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家づくりコラム

2025.09.13

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1.5階建ての家とは?注文住宅で人気が高まる理由を徹底解説【岡山注文住宅コラムVol.137】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「平屋か二階建てか迷っている」

「土地の広さに限りがあるけれど、開放感も欲しい」

と悩むご家族は多いのではないでしょうか。そうした疑問に応える住まいとして、近年人気を集めているのが「1.5階建て」です。

この記事では、1.5階建ての基本的な特徴やメリット・デメリット、さらに実際の施工例まで分かりやすくご紹介します。

読み終えると、1.5階建ての魅力や注意点が具体的に理解でき、自分たちの暮らしに合うかどうか判断できるようになります。

土地を有効活用したい方や、子育て世代で快適な動線を重視したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

1.5階建てってどんな家?

1.5階建ては、平屋と二階建ての中間的な構造を持つ住宅です。

一般的には、1階部分を中心に生活空間を配置し、屋根裏や中二階を活用して追加の居住スペースを確保します。

二階建てほどの高さはなく、平屋よりも床面積を広げられることが特徴です。

例えば延床面積30坪の1.5階建てでは、1階に20坪、中二階やロフト部分に10坪を組み合わせるといった設計が多く見られます。

高さを抑えた分、外観はコンパクトで落ち着いた印象となり、周囲の街並みにも調和しやすい形状になります。

また、建物全体の高さが抑えられるため、二階建てに比べて屋根裏空間の利用方法が幅広く、収納や趣味の部屋など多様な用途に対応できるのも特徴です。

1.5階建てのメリット

空間を有効に使える

1.5階建ては、屋根裏や中二階を居住空間に活用できるため、限られた敷地でも広さを感じられます。

収納スペースや趣味の部屋、子どもの遊び場など、多用途に使える柔軟さがあります。土地が50坪前後の住宅地でも、ゆとりある暮らしを実現できます。

光と風を取り込みやすい

スキップフロアや吹き抜けを組み合わせやすいため、窓の配置次第で自然光を効率よく取り込めます。

実際に、南側の高窓から差し込む光で昼間は照明が不要なほど明るいという声もあります。風の通り道も工夫できるので、家全体の通気性が高まります。

独自の魅力がある外観

1.5階建ては高さを抑えつつも立体感があるため、外観に独自の魅力が生まれます。

屋根の勾配や窓の配置でデザインの幅が広がり、平屋の安定感と二階建ての存在感を両立できます。

1.5階建てのデメリット

将来の可変性に注意が必要

中二階やロフトを居室として使う場合、将来的に使い方が制限される可能性があります。

特に高齢になったとき、階段の上り下りが負担になることがあります。計画段階で1階に主寝室を配置するなど、長期的な視点で設計することが大切です。

空調計画が重要

屋根裏部分は一般的な住宅の場合、夏は熱がこもりやすく、冬は冷え込みやすい特徴があります。断熱性能が不十分だと冷暖房効率が下がり、光熱費が高くなるリスクがあります。

SANKOの家は高気密高断熱で、エアコン1台で夏も冬も家中が快適に過ごせる環境を実現しています。屋根裏部分も1年中他のスペースと同様に快適な温度を保つことができます。

収納量に工夫が必要

1.5階建ては平屋に比べて収納量が増やせますが、二階建てほどの余裕はありません。

屋根裏や階段下などを活用し、暮らしに合った収納計画を立てることがポイントになります。

1.5階建ての住まい実例

実際にSANKOの家で1.5階建てを採用した住まいの実例をご紹介します。

 【1.5階建ての実例1】生活の質を向上させる機能美と心地よさ 

「スタイリッシュな1.5階建て平屋」

黒いガルバリウム鋼板が際立ち、赤いポストがアクセントを添えた外観。

スタイリッシュなデザインが一際目を引きます。

この住まいは、1.5階建て平屋の特徴を活かし、調和のとれた外観が際立っています。

 

「無垢の天井梁と生活しやすい動線」

リビングは無垢の天井梁が空間に彩りを添え、奥行を感じさせます。

1.5階建て平屋の利点を生かし、生活しやすい動線が広がっています。

ここでのくつろぎのひとときが、住まいの心地よさを一層際立たせています。

 

「配膳しやすく、家事が楽にこなせる」

キッチンとダイニングテーブルが横並びで、配膳がスムーズ。

1.5階建て平屋だからこそ実現できる使い勝手の良さがあります。

家事が楽にこなせ、キッチンでの時間も愉しみの一部となっています。

 【1.5階建て平屋の実例2】開放的なウッドデッキで家族の愉しみが広がる 

「広々としたウッドデッキが特徴の外観」

ウッドデッキで、家族や友人との特別な瞬間を過ごすことができます。

風を感じながら昼寝を楽しむこともでき、黒いガルバリウム鋼板の外壁が1.5階建て平屋のモダンな魅力を引き立てています。

 

「心地よい光と風が流れる開放的なLDK」

大きな窓や採光窓から差し込む自然光が、快適な空間を演出します。

温かみのある光が家族や友人との会話やリラックスタイムを彩り、キッチンからの視線が家族の絆を深めます。

1.5階建て平屋ならではの広々とした1階は、家族の共有スペースとして理想的です。

 

「家事楽な間取り」

ランドリーとファミリークローゼットの距離が近く、家事がラクにこなせる。

1.5階建て平屋の計画により、忙しい日常でも家事がスムーズに進む工夫が凝らされています。

ファミリークローゼットは使い勝手を重視し、暮らしに便利な収納空間となっています。

 【1.5階建て平屋の実例3】心地よい温もりに包まれる、和と洋の調和した平屋風の家 

「木の風合いがアクセントになった、シンプルでモダンな佇まい」

濃い色合いの外壁に、木材の質感が住まい全体の落ち着いた印象を醸し出しています。

1.5階建て平屋で、黒いガルバリウム鋼板の外壁と大きな屋根が特徴。

庭木の存在が庭全体に重厚感を与え、引き締まった印象を作り上げています。

 

「温かな雰囲気が広がる、薪ストーブのあるLDK」

薪ストーブと高い気密性、断熱性によって快適な室温を維持することができます。

窓からは庭を眺めることができ、薪ストーブの炎の揺らめきや独特の音と共に、自然との触れ合いを感じながらリラックスできます。

1.5階建て平屋だから、すべての家事が1階で完結。

家族や友人たちとのひと時を楽しむのに最適な空間です。

「LDKを一望する2階ホール」

1.5階建て平屋だからこそ、2階ホールから家族が眺められます。

2階と1階のコミュニケーションがとれ、家族が心地よく繋がる空間です。

建物のデザインが生み出す開放感と視覚的なつながりが、居住者に豊かな日常を提供します。

まとめ

1.5階建て住宅は、平屋の暮らしやすさと2階建てのゆとりをバランスよく取り入れられる住まいです。

コストや動線など気になる部分も、工夫やプラン次第でしっかり解決できます。

これからの暮らしを考えるご家族にとって、選択肢のひとつとして検討する価値があります。

SANKOでは、岡山市東区広谷にて1.5階建てモデルハウスを公開中です。

HEAT20G3の超高性能モデルハウスで、入った瞬間その快適性を体感することができます。

また、図面だけでは分からない空間の広がりや、暮らしやすさの工夫を実感することができます。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご来場予約ください。

実際に見ていただくことで、1.5階建ての魅力をより深く感じていただけるはずです。

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