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家づくりコラム

2025.08.02

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30代で注文住宅を建てるべき理由とは?後悔しない家づくりの始め方【岡山注文住宅コラムVol.127】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「子どもが小学校に上がる前に家を建てたい」

「住宅ローンを考えると、30代のうちに注文住宅を建てるのが良いのかも」

――そんな風にお考えではありませんか?

30代は仕事も生活も安定してくるタイミング。

マイホーム計画をスタートするにはベストな年代とも言われています。

この記事では、「30代で注文住宅を建てることのメリット・デメリット」「30代での家づくりの注意点」「実際の建築事例」まで詳しく解説していきます。

これから注文住宅を検討している30代のご夫婦にとって、知っておきたい情報が満載です。

今後の家づくりの参考になりますので、ぜひ最後までお読みください。

注文住宅の購入は30代がベスト?

注文住宅と30代の相性が良い理由

結論から言えば、「注文住宅を建てるタイミングとして、30代は最適」です。

これは多くの住宅業界関係者が一致して推奨する傾向でもあり、主に以下の4つの観点から、その理由が説明できます。

1. 住宅ローンの完済時期に余裕が持てる

住宅ローンは、返済期間が最長35年に設定されていることが一般的です。

仮に30歳で住宅ローンを組めば、完済は65歳。これはちょうど定年退職の年齢と重なります。

退職後もローンの返済が続くと家計の負担が増える可能性がありますが、30代前半で契約すれば、退職までに完済できる計算です。

これは老後の安心感を確保する大きなメリットになります。

2. 子育てと住まいの環境を整える絶好のタイミング

30代は出産・子育てといったライフイベントが集中しやすい時期です。

子どもが未就学児~小学校に入る前後で住宅を建てることで、通園や通学に便利な場所に拠点を構えやすくなります。

また、家族構成がある程度見えてくる時期なので、将来の部屋数や収納計画などを具体的に考えた設計が可能になります。

たとえば、将来的に子どもが2人になることを想定して、個室の数や学習スペース、家族全員分の衣類を収納できるファミリークローゼットを設けるなど、計画的な家づくりがしやすくなります。

3. 年収・勤務年数ともに住宅ローンに有利な条件

住宅ローンの審査では、年収や勤続年数が大きく影響します。

30代になると20代に比べて年収が安定し、勤務先でのキャリアも築かれ始めているため、金融機関からの評価が高まり、希望に近い融資額を通しやすくなります。

たとえば、勤続5年以上・年収500万円以上であれば、金融機関によっては金利優遇の対象になるケースもあります。

ローン返済に無理のない範囲で希望の住まいを建てやすくなるのも、30代の強みです。

4. 情報収集力・意思決定力が高まっている

30代は、住宅展示場やSNS、Webメディアなどを通して積極的に家づくりの情報収集ができる世代です。

住宅に関する知識が豊富な分、「どんな暮らしをしたいか」「どんな素材や性能にこだわりたいか」といった住まいの理想像を具体化しやすくなります。

また、結婚生活や育児を通して「本当に必要なもの・不要なもの」を見極められるようになるため、注文住宅において重要な“取捨選択”がしやすい時期でもあります。

こうした判断力・想像力を活かして、自分たちだけの理想のマイホームをかたちにできます。

30代で注文住宅を建てるメリット

住宅ローン審査が通りやすい

30代は20代よりも年収が高く、勤続年数も長くなりやすいため、金融機関の審査に通りやすくなります。

たとえば、年収が500万円以上、勤続5年以上であれば、借入可能額も多くなる傾向にあります。

子育てと家のタイミングが合いやすい

30代で第一子や第二子の出産を経験する家庭が多く、子ども部屋やファミリークローゼットなど、子育てに配慮した間取りを取り入れやすい時期です。

長期的な資産形成ができる

注文住宅は資産として残ります。若いうちから住宅ローンを返済しておくことで、将来的に家賃負担をなくし、教育費や老後資金に回せる資金の余裕が生まれます。

デザインや間取りにこだわれる

30代はSNSやインスタグラムなどで情報を多く収集できる世代です。

家づくりへの意識が高く、自分たちの理想を明確に持っている方が多いため、「好き」を詰め込んだ家づくりが実現しやすい年代です。

30代で注文住宅を建てるデメリット

生活や家計の変化が起きやすい

30代はライフイベントが多い年代でもあります。

子どもの進学、転職、介護などのライフスタイルの変化が起きやすく、将来を見通して家づくりを進めないと後悔につながる場合があります。

無理な住宅ローンのリスク

年収が上がってきたとはいえ、借入可能額いっぱいにローンを組んでしまうと、教育費や老後資金が足りなくなる可能性もあります。

月々の支払いが家計を圧迫しないように、無理のない資金計画が重要です。

時間と手間がかかる

注文住宅は、土地探し、間取りの打ち合わせ、建築申請、施工など、多くの工程を自分たちで判断・決定する必要があります。

共働き家庭が多い30代夫婦にとっては、その負担が大きく感じることもあります。

30代で注文住宅を建てるときのポイント

30代は注文住宅を建てるのに最適なタイミングですが、将来のライフスタイルの変化や資金計画のバランスを見誤ると、「もっとこうしておけば良かった…」という後悔に繋がることもあります。

