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2026.02.23

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BELS評価でわかる省エネ性能の見える化|高性能住宅は何で証明する?【岡山注文住宅コラムVol.191】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

住宅購入を検討しているご家族の中には、

「BELSという制度は聞いたことがあるが内容がよく分からない」

「高性能住宅を選ぶ基準としてBELSは参考になるのか知りたい」

と感じている方が多くいらっしゃいます。

住宅性能は完成後に見えにくくなるため、客観的な評価で確認したいと考えるご家族が増えています。

本記事では、高性能住宅とBELSの関係を分かりやすく整理し、評価項目や基準、メリットとデメリット、他制度との違いまでを丁寧に解説します。

この記事を読むと、BELSを通して高性能住宅を見極める視点が身につきます。

岡山で安心して長く暮らせる住まいを建てたいご家族はぜひ最後まで読んでみてください。

高性能住宅とBELSとは?まずは基本から確認

BELSは、住宅の省エネルギー性能を第三者が評価する制度です。

正式名称は「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」です。

制度は国土交通省のガイドラインに基づいて運用されており、高性能住宅を検討する際に、BELSは性能を数値で確認できる指標として役立ちます。

BELSでは一次エネルギー消費量を計算し、星0から星6(再エネ設備あり)までの7段階で表示します。

星の数が多い住宅ほど、省エネルギー性能が高い住宅です。

設計図書と計算書をもとに登録評価機関が審査を行い、評価書が発行されることで、住宅の省エネ性能が客観的に証明されます。

高性能住宅を判断するBELSの評価項目

BELSでは、以下の評価項目により、どれだけ省エネな住宅になっているかを判断します。

外皮性能(断熱性能)

外皮性能はUA値ηAC値で評価します。

UA値(外皮平均熱貫流率)は、「住宅の壁や屋根、床、窓などの外皮から内部の熱がどれだけ逃げやすいか」を示します。

つまり、数値が小さいほど断熱性能が高い住宅であるということがわかります。

岡山県の6地域ではUA値0.87以下(断熱等級4)が最低ラインとなります。

ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)は、「夏季の太陽日射の室内への入りやすさ」を示します。

つまり、ηAC値が小さい住宅は夏の日射熱を抑えやすい住宅です。

外皮性能が高い住宅は屋外の影響を受けにくくなります。

空調設備の一次エネルギー消費量

空調設備は冷暖房機器の効率で計算します。

エアコンのAPF値(通年エネルギー消費効率)やCOP値(成績係数)が高い設備ほど一次エネルギー消費量が小さくなります。

断熱性能が高い住宅では冷暖房負荷が小さくなります。

その結果、空調にかかる一次エネルギー消費量が削減されます。

換気設備の一次エネルギー消費量

換気設備は消費電力で評価します。

第一種換気設備の場合は熱交換効率も計算に反映されます。

熱交換率が高い設備は冷暖房負荷を抑える効果があります。

給湯設備の一次エネルギー消費量

給湯設備は家庭全体のエネルギー消費の約30%を占めます。

エコキュートや高効率ガス給湯器は効率が高いため、一次エネルギー消費量が削減されます。

例えば年間給湯エネルギーが15GJの場合、高効率機器を採用すると10GJ程度まで削減できるケースがあります。

照明設備の一次エネルギー消費量

照明設備はLEDの採用で削減できます。

全室LEDを採用した住宅は、従来型照明に比べて約50%の消費電力削減が可能です。

再エネ設備による創エネルギー量

太陽光発電設備は創エネルギー量として計算に加算されます。

例えば5kWの太陽光発電を設置した場合、岡山県では年間約5,000〜6,000kWhの発電が見込まれます。

BELSの計算では、創エネルギー量を一次エネルギー換算して差し引きます。

その結果、設計一次エネルギー消費量が小さくなり、BEIが改善します。

BELSの評価基準と星の意味とは

星の数は「BEI」という指標で決まります。

BEI = 設計一次エネルギー消費量 ÷ 基準一次エネルギー消費量 です。

エネルギー消費量の削減率が高くなるほど星の数が増えます。

BEIが1.0以下であれば、星1(省エネ基準)、BEIが0.5以下であれば、星6を達成しています。

BEIが小さいほど、基準より多くエネルギーを削減している住宅です。

2025年から新築住宅は省エネ基準適合が義務化されました。

義務基準を超える性能を分かりやすく示せる点が、BELSの特徴です。

出典:国土交通省HP

BELSを活用した高性能住宅のメリット

第三者評価による安心

BELSを取得すると、住宅の省エネ性能が第三者によって証明されます。

住宅会社の説明だけではなく、評価書で確認できます。

複数の住宅を比較する際に公平な基準になり、性能に対する納得感が高まります。

光熱費の削減効果

一次エネルギー消費量を抑えた住宅は、光熱費の削減が期待できます。

年間光熱費が20万円の場合、15%削減できれば年間3万円の節約になります。

30年間では約90万円の差になります。

長期的な家計負担を軽減できます。

将来の資産価値を支える

省エネ性能が証明された住宅は、市場で評価されやすくなります。

エネルギー価格が上昇する社会では、省エネ性能は重要な価値になります。

評価書がある住宅は売却時の安心材料になります。

BELSを取り入れる際の注意点

申請費用が必要

BELSの取得には申請費用が発生します。

費用は数万円から十数万円が目安です。

設計段階での計算業務も必要です。

予算計画に含める必要があります。

実際の光熱費は暮らし方で変わる

BELSは設計段階での評価です。

実際の光熱費は家族人数や生活スタイルで変動します。

評価書の数値と実際の消費量が完全に一致するわけではありません。

省エネ以外の性能は別途確認

BELSは省エネ性能に特化した制度です。

耐震性能や空気環境の質は直接評価対象ではありません。

総合的な安心を求める場合は、他の評価制度と併せて検討することが重要です。

BELSと他の評価制度の違い

住宅性能の評価制度はBELS以外にもいくつかあり、それぞれ評価基準や項目が違います。

BELSは省エネ性能に特化した分かりやすい評価制度です。

住宅性能表示制度は、耐震性や劣化対策など10分野を評価します。

一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が関わる制度です。

ZEH認定制度は、エネルギー収支ゼロを目指す制度です。

高断熱、高効率設備、太陽光発電の組み合わせが必要です。

高性能住宅を建てることで、補助金がもらえる可能性があり、特定の性能証明を取得することを条件としている場合があります。

高性能住宅を検討する際は、目的に応じて制度を組み合わせることが大切です。

まとめ

BELSは住宅の省エネルギー性能を星で示す制度です。

断熱性能や設備性能を数値で確認できます。

BELSを活用することで、高性能住宅を客観的に判断できます。

どんな家に住み、どんな暮らしがしたいのか、自分たちには何が必要なのか、をしっかりと検討することが大切です。

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの居心地の良い空間です。


高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。