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2026.07.13
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ZEHとは?後悔しない住まいづくりのために知っておきたい基礎知識【岡山・倉敷注文住宅コラムVol.20】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「ZEH(ゼッチ)という言葉をよく聞くけれど、どのような住宅なのかわからない」
「これから家を建てるならZEHにした方が良いの?」
と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
近年は、電気料金の上昇や環境問題への関心の高まりを背景に、ZEH住宅への注目が年々高まっています。
また、国は住宅の省エネルギー化を推進しており、これからの新築住宅には今まで以上に高い性能が求められる時代になっています。
この記事では、ZEHとは何かという基本から、ZEHの種類や条件、メリット・デメリットまで、住宅購入を検討している方にもわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、ZEHがどのような住宅なのか、家族に合った住まいなのかを判断できるようになります。
これから新築住宅をご検討されるご家族や、長く快適に暮らせる高性能住宅を建てたいご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
ZEHとは?まず知っておきたい住宅の基本
ZEH(ゼッチ)とは、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略称です。
住宅で消費するエネルギーをできるだけ減らし、太陽光発電などでエネルギーを創り出すことで、年間の一次エネルギー消費量の収支を実質ゼロ以下にすることを目指した住宅です。
「電気をたくさん発電する住宅」というイメージを持たれることがありますが、実際には住宅そのものの性能を高めることがZEHの基本です。
高断熱・高気密の住宅は、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を保ちやすくなります。
そのため冷暖房の使用を抑えることができ、省エネにつながります。
そのうえで、高効率設備や太陽光発電を組み合わせることで、エネルギー消費量を大幅に削減します。
つまりZEHとは、「創エネルギー住宅」ではなく、「省エネルギー住宅をさらに進化させた高性能住宅」と考えるとわかりやすいでしょう。
なぜ今、ZEHが注目されているの?
ZEHは、これからの住まいの基準として、国も普及を進めている住宅です。
日本政府は、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の実現を目標に掲げています。
その取り組みとして、2025年4月からは、すべての新築住宅で省エネ基準への適合が義務化されました。
これにより、新築住宅には一定以上の断熱性能や省エネ性能が求められる時代になっています。
さらに国は、2030年度までに新築住宅をZEH水準の省エネ性能へ引き上げることを目標としています。
今後はZEH水準の住宅が新築住宅のスタンダードになっていくと考えられています。
そのような中で、ZEH住宅は、光熱費の削減や災害への備えまで考えた、より付加価値の高い住まいとして選ばれていくでしょう。
住宅は一度建てると何十年も住み続けます。
将来の省エネ基準や電気料金の変化まで見据えて住宅性能を選ぶことが、長く快適に暮らすための大切なポイントです。
ZEHにはどんな種類がある?
ZEHには、地域や敷地条件に応じていくつかの種類があります。
どの種類も高い断熱性能と省エネ性能を備えている点は共通していますが、創エネルギーによる削減量などの基準が異なります。
ZEH
ZEHは、もっとも基本となる基準です。
- 断熱性能:ZEH基準の断熱性能を満たす
- 省エネ性能:高効率設備により一次エネルギー消費量を20%以上削減
- 創エネルギー:太陽光発電などを含め、年間の一次エネルギー消費量を100%以上削減(実質ゼロ以下)
一般的に「ZEH住宅」という場合は、この基準を満たした住宅を指します。
Nearly ZEH
Nearly ZEHは、寒冷地や積雪地域など、太陽光発電による十分な発電量を確保しにくい地域向けの基準です。
- 断熱性能:ZEH基準の断熱性能を満たす
- 省エネ性能:高効率設備により一次エネルギー消費量を20%以上削減
- 創エネルギー:年間の一次エネルギー消費量を75%以上100%未満削減
地域の特性を考慮し、ZEHより創エネルギーの基準が緩和されています。
ZEH Oriented
ZEH Orientedは、都市部や狭小地など、太陽光発電の設置が難しい住宅を対象とした基準です。
- 断熱性能:ZEH基準の断熱性能を満たす
- 省エネ性能:高効率設備により一次エネルギー消費量を20%以上削減
- 創エネルギー:太陽光発電の設置は必須ではない
ZEH Orientedは、住宅そのものの省エネ性能を重視した基準であり、敷地条件などにより太陽光発電の設置が難しい場合に適用されます。
ZEH水準
ZEH水準は、ZEHと同等の断熱性能と省エネ性能を備えた住宅の基準です。
- 断熱性能:ZEH基準の断熱性能を満たす
- 省エネ性能:高効率設備により一次エネルギー消費量を20%以上削減
- 創エネルギー:太陽光発電などの設置は必須ではない
ZEHとの大きな違いは、太陽光発電などの創エネルギー設備が必須ではない点です。
