることで、日中の自然光が家全体に届きやすくなります。

南面に大きな窓を設けると、冬は暖かい日差しが家の奥まで差し込み、室内が自然に暖まる効果も期待できます。

家族の気配を感じられる

吹き抜けは、1階と2階の距離を縮める役割も果たします。例えば、2階ホールに学習スペースを設けた場合、子どもが宿題をしている様子がリビングからでも自然と伝わります。会話が生まれやすく、家庭内のコミュニケーションにメリットがあります。

吹き抜けを設けるデメリット

プライバシーと音の問題

吹き抜けがあると、1階と2階の音がつながりやすくなります。リビングでテレビを見ている音が、2階の寝室に伝わることがあります。

音を軽減したい場合は、寝室の位置をリビングから離したり、上階に扉付きの廊下を設ける設計が有効です。

窓の掃除やメンテナンスが必要

吹き抜けに高所窓を設けた場合、掃除が難しいという課題があります。

ただし、室内足場不要で作業できる電動ブラインドや、外部から清掃可能な窓設計を行うことで手間を抑えられます。

エアコンの選び方が重要

吹き抜けを採用する場合、適切な容量のエアコンと室内の空気循環計画が必要です。

吹き抜けのリビングを快適にするためには、14~20畳対応のエアコンを1台設置し、シーリングファンや全館空調を併用することで、家全体の快適性が高まります。

吹き抜けを設けた家の施工例

都窪郡早島町 A様邸

HP施工例はこちらから

岡山市南区 K様

HP施工例はこちらから

岡山市 T様

HP施工例はこちらから

まとめ

吹き抜けは、開放感、採光、家族のつながりを生み出す魅力的な空間です。

一方で、音や空調の課題がありますが、高気密高断熱住宅と計画的な空調設計を組み合わせることで、そのデメリットは大きく抑えることができます。

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの快適で、居心地の良い空間です。


高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。