ここでは、30代で注文住宅を建てる際に知っておきたい重要な4つのポイントを詳しくご紹介します。

1. 資金計画をしっかり立てる

住宅購入で最も重要なのが「資金計画」です。

住宅ローンを組む際は「借りられる金額」ではなく、「無理なく返せる金額」でプランを立てることが大切です。

たとえば、世帯年収600万円のご夫婦の場合、住宅ローンの年間返済額は最大でも年収の25%以内(=150万円以内)、月々では12万5千円前後が理想の返済額です。

加えて、以下のような諸費用も必ず予算に含めておきましょう。

  • 登記費用、ローン手数料

  • 保険料

  • 地盤調査・改良費
  • 外構工事費

  • 家具・家電・照明の購入

  • 引っ越し費用

など…

これらを加味すると、本体価格とは別に500万~700万円程度の諸費用がかかるケースもあります。

また、ライフプランも重要です。教育費(私立小〜大学で約2,000万円以上)や老後資金(夫婦で約3,000万円)も見据えて、ファイナンシャルプランナーに相談するのも有効です。

2. 将来の家族構成を見据えた間取り

今現在の家族構成だけで家を考えると、10年後に「部屋が足りない」「暮らしにくい」と感じることがあります。

家づくりでは、将来の家族像を想定した間取り設計が必要です。

例えば、

  • お子様が2人いる場合:個室を2部屋+収納付き

  • 将来的に親との同居を考えている場合:1階に寝室を設ける or 2世帯住宅仕様に対応

  • 在宅勤務が多い仕事なら:仕事専用の書斎やワークスペースを確保

また、将来間取りを変更できるように、「間仕切り可能な大部屋」などにしておくことで、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

収納計画も見落とせません。30代はこれから持ち物が増えていく世代。将来的なモノの増加を想定して、

  • パントリー(食品庫)

  • ファミリークローゼット

  • 玄関土間収納(ベビーカー、アウトドア用品)

といった収納の工夫が、快適な生活を長く続けるカギとなります。

3. 家づくりの優先順位を明確にする

注文住宅では、「理想を詰め込みすぎると予算オーバーになる」というのがよくあるパターンです。

そうならないためには、自分たちの暮らしで本当に大切なものは何かを明確にすることが重要です。

たとえば、

  • 家族の健康を大切にしたい → 自然素材(無垢床、漆喰壁)

  • 光熱費を抑えたい → 高断熱・高気密のHEAT20 G2・G3仕様

  • 家事の負担を減らしたい → 回遊動線の間取り

  • 趣味の時間を充実させたい → 書斎趣味部屋・造作収納

限られた予算の中で、満足度の高い家を実現するためには、あらかじめ「ここは妥協しない」「ここはコストカットしてもOK」という線引きをしておくことがポイントです。

4. プロのサポートを早めに活用する

30代夫婦は共働きが多く、日々の生活の中で「土地探し」「設計」「住宅ローンの検討」をすべて自分たちだけでこなすのは大きな負担になります。

だからこそ、信頼できる地域密着型の工務店に早い段階で相談することが、後悔しない家づくりへの近道です。

特に土地から検討される方は、土地探しでかなり時間がかかります。

SANKOの家では、ご希望の学区や周辺環境、通勤・通学の利便性まで含めて、条件に合う土地探しのサポートが可能です。

さらに、資金計画の立案、住宅ローンの銀行選び、補助金制度の活用(例:子育てエコホーム支援事業など)も、トータルでサポートしています。

プロの視点を取り入れることで、「知らなかった!」という落とし穴を回避でき、納得感のある家づくりができます。

実際に30代で注文住宅を建てたお施主様の事例

岡山市南区にお住まいのO様ご夫妻は、30代前半で注文住宅を建てました。

高性能住宅や自然素材の良さについて説明を受けた後からその魅力に興味を持っていただき、家づくりに対する質問にも分かりやすく親身に答えてくれるスタッフの対応の良さから、SANKOでの家づくりをご決断いただきました。

「“エアコン1台で家中が快適な生活を送りたい”という考えから、高気密高断熱な家を選んで本当に良かった」と暑い夏も寒い冬もとても快適に暮らしていただいています。

開放的に過ごせる憧れの広々リビングや、共働き夫婦にピッタリの家事楽な動線は特にこだわったポイントです。

無垢材に囲まれた暮らしで、幼い娘さんものびのびと元気に過ごせていることがとても嬉しいとの声もいただきました。

まとめ

30代は、注文住宅を建てるのに最適なタイミングです。ローンの完済年齢、子育て環境、資産形成など、さまざまな観点からメリットが多くあります。

ただし、将来を見据えた資金計画やライフスタイルに合った間取りなど、注意すべき点もあります。

この記事で紹介したポイントや実例を参考に、ぜひ「理想の家づくり」を実現してください。

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。


HEAT20 G3ランクの快適で、居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。