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家づくりコラム

2025.07.20

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C値0.5以下は当たり前?|高性能住宅を建てるなら地域密着の工務店へ【岡山注文住宅コラムVol.116】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「高気密高断熱の家って、結局どこで建てれば安心なの?」

「C値やUA値ってよく聞くけど、どう比較すればいいの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?性能重視で家づくりを考えている方にとって、

数値や基準、施工の違いを正しく理解することはとても重要です。

この記事では、高気密高断熱住宅に求められる性能基準の具体的な数値や、

工務店だからこそできる断熱・気密施工の工夫実例紹介を交えた住まいの魅力まで、幅広くご紹介します。

この記事を読むことで、高性能住宅の選び方が明確になり、信頼できる工務店選びのポイントがわかるようになります。

「家族が健康に暮らせる高性能な家を建てたい」「大手よりも丁寧な仕事をしてくれる地元の工務店に依頼したい」

というご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

高性能・高断熱住宅の数値と性能基準

C値・UA値とは?住宅性能を数値で可視化

住宅の「気密性」はC値(相当隙間面積)で表され、断熱性UA値(外皮平均熱貫流率)で評価されます。

  • C値:0.5以下であれば、高気密住宅と呼ばれるレベル

  • UA値:0.46以下でHEAT20 G2、0.26以下でG3ランクに該当

これらの基準は、家の隙間の少なさ熱が逃げにくい構造を示し、冷暖房効率や快適性に直結します。

ZEHとHEAT20の違いとは?

ZEH(ゼロエネルギーハウス)とは、省エネ+創エネでエネルギー消費をゼロに近づける考え方。

HEAT20は、室内環境の質や断熱・気密そのものを重視する指標です。

つまり、「ZEHでありながらHEAT20 G2以上の性能」が理想的。

SANKOの家ではこの両立を前提に設計しています。(Ua値0.36以下・C値0.04平均)

工務店だからこそ実現できる、細部までこだわった断熱・気密施工

地元の気候風土に合わせた断熱材・工法の選定

大手ハウスメーカーと違い、地域密着の工務店では

岡山の気候特性(温暖だが湿気が多い)を考慮した素材選びと施工が可能です。

気密施工の精度は職人の腕が決める

気密施工は、専属大工の熟練した技術が必要不可欠です。

SANKOの家では、気密測定会を全棟実施し、数値で品質を保証しています。

実例紹介

高気密高断熱×自然素材の住まい

M様邸

  • Ua値0.32
  • C値0.03
  • 耐震等級3

毎日が素足で歩きたくなる心地よさ

キッチンとパントリーだけでも収納がぐっと増えて、お皿や食材もすぐに取り出せるので、料理もとても快適になりました。

今では「裸足で生活したい」と思うくらい、床の質感も心地よくて、

空気感も空調の効き具合もばっちりで、本当に快適な暮らしができています。

よくある疑問Q&A

Q1. 高気密高断熱住宅は本当に夏は暑くないの?

→断熱材の性能が高いと、外の熱が室内に入ってきにくくなります

そのため、日射遮蔽や軒の設計を工夫すれば、夏でもエアコン効率よく使えて快適に過ごすことができます。

Q2. 結露は起きないの?

→SANKOの家では第3種換気(自然給気+機械排気)を採用しています。

計画的な排気で湿気や汚染物質を効率よく外に出すことができるため、結露のリスクを大幅に抑えることが可能です。

また、断熱・気密施工を丁寧に行い、壁内に湿気がこもらないよう設計しているため、壁体内結露や窓まわりの結露も発生しにくいのが特長です。

実際に、冬場でも「窓が濡れない」「カビ臭さがしない」といった声を多くいただいています。

第3種換気システムで計画換気を行う為には超高気密が必要不可欠です。

Q3. 高性能住宅は価格が高い?

→初期コストは多少上がっても、

光熱費削減・長寿命化・健康面での医療費軽減など、長期的にはコストメリットが大きいです。

自分に合った工務店の見極め方

チェック①:C値・UA値などの数値を公表しているか

→数値を明記しているかどうかは、性能に責任を持っている証拠です。

チェック②:完成見学会で“体感”できる性能を確認する

→住宅の性能は、実際にその空間で過ごして初めてわかることも多くあります。

SANKOの家では、HEAT20 G3レベルの快適さや空気の質感を体感できる完成見学会を開催しています。

見学時には次のような点をチェックしてみてください。

  • 冬の朝、エアコンなしで室温が何度あるか

  • 窓際や玄関まわりが冷たくないか

  • 空気がこもっている感じがしないか

  • 家の中で温度差がほとんどないか

数値と図面だけでは伝わらない“暮らしの快適さ”を、ぜひ実際の住空間で体感して判断してください。

チェック③:地域での施工実績や評判

実際にその地域の気候で快適に暮らせているかどうか

口コミやOB宅訪問の有無も参考にしましょう。

まとめ

家は「デザイン」より「性能」で選ぶ時代へ

高気密高断熱の注文住宅は、家族の健康・光熱費・住み心地に大きく関わる「住宅性能」がカギです。

C値0.5以下は今や当たり前の時代

だからこそ、数値に責任を持ち、地域の気候を理解している地元密着の工務店を選ぶことが重要です。

「夏も冬も快適」「健康に暮らせる」「家計にも優しい」。

そんな理想の暮らしは、確かな性能と丁寧な施工から生まれます。

そのため、「建てたばかりの時に、できるだけ気密性の高い家にしておくこと」がとても大切です。

最初にしっかりと気密性能を高めておくことで、将来的にも快適な空気環境を保ちやすくなります。

HEAT20 G3ランクの快適で、居心地の良い空間です。

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。