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2025.07.02
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工務店とハウスメーカーの違いとは?|家づくり初心者必見ガイド【岡山注文住宅コラムVol.98】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
「家を建てたい」と考えはじめたとき、まず最初に迷うのが「工務店とハウスメーカー、どちらに依頼すべきか?」ということではないでしょうか? 家づくりは人生でもっとも大きな買い物。選び方を間違えると、後悔する可能性もあります。
この記事では、工務店とハウスメーカーの違いや特徴、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。 設計・素材・施工体制・アフターサポート・費用など、あらゆる視点から比較することで、自分たちにぴったりの家づくりのパートナーを見つけるヒントをお届けします。
これから家づくりを考えはじめるご家族や、「なんとなくハウスメーカーのほうが安心そう…」と迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください!
目次
Q. 工務店とハウスメーカーの違いとは?
A. 工務店は地域密着型で柔軟な対応が得意、ハウスメーカーは全国展開で標準化された商品力が強みです。
工務店は各地域に根ざした家づくりをしており、土地の気候や風土に合った設計が可能です。反対に、ハウスメーカーは全国どこでも一定品質の住宅を提供できる強みがあります。規格住宅を中心に展開するため、効率的な工期管理と品質管理が行えます。
一方、工務店は完全自由設計や自然素材を使った家づくりが得意で、オーダーメイド志向の方にはぴったり。ハウスメーカーは基本仕様が決まっているため、デザインや素材選びに制限が出ることもあります。
SANKOの家では、専属の大工がすべての施工を担当しています。外注任せにせず、長年信頼を築いてきた職人による確かな技術と連携で、細部まで丁寧に仕上げることが可能です。
Q. 施工体制に違いはあるの?
A. ハウスメーカーは分業体制、工務店は専属大工による一貫施工が強みです。
ハウスメーカーは、設計・施工・現場管理をそれぞれ分業で行っており、効率的に大量の住宅を供給できる仕組みになっています。営業担当・設計担当・現場監督・職人などがそれぞれ別会社であることも多く、担当者間の連携がスムーズでないケースもあります。
一方、工務店は現場との距離が近く、設計から施工まで一貫して対応することが一般的です。SANKOの家では、長年信頼関係を築いた専属の大工がすべての現場を担当しています。
現場での細かい要望にも柔軟に対応できるだけでなく、木材や自然素材の扱いに慣れた職人が、質の高い仕上がりを実現してくれます。家づくりに「人の手の温もり」や「丁寧さ」を求める方には、専属大工による施工体制は大きな安心材料となるでしょう。
Q. 無垢材・漆喰・珪藻土など、自然素材を使いたいときは?
A. 自然素材を生かした家づくりなら、工務店がおすすめです。
無垢材は、足触りが柔らかく断熱性にも優れており、調湿作用もあります。しかし施工には熟練の技術が必要で、木の反りや割れを見越した設計が求められます。
漆喰や珪藻土も同様で、自然素材ならではの風合いが出せる一方で、施工時の温度・湿度管理などにも注意が必要です。
地域密着で施工実績のある工務店なら、素材の特性を理解した上で最適な施工をしてくれるため、安心して任せられます。
SANKOの家では、自然素材の扱いに慣れた専属大工が対応するため、長年のノウハウを活かした丁寧な仕上がりが期待できます。
Q. 建築費やランニングコストの違いは?
A. 工務店は予算に応じて柔軟に調整しやすく、ハウスメーカーはコストの透明性が高いです。
ハウスメーカーは仕様が標準化されているため、見積もりが明確で予算の管理がしやすいというメリットがあります。ただしカスタマイズの範囲が狭いため、「少しだけ変えたい」が難しい場合も。
工務店は要望に合わせて一から設計する分、調整が可能。筆者のお客様でも、建物予算3000万円で無垢床+高断熱仕様+家事動線を重視した間取りを実現された方がいらっしゃいました。
Q. アフターサービスや保証体制の違いは?
A. ハウスメーカーは全国規模の保証体制があり、工務店は地域密着ならではの素早い対応が魅力です。
ハウスメーカーは長期保証制度や大手ならではの安心感が魅力。ただし、相談窓口が本社やコールセンターになることもあり、現場対応が遅れるケースも。
一方、工務店は地元で信頼を積み重ねており、何かあったときにすぐ駆けつけてもらえる安心感があります。 特に高性能住宅では、細かいメンテナンスが長期的な住み心地に直結するため、アフター対応の速さは重要なポイントです。
Q. ライフスタイルに合わせて選ぶなら?
A. 自分たちのこだわりを形にしたいなら工務店、効率的な家づくりをしたいならハウスメーカーです。
たとえば共働きで家づくりにあまり時間をかけられない方や、転勤の可能性がある方は、全国展開のハウスメーカーのほうが手間がかかりません。
一方で、家族構成や生活動線を大切にしたい、素材や空間にこだわりたいという方には、柔軟に対応できる工務店が向いています。
実際、自然素材や間取りの工夫で「子どものアレルギーが改善した」というご家庭もあります。生活に寄り添った家づくりができるのは、工務店ならではです。
各社それぞれ得意分野が異なります。たとえば、「住宅性能」に力を入れている会社もあれば、「設計」や「デザイン」に強みを持つ会社もあります。どのポイントを優先したいのか、ご家族で話し合って明確にしておくことが、後悔しない家づくりの第一歩です。
まとめ
工務店とハウスメーカーの違いは、家づくりのスタイルそのものに大きく関わってきます。
「自由度の高さ」「素材のこだわり」「アフターの迅速さ」などを重視するなら工務店がぴったり。
「価格の明確さ」「保証の安心感」「手間の少なさ」を求めるならハウスメーカーがおすすめです。
どちらを選ぶにしても、自分たちの価値観やライフスタイルに合った依頼先を選ぶことが、後悔しない家づくりにつながります。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの涼しく快適で、居心地の良い空間です。
高性能住宅を是非ご体感に来てみてください。