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家づくりコラム

2025.06.16

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C値・Ua値とは|数値で証明された快適性と省エネ性能【岡山注文住宅コラムVol.82】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

新築住宅を検討していると、「C値」「UA値」という専門用語が頻繁に出てきて、戸惑った経験はありませんか?

「そもそもC値やUA値って何?」

「どうしてそんなに重要なの?」

と感じる方も多いはずです。

この記事では、「C値」と「UA値」の違いやそれぞれの意味、そして快適な住まいを建てるうえでの重要性について、わかりやすく解説します。

また、HEAT20のG2・G3グレードにも触れながら、今後求められる住宅性能とは何かを明らかにし、理想の住まいをつくるヒントをお届けします。

この記事を読めば、新築住宅における断熱性や気密性、省エネ性能の重要性が理解でき、賢い住宅選びができるようになります。

岡山で家づくりを考えているご家族、特に「健康」「快適」「高性能」にこだわりたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

UA値とは?住宅の断熱性能を数値でチェック

UA値とは、住宅の「外皮平均熱貫流率」のことで、住宅の断熱性能を示す数値です。

UA値は、家の中からどれだけ熱が外に逃げやすいかを示しており、数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。

たとえば、UA値が0.46W/㎡Kの家と0.87W/㎡Kの家では、前者のほうが冷暖房の効率が高く、夏も冬も快適に過ごせます。

SANKOの家では、エアコンの欠かせない真夏や真冬でもエアコン一台で快適に過ごすことができます。

このように、UA値は暮らしの快適さや光熱費にも大きく関係する大切な指標です。

C値とは?暮らしの快適さを左右する気密性の目安

C値とは、住宅の「相当隙間面積」を数値で表したもので、家全体の気密性能を示します。

1㎡あたりにどれくらいの隙間があるかを表しており、数値が小さいほど外気が入りにくく、すきま風の少ない家になります。

たとえば、C値が5.0の家と0.3の家では、隙間の量に大きな違いがあります。

SANKOの家では、C値0.1以下を基準に施工し、冷暖房の効率を最大限に引き出しています。

気密性が高いことで花粉やホコリの侵入も抑えられ、アレルギーに悩むご家庭にも安心です。

新築の計画段階でUA値・C値を知るべき理由

住宅は一度建てると、性能の見直しが難しくなります。そのため、最初から断熱性や気密性について理解しておくことが大切です。

UA値とC値は、家の快適性や省エネ性だけでなく、健康にも深く関わってきます。

断熱性能が高ければ、結露が発生しにくく、カビダニの繁殖を抑えられます。気密性が高ければ、計画的な換気がスムーズに行えます。

新築時にこれらの数値を意識することで、長く快適に暮らせる住まいを実現できます。

地域ごとに異なるUA値の基準を知っておこう

UA値は、日本の気候区分ごとに基準値が設定されています。そのため、住む地域によって求められる断熱性能が異なります。

 

たとえば、岡山県(6地域)の省エネ基準は0.87W/㎡Kですが、ZEHでは0.6W/㎡K、HEAT20 G2では0.46W/㎡K、さらにG3では0.26W/㎡Kが基準です。

SANKOの家では、HEAT20のG2.5グレードを標準とし、さらに高性能なG3をおすすめしています。

実際、G3仕様の住宅では「冬でも夏でも年中快適!」というお客様の声も届いています。

UA値・C値・Q値のちがいとは?それぞれの役割

住宅性能を示す数値には、UA値・C値のほかにQ値(熱損失係数)もあります。

UA値は断熱性、C値は気密性、Q値は家全体で失われる熱の量を表しています。

現在は、実生活に直結するUA値やC値が重視されており、Q値は設計上の理論値として扱われることが多いです。

そのため、新築時にはUA値とC値を確認しておくことが、より現実的な性能評価につながります。

性能を数値で確認!UA値・C値・Q値の測定と計算方法

UA値は、屋根・壁・床・窓などの部位ごとの断熱性能と外皮面積から計算します。

UA値(w/㎡・K)=建物の熱損失量の合計(w/K)÷外皮面積(㎡)

C値は、実際の建物に専用の気密測定器を使って測定され、設計通りの気密性能が実現されているか確認できます。

Q値は、内部と外部の温度差に基づいて、家全体の熱損失量から算出されます。

いずれも住宅の性能を見える化する上で、非常に重要な基準です。

快適な住まいを実現するための理想の数値とは?

SANKOが考える省エネで快適な住宅を目指すなら、UA値は0.36W/㎡K以下、C値は0.1㎠/㎡以下がひとつの目安です。

HEAT20のG2.5以上であれば、家庭用エアコン1台でも冬場や夏場の全館空調が実現できます。

SANKOの家では、全棟で気密測定を実施し、全棟C値0.1㎠/㎡以下の高性能な家づくりにこだわっています。

これからの住宅づくりは“性能”が主役になる

2025年4月から、新築住宅に省エネ基準の適合が義務化されました。

今後は、断熱性・気密性といった性能が住宅選びの重要な基準になります。

これらの性能が高い住宅は、冷暖房費を抑えながら、結露やカビを防ぎ、健康で快適な室内環境を保つことができます。

住宅は見た目だけでなく、数値で確かめられる性能にも注目して選ぶことが大切です。

高性能な家を建てるには“信頼できる会社”を選ぶことが大切

住宅の性能は、設計だけでなく、正確な施工によって初めて実現します。

UA値やC値などの性能数値を理解し、丁寧に施工してくれる工務店を選ぶことがとても重要です。

SANKOの家では、HEAT20のG2.5・G3レベルの性能を基準に、断熱材や窓の選定、現場での施工精度に至るまで細かくチェックしています。

実際にモデルハウスを見学された方からは、「玄関を開けた瞬間に快適さがわかる」といった感想もいただいています。

まとめ

この記事では、住宅の断熱性を表すUA値と気密性を示すC値の基礎から、それぞれの違いや重要性、理想的な数値の目安まで詳しくご紹介しました。

これからの家づくりでは、見た目のデザインだけでなく「数値で証明された快適性と省エネ性能」が求められます。

HEAT20のG2.5・G3グレードといった高水準の断熱・気密性能は、家族の健康と暮らしやすさ、そして長期的な省エネ効果に直結します。

SANKOの家では、科学的に裏付けられた性能にこだわり、「人を想う。高性能住宅のその先へ。」を理念に家づくりを行っています。

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。 HEAT20 G3ランクの居心地の良い空間です。


蒸し暑い夏の時期こそ、高性能住宅をご体感に来てみてくださいね。