2030年度までに国が新築住宅の標準として目指しているのが、この「ZEH水準」の住宅です。

ZEH住宅になるための条件
ZEH住宅として認められるためには、国が定めた基準を満たす必要があります。
住宅会社によって仕様は異なりますが、大きく分けると次の3つが重要になります。
高い断熱性能を備える
ZEHでは、外壁・屋根・床・窓の断熱性能を高めることが基本になります。
断熱性能が高い住宅は、外気温の影響を受けにくくなるため、一年を通して快適な室温を維持できます。
断熱性能は、冷暖房費の削減だけではなく、健康で快適な暮らしにも大きく関わる重要な性能です。
高効率設備を採用する
ZEHでは、住宅設備にも省エネ性能が求められます。
代表的な設備には次のようなものがあります。
- 高効率エアコン
- 高効率給湯器(エコキュートなど)
- LED照明
- 高効率換気システム
住宅全体でエネルギーを無駄なく使うことで、年間のエネルギー消費量を大幅に削減できます。
太陽光発電などでエネルギーを創る
ZEHの特徴は、省エネだけではなく「創エネ」を取り入れることです。
太陽光発電によって住宅で使う電気を自宅でつくることで、電力会社から購入する電気を減らすことができます。
さらに、余った電気を売電したり、蓄電池にためて災害時に利用したりすることも可能です。

ZEH住宅で暮らしが快適になる理由
ZEHには、家計にも暮らしにも多くのメリットがあります。
近年は光熱費の上昇や災害への備えという面からも、多くのご家庭がZEHを選ぶようになっています。
光熱費を抑えやすくなる
高断熱・高気密住宅は冷暖房効率が高いため、少ないエネルギーで快適な室温を維持できます。
さらに、太陽光発電によって日中に使用する電気をまかなえるため、購入する電力量も減らせます。
住宅は何十年も住み続ける場所です。
毎月数千円の光熱費削減でも、30年・40年と積み重なることで大きな差になります。
一年中快適に過ごしやすい
断熱性能が高いため、冬でも暖かく、夏でも涼しい室内環境を保ちやすくなります。
リビングだけではなく廊下や脱衣室との温度差も小さくなるため、冬場のヒートショック対策にもつながります。
毎日過ごす住まいだからこそ、「快適さ」は暮らしの満足度を大きく左右するポイントです。
災害時の備えになる
近年は大雨や台風、地震などの自然災害が増えています。
ZEH住宅では、太陽光発電や蓄電池を組み合わせることで、停電時にも最低限の電気を使える可能性があります。
スマートフォンの充電や照明、冷蔵庫などを使用できれば、災害時の安心感は大きく変わります。
住まいは家族を守る場所でもあります。
ZEHは、日常だけではなく、もしもの備えとしても役立つ住宅です。
ZEH住宅の知っておきたい注意点
ZEHには多くのメリットがありますが、住まいづくりで後悔しないためにはデメリットも理解しておくことが大切です。
メリットだけで判断するのではなく、長期的な視点で住まいを検討しましょう。
建築費用が高くなりやすい
ZEH住宅は、高性能な断熱材や高性能な窓、高効率設備、太陽光発電などを採用するため、一般的な住宅より建築費用が高くなる傾向があります。
しかし、毎月の光熱費を抑えられることや、住宅の性能によって快適性が向上することを考えると、長い目で見るとメリットを感じられるケースも少なくありません。
住宅は建築費だけではなく、住み始めてからかかる「生涯コスト」で考えることが重要です。
メンテナンス費用がかかる
太陽光発電やパワーコンディショナーには寿命があります。
長く使い続けるためには、点検や交換などのメンテナンス費用も必要になります。
建築時の費用だけではなく、将来の維持管理まで考えた資金計画を立てておくことが大切です。
ZEHを選ぶときに大切な3つのポイント
ZEHを選ぶ際は、「ZEHだから安心」と考えるのではなく、住宅全体の性能を確認することが大切です。
信頼できる会社を選ぶ
ZEH住宅と言っても、断熱性能や気密性能、施工品質によって、実際の住み心地や省エネ性能は大きく変わります。
住宅会社を選ぶ際は、UA値やC値などの性能をしっかり公開しているか、アフターサポートが充実しているか、施工実績が豊富かなどを確認しましょう。
安心して長く暮らすためには、信頼できる住宅会社を選ぶことが大切です。
暮らしに合った設備を選ぶ
太陽光発電や蓄電池は、設置すれば良いというものではありません。
家族構成や電気の使い方に合わせて計画することで、設備の性能を十分に活かすことができます。
住宅会社と相談しながら、自分たちの暮らしに合った設備を選びましょう。
性能だけではなく健康も考える
住宅は毎日長い時間を過ごす場所です。
断熱性能や省エネ性能だけではなく、空気環境や温熱環境まで考えた住まいづくりが、家族の健康につながります。
住宅性能の数字だけではなく、「どのような暮らしができるのか」という視点で住宅会社を選ぶことも大切です。
まとめ
ZEHは、高断熱・高気密・高効率設備・太陽光発電を組み合わせることで、年間のエネルギー収支を実質ゼロ以下にすることを目指した高性能住宅です。
光熱費を抑えられることはもちろん、一年中快適に暮らせる住環境や、災害への備え、将来の住宅性能基準への対応など、多くのメリットがあります。
また、2030年度には新築住宅の省エネ性能がZEH水準へ引き上げられることが国の目標として示されており、高性能住宅はこれからのスタンダードになっていきます。
住宅は、ご家族が何十年も暮らし続ける大切な場所です。
これから住まいづくりを始める方は、目先の費用だけではなく、快適性や健康、省エネ性能まで含めて住宅を選ぶことをおすすめします。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。
